三井物産グローバル投資株式会社、インドに「MGI Group India Private Limited」を設立
@Press / 2012年4月25日 16時0分
三井物産グローバル投資株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大泉 克彦、以下「MGI」)は、2012年1月12日に三井物産株式会社(以下「三井物産」)と共同で、インド共和国ムンバイ市にエムジーアイグループインディアプライベートリミテッド(以下「MGIインディア」)を設立しました。MGIは、三井物産の100%子会社であり、三井物産グループのグローバルなネットワークを活用して海外のベンチャー企業投資を中心とするプライベート・エクイティ投資を推進しています。
現在12.1億人のインドの人口は2030年には14.9億人となり中国を抜いて世界一となると予測されています。また、高齢化する欧米諸国や他のアジア諸国と比較して若い人口が多く、25歳以下の人口が全体の半分以上を占め、今後も長期間にわたって消費市場の拡大と労働力の提供が見込まれます。教育水準が高く、英語が普及しており、欧米流の法制度や会計制度がスタンダードとなっていることから、新興国の高い成長と欧米流のコーポレート・ガバナンス文化の双方のメリットを享受できる地域です。また、歴史的に日本と親密な関係にあり、対日感情が良好なことでも知られています。
MGIはこのようなインドを最重点地域の一つと位置づけ、プライベート・エクイティ投資の取組体制を整えるべく調査および検討を行ってきましたが、投資活動をスピーディーに本格化させるために、この度、インド拠点設立という形でMGIインディア設立に至りました。MGIインディアは今後、三井物産のインドにおけるプライベート・エクイティ投資の橋頭保としての役割も果たすべく、現地スタッフを採用・育成するとともに、インドにおける人的ネットワークを構築した上で「挑戦と創造」のスピリットを体現するために、インドの新しい産業・市場の創造・拡大に貢献できる投資を実行していきます。
■インドにおける重点投資分野は以下の通りです。
(1)中間所得層の台頭により特に急速な拡大が見込まれる「コンシューマー・リテール」並びに「ヘルスケア」分野
医薬品、食品、衣料品、ドラッグストアチェーン、スーパーマーケット、教育、金融サービス、さらに小売業を下支えする物流インフラ等のプラットフォーム事業。
(2)経済成長を周辺で支える基礎産業
農薬・肥料、自動車部品、製紙、印刷、建設資材、建築材料等。
(3)インドならではの水準の高い人的資源とコスト競争力を活かせる分野
各種製造業、ITサービスのアウトソーシング事業。
MGIは、この度のMGIインディア設立によりグローバルなネットワークを深化させ、新興国を中心とする世界の経済成長の果実を享受すべく従来以上に積極的に投資に取り組む方針です。また、投資資金の供給に加えて三井物産グループの様々な産業知見と実業経験を活用することでベンチャー企業等の企業の育成や新規事業の立ち上げ支援を行い、あらゆる分野のイノベーションにグローバルに貢献します。
【MGIインディア概要】
会社名: MGI Group India Private Limited (略称:MGIインディア)
所在地: 77th Floor, Mafatlal Centre, 238 Nariman Point,
Mumbai-400027, Maharashtra, INDIA
代表者: 小出 哲也 マネジング・ディレクター
株主 : MGI 95%、三井物産5%
URL : http://www.mitsui-global.com
【MGI概要】
会社名: 三井物産グローバル投資株式会社 (略称:MGI)
所在地: 〒100-0004 東京都千代田区大手町一丁目3番7号
日本経済新聞社本社ビル8F
代表者: 大泉 克彦 代表取締役社長
株主 : 三井物産100%
URL : http://www.mitsui-global.com
業務内容:
MGIは三井物産の金融・新事業推進本部の100%子会社として海外のベンチャー企業を中心とする投資子会社です。東京に本店を置き、シリコンバレー、ニューヨーク、上海、北京に拠点を構えると共に、三井物産グループの国際ネットワークを活用して米国、中国、インド、イスラエル等の企業に投資しています。総合商社・三井物産の様々なファンクションを駆使して、投資先への様々な支援を行っています。
主要な投資対象分野は、メディカル・ヘルスケア(医薬品、医療機器、医療関連サービス)、クリーンテック(環境技術、新エネルギー)、IT(インターネット・ビジネス、ソフトウェア、エレクトロニクス)、コンシューマー・サービス(外食、リテール)、農業です。
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提供元:@Press
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