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賃貸住宅市場レポート 首都圏版2012年5月、および関西圏版2012年5月を発表

@Press / 2012年5月25日 10時30分






 不動産評価Webサイト「TAS-MAP」( http://www.tas-japan.com/ )を運営する株式会社タス(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:立野 良太郎)は、「賃貸住宅市場レポート 首都圏版2012年5月」および「賃貸住宅市場レポート 関西圏版2012年5月」を発表しました。
 首都圏版では「年齢別人口分布から見た神奈川県の住宅市場の変化」および「2012年3月期の1都3県賃貸住宅指標(空室率TVI(タス空室インデックス)、募集期間、更新確率、中途解約確率、賃料指数)」を掲載しています。
 また関西圏版では「関西圏賃貸住宅の需給ギャップと空室率TVI推移予測」および「2012年3月期の2府1県賃貸住宅指標(空室率TVI(タス空室インデックス)、募集期間、更新確率、中途解約確率、賃料指数)」を掲載しています。
これらの分析はアットホーム株式会社の賃貸住宅データを用いて行われています。

詳細PDF: 「賃貸住宅市場レポート 首都圏版2012年5月」
     http://www.atpress.ne.jp/releases/27521/1_5.pdf
     「賃貸住宅市場レポート 関西圏版2012年5月」
     http://www.atpress.ne.jp/releases/27521/2_6.pdf

1.首都圏版の概要
(1)年齢別人口分布から見た神奈川県の住宅市場の変化
 東京23区と同様に、神奈川県においても団塊の世代よりも団塊Jr世代の山が高いですが、高さの差は東京23区に比較して小さくなっています。民間借家に居住する65歳以上の単独世帯は約8万世帯あり、平均寿命から推定すると5年以内に約1.5万戸、10年以内に約3万戸、15年以内に約5万戸、20年以内に約8万戸の空室が発生する可能性があることを示しています。また団塊の世代約4万戸がすぐ後に続いていますので、25年以内には12万戸の空室が発生する可能性があります。賃貸住宅の空室率は需給ギャップに相関が高いため、高齢化の進展による空室の大量供給は、空室率の上昇要因となります。神奈川県においても、今後住宅市場に大量の空家・空室が供給されることが予想されます。世帯の少人数化が進行しているため、世帯数の増加は当面継続しますが、60歳以上の人口に占める割合の高い地域(横須賀・三浦地域、西湘地域、足柄上地域)においては、今後の需要と供給のバランスに注意する必要があります。

(2)2011年3月期1都3県賃貸住宅指標
 マンション系の空室率TVIは埼玉県を除いて微減傾向です。一方でアパート系の空室率TVIは東京23区で高くなってきており、埼玉県、千葉県と同水準に近づいています。

<東京都全域>
空室率TVI(ポイント):11.98
募集期間(ヶ月)   :3.11
更新確率(%)    :42.89
中途解約確率(%)  :39.41
賃料指数      :97.31
2004年1Q=100

<東京都23区>
空室率TVI(ポイント):11.80
募集期間(ヶ月)   :3.13
更新確率(%)    :42.64
中途解約確率(%)  :39.52
賃料指数      :97.45
2004年1Q=100

<東京都市部>
空室率TVI(ポイント):15.07
募集期間(ヶ月)   :3.00
更新確率(%)    :44.34
中途解約確率(%)  :38.84
賃料指数      :97.00
2004年1Q=100

<神奈川県>
空室率TVI(ポイント):12.56
募集期間(ヶ月)   :3.47
更新確率(%)    :42.98
中途解約確率(%)  :41.55
賃料指数      :98.37
2004年1Q=100

<埼玉県>
空室率TVI(ポイント):15.75
募集期間(ヶ月)   :3.45
更新確率(%)    :43.79
中途解約確率(%)  :39.64
賃料指数      :98.86
2004年1Q=100

<千葉県>
空室率TVI(ポイント):12.92
募集期間(ヶ月)   :3.28
更新確率(%)    :46.01
中途解約確率(%)  :38.45
賃料指数      :99.96
2004年1Q=100

※これらの指標は、アットホーム株式会社の賃貸住宅データを用いて分析されています。

詳細はPDFファイルをご参照ください。
「賃貸住宅市場レポート 首都圏版2012年4月」
http://www.atpress.ne.jp/releases/27521/1_5.pdf


2.関西版概要
(1)関西圏賃貸住宅の需給ギャップと空室率TVI推移予測
大阪府:大阪府は2011年10月に需給ギャップがピークを迎え、その後調整局面となっていました。これに伴い空室率TVIも減少傾向にあります。需給ギャップは今後横ばいからやや微増傾向となることが予測されます。従って空室率TVIも2012年後半には微増に転じるものと予測されます。

京都府:京都府の需給ギャップは2011年9月から横ばい傾向でしたが、2012年4月から微増となる見込みです。これに伴い空室率TVIも微増傾向になることが予測されます。

兵庫県:兵庫県は国勢調査による調整の影響で大きく動いていますが、2011年までは需給ギャップが増加傾向にありました。2012年は横ばいで推移する見込みです。これに伴い空室率TVIも横ばいから微増で推移すると予測されます。


(2)2011年3月期2府1県賃貸住宅指標
 大阪府、京都府、兵庫県とも空室率TVIは微減傾向です。募集期間は首都圏に比較して長くなっています。賃料指数の変動は小さく、2009年第1四半期を100とした推移では大阪府で3%以内、京都府と兵庫県で1%以内の幅に収まっています。

<大阪府>
空室率TVI(ポイント):8.18
募集期間(ヶ月)   :4.62
更新確率(%)    :55.97
中途解約確率(%)  :34.88
賃料指数      :97.98
2009年1Q=100

<京都府>
空室率TVI(ポイント):14.22
募集期間(ヶ月)   :5.76
更新確率(%)    :32.59
中途解約確率(%)  :63.93
賃料指数      :100.24
2009年1Q=100

<兵庫県>
空室率TVI(ポイント):12.16
募集期間(ヶ月)   :5.08
更新確率(%)    :49.73
中途解約確率(%)  :40.54
賃料指数      :101.00
2009年1Q=100

詳細はPDFファイルをご参照ください。
「賃貸住宅市場レポート 関西圏版2012年4月」
http://www.atpress.ne.jp/releases/27521/2_6.pdf


■株式会社タスについて
 インターネットによる不動産評価、及び不動産情報サービス等を提供する「TAS-MAP」を運営するトヨタグループ会社のアプリケーションサービスプロバイダー(ASP)です。

会社名  : 株式会社タス(英語名 TAS Corp.)
所在地  : 東京都中央区八丁堀2-25-9
       トヨタ八丁堀ビル7F
設立年月日: 2000年8月28日
資本金  : 1億8千万円
出資   : トヨタ自動車株式会社
       朝日航洋株式会社
       株式会社三友システムアプレイザル
       豊田通商株式会社
Web    : http://www.tas-japan.com/

@Pressリリース詳細ページ
提供元:@Press

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