ワイヤレス画面転送装置『TrinityVision(R)』で災害時の緊急放送を大型TVに一斉配信できる遠隔管理ソフトウエア『Central Management System』を9月30日より提供開始
@Press / 2021年9月29日 12時30分
全国の学校の教室や企業の会議室へ累計2万台以上の業務用ワイヤレス画面転送装置の納入実績を持つ株式会社マトリックスコミュニケーションズ(本社:千葉県千葉市、代表取締役社長:松田 茂、以下 マトリックスコミュニケーションズ)は、本日TrinityVision(R)(以下 トリニティービジョン)用遠隔管理ソフトウエアのCentral Management System(以下 CMS)を発表、9月30日より提供を開始します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/277950/LL_img_277950_1.png
EmergencyBroadcasting14.34.46
CMSとは、“Central Management System(セントラルマネージメントシステム)”の略で、CMSをインストールした1台の管理PCと同一ネットワーク(同一セグメント)につながるトリニティービジョンの状態監視や設定変更などを遠隔から行うことができるアプリケーションソフトウエアです。さらに災害発生時の緊急指示の動画や画像を一斉配信できる機能も搭載しています。
従来、トリニティービジョンの設定には、直接PCとつないで機器本体の管理画面から行う必要がありました。CMSを利用することで、ネットワーク経由で遠隔からトリニティービジョンの状態監視や設定変更を行ったり、利用時間が判るログの取得もできますので、メンテナンスが容易になり生産性の向上につながります。
さらに、同一ネットワークの外にあるトリニティービジョンは、オプションのクラウド管理システムMCNEO(エムシーネオ)*注1を利用することで、インターネット経由でCMSの利用ができます。全国の支店や営業所に設置したトリニティービジョンの稼働状態やファームウェアアップデートを本社から操作したり、教育委員会に設置したCMS管理PCから、各学校の教室に設置したトリニティービジョンへ緊急時の一斉放送などが可能になります。*注2
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/277950/LL_img_277950_2.png
緊急放送配信イメージ
近年、災害発生時の情報伝達手段の重要性が高まっています。トリニティービジョンを利用中、緊急事態が発生した際には注意喚起を行う画像や動画ファイルを利用中のTV画面に一斉に配信することができます。緊急時の混乱した状況では、音声による放送が聞き取りにくい場合も予想されます。会議室や教室の大型TVに緊急事態の警報画面や避難行動の動画を一斉配信することで、社員や会社関係者、学校内の児童・生徒や教員への画像による注意喚起と避難誘導を促します。注2
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/277950/LL_img_277950_3.png
CMSダッシュボード画面
■学校内でのCMSの運用例
校内に設置したCMS管理PCの画面(ダッシュボード)には、トリニティービジョンの利用状態が一覧で表示されます。ダッシュボードは、学年ごとのグループに分けた設定もできます。利用中のトリニティービジョンは、ダッシュボードのステータスバーに色分けされたランプで表示されます。さらに、1台のトリニティービジョンに接続している端末情報を最大4台まで表示できます。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/277950/LL_img_277950_4.png
CMS運用例
また、不具合発生の際、電源リセットなどを遠隔から行うことができますので、設置場所に向かう前に確認作業が行えます。メンテナンス効率が高まります。CMSは複数台のPCにインストールして使うことも可能です。例えば、学校内であれば、職員室、IC支援室の他、校長室のPCから校長先生の判断に基づいた一斉放送を行うこともできます。*注2
■教育委員会でのCMS運用例
教育委員会や学習センターまたはICT支援室と各学校とを専用の同一ネットワークでつないでいる場合は、各教室に設置したトリニティービジョンはCMS管理PCのダッシュボードに表示され、ご利用できます。一方、各学校とインターネットでつないでいる場合、公衆回線を使っているため、CMSは利用できません。インターネットで、CMSを利用する場合は、オプションのMCNEO(エムシーネオ)を使うことで、CMSを利用することが可能です。MCNEOを利用すれば、緊急時の一斉配信も可能です。災害発生時、各学校への注意喚起として、児童・生徒、教員の安心安全に役立ちます。*注2
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/277950/LL_img_277950_5.png
教育委員会からの遠隔管理イメージ(CMSプレス用図)
*注1:MCNEO(エムシーネオ)とは、本年6月に発表したトリニティービジョン用インターネットVPNを使ったクラウドベースの遠隔管理システムおよびサービスの名称です。
*注2:設置には事前の動作検証が必要です。各学校間のネットワーク環境やご利用の機器によっては利用が制限される場合があります。
■CMSの主な機能
1) トリニティービジョンの状態監視
・接続状態や電源ON/OFFの表示
・接続している機器の有無
・接続状態にある機器情報の表示(最大4台まで)
・ワイヤレスハイブリットマルチビュー時の分割表示位置の設定
・接続ログの取得。(接続時間と切断時間1週間保存)
2) トリニティービジョンの設定変更
・管理画面からの各種設定
・ファームウエアの一斉アップグレード
3) 緊急警報システム
・MP4動画ファイルまたはJPEG画像ファイル
■CMSの動作環境
Windows10またはMacOS10以上。
■CMSアプリの提供開始予定日
2021年9月30日(木)
■CMSライセンス価格
無償
■CMSライセンス提供
CMSライセンスの提供は、トリニティービジョンを10台毎に1ライセンスを無償にてご提供いたします。
トリニティービジョンの購入台数 最大ご提供ライセンス数
1台~10台 1ライセンス
11台以上 10台毎に追加1ライセンス
*CMS有償サポートあり。
*既にトリニティービジョンをご利用中のお客様には、ご希望に応じて、CMSに適応させるサポートサービスを無償にてご提供いたします。
■株式会社マトリックスコミュニケーションズについて
2008年に設立。無線ネットワーク技術、放送・通信技術、インターネット技術を融合した新しい情報通信機器およびアプリケーションソフトウェアの企画開発および販売を手がけています。累計2万台以上のワイヤレスディスプレイアダプターを国内の大手企業や自治体、学校などへの販売実績があります。
・TrinityVision(R)は株式会社マトリックスコミュニケーションズの登録商標です。
・記載の会社名、商品名は各社の登録商標または商標です。
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
【関連画像】
この記事に関連するニュース
-
「i-PRO Remo. 」による大規模拠点の統合・遠隔監視向けラインアップを追加 エッジストレージ“EXシリーズ” 4機種を6月に新発売
PR TIMES / 2024年4月24日 12時15分
-
パイオリンク、クラウド管理型セキュリティAP「TiFRONT-AP Wi-Fi6モデル」発表
マイナビニュース / 2024年4月19日 9時38分
-
USB Type-CからHDMIへ無線伝送できる送受信機「Compact Mate 2」
ASCII.jp / 2024年4月17日 13時45分
-
Type-C対応の小型ワイヤレスディスプレイ送受信機『Compact Mate 2 C1+R1』の量産出荷開始のお知らせ
@Press / 2024年4月17日 11時30分
-
株式会社アクティファイがシステムインテグレーターやVAR/OEM向けに、ネットワーク経由でのデプロイも可能になったキッティングツールをリリース
@Press / 2024年4月11日 13時0分
ランキング
-
1日本郵便と西濃が共同輸送 長距離対象、24年問題に対応
共同通信 / 2024年5月6日 17時34分
-
2GWが明けたら次の祝日は7月の海の日…産業医が教える「年間幸福度」を最大に引き上げる有給の賢い取り方
プレジデントオンライン / 2024年5月7日 7時15分
-
3ドンキの“固すぎる”Tシャツがじわじわ売れている 開発者が生地の厚みにこだわったワケ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年5月6日 8時0分
-
4思わずクリック「フィッシング詐欺」メールの巧妙 専門家も見極め困難、2要素認証と「意識」が大切
東洋経済オンライン / 2024年5月7日 9時0分
-
5「ようやく再出発」ダイハツ本社工場で生産再開 国内の全工場が稼働に 停止から約4か月半…従業員「やっぱり長かった」
MBSニュース / 2024年5月7日 9時20分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください