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選択的バソプレシンV1b受容体拮抗薬「TS-121」の全世界における 独占的開発・製造・販売権に関する契約締結

@Press / 2021年6月30日 13時0分


大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区 社長:上原 茂](以下、当社)は、Ancora Bio社[本社: Oakland(米国) President:Ilan Zipkin](以下、Ancora社)と、うつ病において、当社が創出した選択的バソプレシンV1b受容体拮抗薬「TS-121」(以下、TS-121)の全世界における独占的開発・製造・販売権に関する契約を締結したことをお知らせいたします。
この契約により、当社はAncora社から、契約一時金、開発の進捗に応じたマイルストン、売上高に応じたマイルストン、並びにロイヤルティを受け取ります。
バソプレシンは、ストレス反応に重要な役割を持つ神経ペプチドであり、うつ病患者にみられるストレス反応の異常への関与など、うつ病との関連が示唆されております。「TS-121」は、バソプレシンによるストレス反応を介在するバソプレシンV1b受容体のシグナル伝達を阻害することで、うつ病に治療効果を示す可能性があります。
Ancora社は、「TS-121」の開発を行う目的でAditum Bio社[本社: Oakland(米国) Managing Director:Joe Jimenez](以下、Aditum Bio社)が設立した新会社です。Aditum Bio社がAncora社に対して資金提供を行います。Aditum Bio社に関する詳細情報は、Aditum Bio社ホームページをご覧ください(https://www.aditumbio.com/)。




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プレスリリース提供元:@Press

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