あなたの会社の「働かないおじさん」が活き活きと働き出す! 心理学を駆使した独自メソッドを初公開!
@Press / 2021年9月21日 17時0分
株式会社アスコム(本社:東京都港区、代表取締役社長:高橋 克佳)は、『「働かないおじさん問題」のトリセツ』(難波猛 著)を9月18日に発売いたしました。
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「サボリーマン」「窓際族」はもう古い、新しいタイプの働かないおじさんが登場
著者の難波猛氏は、これまで人事コンサルタントとして、200社以上で人材育成に関する相談に乗り、2000人以上の中高年のキャリア開発に携わってきました。いまビジネス系の媒体や、全国紙などでも記事として取り上げられ話題になっている「働かないおじさん問題」のスペシャリストです。
「働かないおじさん」というと、みなさんはどんな人を想像しますか?
・一日中、新聞やスマホばかり眺めて仕事をしない人
・営業に行く振りをして、社用車で居眠りをしている人
しかし、こうした人々の多くは、今や早期退職などの対象になり、職場から姿を消しているケースが多いとのこと。
今、問題になっているのは「真面目にコツコツ」働いてきたのに、働かないおじさん扱いされてしまう、いわば「ニュータイプの働かないおじさん」です。DX・リモートワーク・コロナ禍などVUCAと呼ばれる急激な社会の変化に対応ができなくなったり、会社が求める人材像から少しずつズレてきたことが主な原因です。
難波さんによると、以下の5つに大別されます。
●元エース型(変化へのアップデート不足)
若い頃に高い成果を残した「カリスマ社員」だったため、自分のやり方に自信がある分、時代の変化にやり方が合わなくなっていることに気づかず、周囲に「善意の指導」をして煙たがられてしまう。
●勘違い型(期待役割のミスマッチ)
DX/リモートワーク/ジョブ型雇用等、会社や社会の環境が変化し新たな役割が求められているのに、それに気づかずに、若いころからの働き方を真面目に続けてしまう。
●燃え尽き型(モチベーションの低下)
若い頃はバリバリ働いていたのに、年月が経つにつれてやる気を見失ってしまう。
●梯子外され型(ポジションの消滅)
かつて研究職だったが、構造改革で部署がなくなり、営業に異動になったようなケース。
●Windows2000型(報酬と成果のギャップ)
元々は、「年収2000万超の窓際族」という意味だったが、最近では、「バージョンアップが出来ず、給与に見合う成果が出せなくなってしまった」社員に対しても使われる。
働かないおじさんの定義は、今や多岐にわたっています。あなたも実は「働かないおじさん」に該当する一人かもしれません。
心理学やキャリア論を駆使した、オリジナルの面談でおじさんが変わる
では、どうすればいいのか。基本的には本人と上司や人事担当者が真剣に「働かないおじさん問題」と向き合い、今後どうすれば会社で活躍できるのかを話し合います。
ただし、年齢も高く、社会人としてのキャリアも十分に積んできたおじさんたちは、簡単には変化できないケースが多いのです。今までの自分の頑張りを否定されるような気持ちになるからです。
だからと言って、上司が強権を発動しても、お互いに「しこり」が残りますし、おじさん本人のモチベーションも上がりません。
難波さんは、アドラー心理学や心理的安全性、キャリア論のメソッドを駆使した、オリジナルの「フィードバック面談」で、おじさん本人が納得のうえ、自ら前向きに働き出すための方法論を提唱しています。
面談は以下の5つの段階を踏んで、定期的に実施します。
1.【合意を得る】
おじさんに現状を認識してもらい「変わる」「改善を目指す」
ことに合意してもらう。
2.【不協和を創る】
厳しい状況や都合の悪い事実も伝え、向き合ってもらう。
3.【話すより聴く(傾聴)】
上司が説教するのではなく、本人の言い分を否定せずに耳と心を傾けて聴く。
4.【行動と事実について話す】
「性格」や「人間性」を批判・指摘するとハラスメントリスクが上がるため、あくまで「行動」「事実」に基づいて指導をする。
5. 【諦める(明らかに見極める)】
4までで本人の意識が変わればOK。3~6ヶ月指導をして変わらない場合は、本人と新しいキャリアや処遇を話し合う。
難波さんの経験上、早い人だと3ヶ月もあれば、前向きに働き出すことができます。
書籍内には、上記のフィードバック面談で、前述した元エース型、勘違い型、燃え尽き型、梯子外され型、Windows2000型のおじさんたちが、前向きに働き出し、生産性をアップさせた事例が掲載されています。
また、巻末には、キャリア論の第一人者として知られる法政大学、田中研之輔教授との対談も収録。
ぜひ、ご一読ください。
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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