Colt、IBMとの連携を強化 5Gと法人顧客向けエッジソリューションでコラボレーション
@Press / 2021年7月6日 15時0分
Coltテクノロジーサービス株式会社は本日、IBM(NYSE:IBM)との連携を強化し、ハイブリッドクラウド環境間でのデータやアプリケーションのシームレスな移動を可能にするエッジコンピューティング戦略のお客様企業への導入を支援していくことを発表しました。広帯域、およびオンデマンドコネクティビティ・ソリューションの大手プロバイダーであるColtはIBMと連携し、世界各地の29,000もの商用ビルに入居するお客様企業向けに、IBM Cloud SatelliteおよびEdge Application Managerを使った革新的なユースケースを開発していきます。
あらゆる企業は自分たちのビジネス課題に取り組むため、新しいクラウドテクノロジーを採用していますが、複雑に分散したインフラストラクチャーの管理は容易ではありません。特に、アプリケーションが低遅延やリージョナルデータコンプライアンス、レジリエンシーなど、位置依存性の厳しい要件を満たさないといけない場合にはさらに複雑となります。ColtとIBMのコラボレーションでは、ColtエッジプラットフォームでIBM Cloud Satelliteを展開することにより、管理が簡単になることが実証されました。IBM Cloud SatelliteはIBMのハイブリッドクラウドサービスです。
Red Hat OpenShift上で構築され、お客様はセキュアでオープンなIBM Cloudサービスをオンプレミスや任意のパブリッククラウドあるいはエッジなど、好きな場所で展開できるようになります。IBM Cloud Satelliteの仮想マシンは、ゼロタッチプロビジョニングを備えた管理・自動化ツールを使用してインスタンス化できます。さらに、Coltのオンデマンドネットワーク機能は、ほぼリアルタイムで重要な接続を提供できるように設計されており、29,000の商用ビルに入居するお客様企業(リテールや医療業界など様々な業界のお客様)がIBM Edge Application Managerを使って分散型クラウドを展開するのをサポートします。
最近のIBM Institute for Business Valueレポート “Why organisations are betting on edge computing: Insights from the edge“(なぜ企業はエッジコンピューティングを採用するのか:エッジからのインサイト)では、調査した1,500名の企業役員の91%が、「5年以内にエッジコンピューティング戦略を実行に移す」と回答しています。エッジコンピューティング向けの自律的な管理機能を提供するIBM Edge Application Managerは、Red HatOpenShift上で稼働し、AI、分析、およびIoTエンタープライズワークロードの安全なデプロイメント、継続的な運用、およびリモート管理を可能にし、リアルタイムの分析と洞察を提供します。
Linux Foundationを通しオープンソースとしてIntel(*) Secure Device Onboard (SDO)が利用できるようになり、エッジノードのゼロタッチプロビジョニングが可能となり、企業はエッジハブごとに最大40,000のエッジデバイスを同時に管理するためのマルチテナントサポートが可能になります。IBM Edge Application Managerはオープンソースプロジェクト「Linux Foundation Open Horizon」を利用する業界初のソリューションです。
IBMのHybrid Cloud and Edge EcosystemのGMであるEvaristus Mainsah氏は次のようにコメントしています。「お客様がIBM Cloud SatelliteとIBM Edge Application Managerを使用して、何千ものエンドポイントを展開、運用、管理するを、Coltと共にお手伝いしていけることを光栄に思います。データが生成される場所に近いエッジでインサイトを活用することにより、お客様企業のデジタル・トランスフォーメーションを加速させる支援をしていきます。」
ColtのPartner Development and Success担当VPのMark Hollmanは次のようにコメントしています。「ColtとIBMはデジタル・トランスフォーメーションの加速にフォーカスし、様々な市場や業界で長年にわたり協力してきました。マルチクラウド環境と分散クラウド環境の需要が高まるなか、共通のお客様企業にサービスを提供する方法について協力していきます。現在、Colt IQネットワークをIBMのハイブリッドクラウドプラットフォームと組み合わせて、お客様企業のデジタル・トランスフォーメーションを加速させるための革新的なソリューション開発に取り組んでいます。」
ColtはIBMのパートナーエコシステムの一員で、30社以上の機器メーカーやネットワーキング、IT・ソフトウェアプロバイダーと協力し、大規模なエッジアプリケーションを自律的に管理するオープンスタンダードベースのクラウドネイティブ・ソリューションを導入していきます。IBMのパートナーエコシステムは、業界をリードするエンタープライズKubernetesプラットフォームであるRed Hat OpenShiftを使用しており、ベアメタルからマルチクラウド、およびその間のすべてのワークロードをお客様が管理し、近代化できるよう支援することでハイブリッドクラウド環境を促進します。
*Intel Secure Device OnboardはIntel社の登録商標です。
Colt について
Coltは、お客様の成功を支援するために当社の企業DNAを活用し、コネクティビティの力を通して世界の仕組みを変えるために尽力しています。Colt IQ Networkは、ヨーロッパ、アジア、北米の大規模なビジネス拠点において、900以上のデータセンターと29,000を越える商用ビルを接続しています。
Coltは今日のコネクティビティニーズの変化を理解しており、顧客企業の成長をサポートするアジャイル、オンデマンド、そしてセキュアな広帯域ネットワークと音声ソリューションを提供しています。データ集約型企業を含む当社のお客様は、30ヶ国、210を超える都市に広がっています。Coltは、SDN(Software-Defined Network)とNFV(Network Functions Virtualization)分野における革新者および先駆者としての評価を受けており、株式非公開企業であるColtは業界でも財政的にもっとも健全な企業のひとつであり、お客様のニーズを常に中核に捉えています。詳細については、www.colt.netをご覧ください。
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プレスリリース提供元:@Press
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