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【界 長門】~職人、生産者と行うご当地文化体験「手業(てわざ)のひととき」・夏~「赤間硯(あかますずり)職人と行う自分だけの硯づくり体験」開催|期間:2021年7月22日~8月22日

@Press / 2021年5月18日 13時0分

墨がするすると滑らかに溶けていく赤間硯

星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランド「界」は、地域の文化を継承する職人や作家、生産者の方々と連携し、宿泊者がその希少な技を間近で見て、一緒に行うことができるご当地文化体験を「手業(てわざ)のひととき」と題して提供しています。「その地域、その季節ならではのおもてなし」にこだわってきた界が提供する集大成ともいえる文化体験で、夏は界 箱根、界 伊東、界 アルプス、界 長門の4施設で実施予定です。
界 長門では、2021年7月22日から8月22日までの期間、800年以上の歴史を持つ山口県の伝統工芸・赤間硯(あかますずり)を職人と共に作成します。初日は赤間硯で墨を磨(す)って絵や文字を綴り、墨がするすると滑らかにほどけていく赤間硯の使い心地を堪能します。翌日は職人と共に素材から赤間硯を削り出し、自分だけの硯を完成させます。


画像 : https://newscast.jp/attachments/iSYJcRii8zZdglB6z4Ip.jpg
墨がするすると滑らかに溶けていく赤間硯


「手業のひととき」とは



画像 : https://newscast.jp/attachments/EMOLRRezlcFdnafxGJpo.jpg
無駄のないデザインの赤間硯の形


地域の文化を継承する職人や作家、生産者の方々と連携し、宿泊者がその希少な技を間近で見て、一緒に行うことができるご当地文化体験です。ブランド発足以来、「その地域、その季節ならではのおもてなし」を提供してきた「界」は、地域の職人や作家、生産者の方々から文化のルーツを詳しく学んだり、丁寧な手仕事を間近で見学させてもらう機会が多く、その度に発見があり、その地域に一層愛着を感じるという経験を重ねてきました。その経験を元に、宿泊者にもぜひ、地域の職人、作家、生産者とその技に触れ、より深く地域の魅力を感じて欲しいという思いで「手業のひととき」を春夏秋冬、各季節4施設ずつ企画しています。


「赤間硯」とは


山口県の伝統工芸品である赤間硯は800年以上の歴史があり、江戸時代には藩主への贈答用として用いられてきました。原料となる赤間石は石英や鉄分を多く含んでいるため硯に適しており、赤間硯で磨る墨は粒子が細かく、発色も伸びもよい墨汁ができると評されています。磨りはじめるとすぐに墨が香り立つのもその特徴です。良い硯を作るためには、原石となる赤間石の質が大きく影響するため、職人自身が良い石を見極め、採石を行っています。後継者不足が課題となっており、原石の採取から硯づくりまで行っている職人は現在ではわずか3名となっています。



「手業のひととき」を担当する職人 作硯家(さくけんか) 日枝(ひえだ) 陽一氏


画像 : https://newscast.jp/attachments/ozPuxyH5z4tE7h3TncpW.jpg
作硯家 日枝 陽一氏


<プロフィール>
山口県宇部市にある日枝玉峯堂(ひえだぎょくほうどう)4代目。原石の採石から製作、販売までを一貫して行う。採石を専門としていた初代のながれを受け、質の良い原石を使用した作硯には定評がある。赤間石の優しく温かみのある色を活かした、日枝氏が手掛ける楕円形の硯は現代の生活空間に合うデザインで人気が高い。山口県芸術文化振興奨励賞(2016年)、第64回日本伝統工芸展日本工芸会奨励賞(2017年)など受賞歴多数。


<コメント>
作業で石を削ったり、磨いたりしたことのある人は、ほぼいないはずですから、皆さん初めての体験です。石が相手なので少したいへんですが、コツさえ分かれば難しい体験ではありません。わかりやすくご指導しますので、安心してご参加ください。硯石は比較的硬さや粒子が均一な石ですが、自然のものですので、当然硬い部分や粗い部分などがあります。職人は感覚を駆使し、石と対話をしながら進めて行きます。ぜひ音として聞こえてこない石の声を聞き、対話を楽しみながら、ご自分の使用している姿を思い浮かべながら、使いやすいかたちを追及して下さい。完成した硯は、商品として販売できるレベルに仕上がりますので、ご期待ください。


職人の道具を使って赤間硯づくりを体験



画像 : https://newscast.jp/attachments/mCKluHcVjEyGb9j1PWkC.png
ノミで硯彫りをする様子


硯づくり体験では、日枝氏にガイドを受けながら硯彫りを体験します。実際に職人の方が使っている30cmほどの大きなノミを使って、「墨堂(ぼくどう)」という墨を磨る面を彫ります。その後、砥石や耐水ペーパーなどで表面を滑らかに仕上げます。最後に泥砥石(どろといし)と呼ばれる専用の研ぎ石で、墨をおろすための微細な凹凸をつける「目立て」を行い、硯としての命を与えます。道具を使い、赤間石を硯に変化させていく工程は、職人が代々受け継ぎ、培ってきた正に「手業」と呼べるもので、その一部を経験できることはとても貴重です。出来上がった硯は職人が仕上げを行い、後日郵送します。


硯づくりの前に赤間硯に触れる


画像 : https://newscast.jp/attachments/QuMvalnezFUvntbZdYaU.jpg
ご当地楽「おとなの墨あそび」


宿泊初日は界ブランドのおもてなしの一つ、ご当地の文化を体験する「ご当地楽(とうちがく)」で「おとなの墨あそび」を体験します。「赤間硯」で墨を磨り、芳香を感じ、扇形の型紙に自身の思いを綴ります。赤間硯ならではの墨の伸びや発色の良さを体感できます。また、赤間硯は松下村塾の師である吉田松陰や歴代の長州藩主に愛用されたといわれています。体験をしながら、特色や歴史にまつわる解説をスタッフから受けることができます。


「赤間硯職人と行う自分だけの硯づくり体験」概要


■期間  :2021年7月22日~8月22日の土、日曜日、祝日開催
■時間  :宿泊翌日10:00~12:00
■場所  :界 長門
■料金  :1名 10,000円(税込、宿泊費別)
■定員  :1日4名 *1名より実施
■受付  :前日20時までに下記専用ページから要予約 *事前に宿泊予約が必要です。
■予約URL:[https://www.hoshinoresorts.com/sp/tewaza/]{https://www.hoshinoresorts.com/sp/tewaza/}
■備考  :完成した硯は着払いにてお送りいたします。


モデルスケジュール



画像 : https://newscast.jp/attachments/aUA0JpqIVlRfSJefNXBJ.jpg
ご当地部屋「長門五彩の間」


画像 : https://newscast.jp/attachments/pM9GfwH2moG570OHig4l.jpg
露天風呂


<1日目>
15:00 徳地和紙、萩焼、萩ガラスなどの地域の工芸品があしらわれた
    ご当地部屋「長門五彩の間」にチェックイン
16:00 温泉入浴
17:30 会席料理を味わう
19:30 ご当地楽「おとなの墨あそび」で赤間硯を体験


<2日目> 
08:00 朝食
10:00 手業のひととき「赤間硯づくり体験」
12:00 終了・チェックアウト
    長門湯本温泉街のそぞろ歩きを楽しむ


<最高水準のコロナ対策宣言>



YouTube動画 :
https://www.youtube.com/watch?v=bP_o1DMJzZo


【1】衛生管理
星野リゾートでは、コロナ対策の一環として、お客様の健康と公衆衛生を考慮し、以下の対応を行っております。
・チェックイン時の検温実施
・通常の客室清掃に加え、ホテル館内のアルカリ電解水による清掃と拭き上げ
・館内各所に除菌用アルコールを設置
・全客室に手指消毒用アルコールを設置
・食事処入店時に全てのお客様へ手指のアルコール消毒を実施
・食器類(お皿、グラス)やカトラリーの高温洗浄(80度以上)、食事用トレイの除菌洗浄
・フロントにパネルやビニルシートなどのパーテーションを設置
・館内での接客業務の際にマスクを着用
・スタッフの健康と衛生面の管理徹底(出社前の検温と記録確認)
・湿度40%以上を保つ加湿器を全客室に設置(星のや東京、沖縄県内の施設を除く)
・レストランにおけるメニューのQRコード化(界ブランド全施設)


【2】3密回避
密閉、密集、密接の3つの「密」を回避する滞在を作るべく、以下の対応を行っております。
・大浴場の混雑度がスマートフォンで分かる3密の見える化および混雑予測サービス実施(一部)
・滞在中、混雑が確認された場所での、入所・入店規制
・半個室での食事処にて夕朝食の提供(界 *一部施設を除く)
・食事処の混雑状況を管理し、入店時間の分散化
・チェックアウトのフロント精算時に、入列規制を適宜実施
・客室でのチェックイン対応(星のや・界)
・パブリックスペースへのCO2(二酸化炭素)濃度測定器の配備
・自然換気、機械換気など、建物の設計にあわせた換気の徹底


関連資料:[【星野リゾート】コロナ対策まとめ]{https://drive.google.com/drive/folders/1VE_ZHeCzopebvZ3htCnqGYAdITPAQh9E}


星野リゾート 界 長門


江戸時代、歴代の藩主もたびたび湯治に訪れていた長門湯本温泉。本陣として使われた御茶屋屋敷のイメージと、現代の建築を融合した造りが特徴です。地元の文化をたっぷりとあしらった設えの中で、美肌の湯と新しい雅を堪能できます。
〒759-4103 山口県長門市深川湯本 2229-1/客室数 40 室
[https://kai-ryokan.jp/nagato/]{https://kai-ryokan.jp/nagato/}




詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

【関連画像】
無駄のないデザインの赤間硯の形作硯家 日枝 陽一氏ノミで硯彫りをする様子

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