ケアネット、医師3,000人に調査 医師の7割以上、接待見直し以降も「MRとの面会頻度は変わらない」と予想

@Press / 2012年3月28日 9時30分

施設別 MRとの面会頻度
 医師・医療従事者向け情報サービスサイトを運営する株式会社ケアネット(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大野 元泰、証券コード:2150)は2012年3月20日~21日、当社医師会員3,000人に対し、製薬企業の「接待見直し」によるMR(医薬情報担当者)との関係性に関する調査を実施しました。

 本調査は、医療用医薬品製造販売業公正取引協議会による公正競争規約の新運用基準により、いわゆる「接待」(懇親のみを目的とした飲食等)を認めなくなることを受け、新基準実施の4月以降MRとの面会頻度はどうなると予想するかを尋ねたものです。
 その結果、勤務施設によらず医師の7割以上が『特に変わらない』と回答した一方で、若手医師ほど『MRとの面会頻度は減る』と予想していることが明らかになりました。以下、詳細を報告いたします。


【結果概要】

◆医師の7割以上は4月以降も「面会頻度は変わらない」
 全体の77%が『特に変わらない』と回答。新基準と関係なく、以前から公務員規定により制限されている国公立病院勤務医の場合は81.9%に上る。診療所医師で79.7%、国公立以外の病院でも73.0%であり、4月以降も“接待”の有無に左右されないと考えている医師が大半を占める結果となった。

◆「情報はMR以外でも得られる」医師、若手ほど顕著に
 一方『全般的に減る』とした医師からは、「勉強は自分でできる」「今やネットで事足りる、MRは不要」といったコメントが多く見られた。そうした傾向は若手ほど顕著であり、30代医師で18.6%、20代で24.2%が『減る』と回答。若い頃から機会の多かった50代以上からは「接待は本質的には不要だが、MRとの接触は新しい医療・医学知識の供給源として貴重な機会」といった意見も寄せられた。

◆「情報提供能力の高いMRが減った」「プロらしく、正しい情報を提供することに期待」
 4月以降、MRに期待することとして、『先生の専門領域の学術知識』(62.2%)『エビデンス・医学論文の提供』(51.0%)が挙げられた。「本来の役割である情報提供が十分できないMRが大多数の中、接待のみ制限しているのが問題」「医師の質問にその場で適切に答えられる知識を持ってほしい」などの声が多く寄せられた。一方、全体の13.5%が『特に期待していない』と回答。


◇4月以降の面会頻度(グラフ)◇
http://www.atpress.ne.jp/releases/26313/A_1.jpg

◇年代別 4月以降の面会頻度(グラフ)◇
http://www.atpress.ne.jp/releases/26313/B_2.jpg

◇4月以降 MRに期待すること(グラフ)◇
http://www.atpress.ne.jp/releases/26313/C_3.jpg
※回答数はQ1「現在MRとは面会していない」を除く


調査タイトル:製薬企業の「接待見直し」によるMRとの関係性に関する意識調査
調査方法  :インターネットリサーチ
調査対象  :医師・医療従事者向け専門サイト「CareNet.com」医師会員
有効回答数 :3,000サンプル
調査日時  :2012年3月20日(火)~2012年3月21日(水)

◇勤務施設・年代(グラフ)◇
http://www.atpress.ne.jp/releases/26313/D_4.jpg


【設問詳細】
製薬企業の「接待見直し」によるMRとの関係性についてお尋ねします。
2012年4月より、医療用医薬品製造販売業公正取引協議会(医薬品公取協)による公正競争規約の新運用基準がスタートします。

2月18日の読売新聞によると、

 『製薬業界は4月から、営業担当の医薬情報担当者(MR)の医師との飲食費などに上限を定める自主規制を始める。2次会や接待ゴルフは禁じられ、講演の謝礼金額も公開を義務付けられる。(中略)
 約230社が加盟する医療用医薬品製造販売業公正取引協議会が「飲食提供等に関するルール」を策定した。飲食費の上限は参加者1人あたり3000~2万円と定め、悪質な違反の場合は社名を加盟各社に通報する。「接待」の範囲を会議か、それに準じるものに限定し、医師との懇親の飲食は認めない。MR間の競争激化による過剰な接待に歯止めをかけるのが狙いだ。(中略)
 MRは、医師が正しく処方できるよう医薬品の情報を提供するのが本来の仕事だ。しかし、「各社から多数の薬が出ている生活習慣病などでは、効用や副作用に大差がなく、採用してもらうには接待で人間関係を作るしかない」(中堅製薬幹部)という側面もあり、1回の接待で10万円を超すこともあったという。(略)』

とのこと。そこで先生にお尋ねします。

Q1.4月以降、MRと面会する頻度についてどのようにお考えですか?
・特に変わらない
・全般的に増える
・限定したMRとだけ面会する
・全般的に減る
・現在MRとは面会していない

Q2.(「現在MRとは面会していない」以外の先生)
4月以降、MRに対し期待することがありましたらお答え下さい(複数回答可)

・先生の専門領域の学術知識
・先生の専門外領域の学術知識
・MRの専門領域(がん・循環器など)の知識
・専門領域を定めない広く全般的な知識
・エビデンス・医学論文の提供
・医療経営・診療報酬情報の提供
・開発中製品の情報提供
・特に期待していない
・その他(         )

Q3.コメントをお願いします(今回の見直しについて思うこと、MR・製薬企業に期待すること、望ましい面会形式、“接待”に対するお考えなどどういったことでも結構です)


◇医師からのコメント抜粋◇(一部割愛・編集しています)
http://www.atpress.ne.jp/releases/26313/2_5.pdf


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【株式会社ケアネット 会社概要】 http://www.carenet.co.jp
◇所在地 :〒102-0074 東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル
◇設立  :1996年7月1日
◇代表者 :代表取締役社長 大野 元泰
◇公開市場:東証マザーズ (証券コード:2150)
◇事業内容:
<製薬企業向けの医薬営業支援サービス、マーケティング調査サービス>
・インターネットによる医薬情報提供システム 『eディテーリング(R)』
・インターネットによる市場調査システム『eリサーチ(TM)』
<医師・医療従事者向けの医療コンテンツサービス>
・臨床医学情報専門サイト 『CareNet.com』(ケアネット・ドットコム)会員制・無料
http://www.carenet.com
・臨床研修指定病院向けeラーニングサービス『レジデントJapan』
http://www.resident.jp/
・開業医向け医療情報・動画サイト『医楽座』
http://irakuza.carenet.com/
・薬剤師向けeラーニングサービス『ProファーマCH』
http://www.pro-pharma.jp/
・ケアネットTVの人気番組をDVD化した医学映像教材『ケアネットDVD』

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