復興元年、大津波の最高到達地点にさくら並木を造成する「さくら並木プロジェクト」スタート

@Press / 2012年3月7日 15時30分

さくら並木ネットワークは、2011年3月11日に発生した東日本大震災の被災地支援のため、復興元年となる2012年3月11日に、桜並木を東北沿岸部に造成する「さくら並木プロジェクト」を開始いたします。


■「さくら並木プロジェクト」とは
<ビジョン>
2011年に発生した東日本大震災の影響による大津波の最高到達地点に、桜の植樹を通じて、100年先の未来まで、大津波の惨事を風化することなく伝承し、咲き誇る桜が、失った尊いいのちへの鎮魂とともに、将来再びかならず起こる大津波のときに、住民たちの避難の目安となることで、ひとりでも多くのいのちを守ること、また、この植樹事業によって、被災地の造園業の方々などの経済復興支援を行うことを目的とします。

<桜並木の植樹の目的>
○大津波の記憶・伝承
100年先まで2011年の大津波の被害を伝えるとともに、毎年咲く桜が、記憶を風化させずに伝承する。

○慰霊
多くの失われた尊い大切ないのちを、毎年咲き誇る桜の花に重ねて、慰霊の気持ちを継承する。自然とともに生きる、自然と人のつながりを深く感じる。

○景観づくり
大津波で流された、桜の景観を復活させて、花が咲き誇るまちづくり。高台移転にともなう新しいまちにも、桜の景勝地や桜並木をつくる。

○絆づくり
東北の地と全国、世界のサポーターの皆さんを結ぶ絆づくり。

○未来づくり
防災・景観・観光などの視点で、新たな事業創造、雇用創出につなげていく。

<桜の品種選定、メンテナンスの専門集団>
桜の専門知識については、全国に桜の名所づくりや花や緑の研究を行う公益社団法人日本花の会をはじめ、桜の専門家を交えて、植樹する桜の品種の選定やメンテナンスについて検討し、専門的に情報発信、支援を行います。

<東北地方の造園組合の事業づくりに寄与>
植栽等を担当する地元の造園、植木会社と連携して、地元自治会との調整しながら、植栽場所の選定、植樹、管理など、協力体制を作りながら進めています。造園、植木会社の事業創造、雇用創出につなげます。
【連携組織】
・社団法人日本造園組合連合会 岩手県支部
・社団法人日本造園組合連合会 宮城県支部

<地元で活動しているNPO、地元事業者との連携>
東北地方で活動するNPOと情報連携をしています。
【連携組織】
・遠野まごころネット(岩手県沿岸部の被災者の方々を支援するべく、遠野市民を中心として結成されたボランティア集団)
・花と緑の力で3.11プロジェクト みやぎ委員会
・公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会(情報協力)
・赤浜の復興を考える会
・前浜地域振興会
・大船渡ロータリークラブ  他

<花の全国組織である「全国花き振興協議会」もサポーターに参加>
花業界の全国組織「全国花き振興協議会」である社団法人 日本花き生産協会、社団法人 日本花き卸売市場協会、社団法人 全国花卸協会、社団法人 日本生花商協会、社団法人 日本生花通信配達協会、社団法人 日本インドア・グリーン協会の6団体が、「さくら並木ネットワーク」のサポーターとして参加しています。

<海外で活動しているNPOとの連携>
海外で活動するNPOと情報連携し協力体制を進めております。
ロンドン在住邦人で桜ブローチの配布活動をしている「Sakura Front」の皆さんと復興の支援協力をすすめて行きます。
URL: http://sakurafront.org.uk/


■2012年3月11日の植樹について
1.宮城県気仙沼市本吉町(もとよしちょう)
半島状に突き出た小さな漁師の浜、宮城県気仙沼市本吉町天ケ沢・前浜地区は、海側と山側から大津波が襲い、8名の犠牲者と漁業に甚大なる被害を受けました。
小さな集落のこの地区では、住民たちの想いにより、震災の1年後の3月11日に桜の植樹を行います。

【植樹の経緯】
前浜地区の自治会長を中心に、震災半年後には、大津波の到達地点を何らかの方法で後世に残そうと考えていました。2011年9月にスタッフがこの地区に訪れ、到達地点に桜の植樹を提案したことがきっかけで、地域の自治会に出席し「さくら並木ネットワーク」について説明をしました。地区ではまず、地区のイベントとして津波の最高到達地点に杭を打ってまわることに決定しました。
その後、到達地点に土地を持つ地権者に桜の植樹希望者を募る形で植樹計画は進められました。今回は、前浜地区、日門地区にて植栽を行います。

【植樹の概要】
・日時    :2012年3月10日(土)・11日(日)
        ※詳細はお問い合わせください。
・場所    :宮城県 気仙沼市 本吉町 天ケ沢 前浜地区、日門地区
・植樹する方々:住民、社団法人日本造園組合連合会宮城県支部、
        全国花き振興協議会

【植樹する桜】
桜の品種は、樹齢の長いエドヒガン系の桜(一重咲き、枝垂れ)を選定し、一年生の活着率(※1)の良い苗木(高さ1.5メートル程)を94本植栽予定です。
(品種、本数は、変更する可能性があります)
※1 活着率とは、移植をした植物が、根づいて生長すること。

【品種の特徴】
・江戸彼岸(エドヒガン)桜
花形:一重咲き
樹高:成長すると高木(高さ5メートル以上)になります。
特徴:古くから知られる桜で、江戸彼岸桜の中には、天然記念物に指定されるほど長寿で有名な銘木があります。名前の通り、春の彼岸の頃に花が咲き始めます。葉が開く前に花が咲くので非常に観賞価値の高い桜です。


2.宮城県南三陸町志津川(しずがわ)地区
宮城県南三陸町志津川地区の海にほど近く、高台に位置して、南三陸の玄関口ともいえる場所にある東山公園は、推定標高40メートル、海岸から約530メートルの高台にあります。この東山公園には、毎年美しい桜が咲き、住民の皆さんは楽しみにされていたそうです。
ここに植わっていた江戸彼岸桜は今回の大津波でなぎ倒されてしまいました。
公園と同じレベルの斜面地にある住宅も、大きな被害を受けました

地元の造園業 勝倉氏の発案で、南三陸町の建設課のサポートもあり、町に桜を寄付する形で15本の江戸彼岸桜の植樹が決定しました。

“ここに再び、桜を植えて、春には復活ののろし、希望としたい”
“目印となる場所だからこそ、ここは今年の春に花を見せてくれる苗木にしたい”
その想いを実現するために、今年の春には花が鑑賞できる3~5メートルの成木15本を東山公園に植樹する予定です。志津川地区全体では、20ヶ所にわたり、合計140本を植栽することが決定しました。

【植樹の概要】
・日時    :2012年3月中 ※随時、植栽します。
・住所    :宮城県南三陸町志津川地区
・植樹する方々:住民、社団法人日本造園組合連合会宮城県支部
・支援者   :個人支援者 2名、大阪鶴見フラワーセンター、社団法人全国花卸協会
【植樹する桜】
桜の品種は、樹齢の長いエドヒガン系の桜で、1年生の苗木(高さ1.5メートル程)125本、3年生の成木(高さ3~5メートル)を15本予定しています。


3.その他、決定地区
・宮城県:石巻市 渡波地区、気仙沼市 鹿折地区
・岩手県:陸前高田市 上長部地区、大槌町 赤浜地区


4.調整地区
さくら並木ネットワークのスタッフが、現地の皆さんと協議し、調整を行っています。
・岩手県:山田町、大船渡市
・宮城県:仙台市、本吉町小泉地区、気仙沼市唐桑地区
・福島県:南相馬市

つきましては、取材、パブリシティ等、ご協力のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。


5.活動の概要
世界・全国各地から、桜の植樹を支援したいサポーターと、桜を植えたいという地元の方の思いをつなぐ活動です。桜を植栽する造園、植木等の会社の事業も創出し、持続的な活動を目指しています。


6.参加方法
さくら寄付:寄付というカタチで、いくらからでもサポートすることができます。
さくら基金:桜の苗木1本ずつのサポートすることができます。
      3種類の基金からサポート方法を選ぶことができます。
      ・さくら基金A=1万円:1年生の桜の苗木1本の支援
      ・さくら基金B=2万円:1年生の桜の苗木1本と、桜の木にお名前をつけることができます。
      ・さくら基金C(特別) :現地の状況、ご要望によっては、特別な種類や大きさの桜を植樹することがあります。
       WEBサイトを通じて、告知・募集を行います。
サポーター:賛助会員というカタチで支援活動に参加することができます。

現在、ご入金は銀行振込により受け付けております。
環境が整いましたら、クレジット決済などを予定しています。


■さくら並木ネットワークについて
世界・全国各地から、桜植樹を支援したいサポーターと、桜を植えたいという地元の方の想いをつなぐ活動を行っています。
桜を植栽する造園、植木等の会社の事業も創出し、持続的な活動を目指します。
さくら並木ネットワークは同じ想いを持つ、世界・全国各地の方々と復興地、関連団体を桜で結ぶネットワークです。

名称 : さくら並木ネットワーク
     (特定非営利活動法人申請中 2011年12月2日申請受付番号005)
所在地: 〒156-0055 東京都世田谷区船橋6-9-11第3YMTビル2F
代表 : 共同代表理事 細沼 忠良
            小池 潔
URL  : http://sakuranamiki.jpn.org

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