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ソリトン、標的型攻撃対策ソフトZerona新バージョンをリリース 運用・管理面の向上で大規模環境にも対応

@Press / 2012年7月31日 16時30分

Zerona画面イメージ
株式会社ソリトンシステムズ(本社:東京都新宿区、代表:鎌田 信夫、以下 ソリトン)は、標的型攻撃に対抗するマルウェア対策ソフトウェア「Zerona(ゼロナ)」の新バージョンV3.2.5を、本日7月31日に販売開始しました。

標的型攻撃などの高度なサイバー攻撃を防ぐために、様々なセキュリティ対策の導入が進んでいますが、いかに高い検知・防御機能を備えていても、正しく活用されなければその効果は発揮されません。「守り」の甘い部分が狙われる近年の攻撃傾向からも、セキュリティ対策の運用や管理の重要性が増しています。

標的型攻撃に対抗するソリトンの「Zerona」は、脆弱性を利用した攻撃を検知・ブロックするPC用マルウェア対策ソフトウェアです。パターンマッチングとは異なる方式で、Windows端末にインストールしたソフトウェアが、攻撃コードの実行そのものをブロックするため、端末側に負荷をかけません。新種のマルウェアを検知する4つのエンジンが搭載されており、攻撃活動をしていない状態でのマルウェアの侵入や脆弱性を悪用していないマルウェアについても検知できるのが特徴です。

今回の新バージョンZerona V3.2.5では、ソリトンのクライアントセキュリティ製品での経験を生かして、Zeronaエージェント管理機能を大幅に改善し、管理面における「守り」も強化しました。管理サーバー側からZeronaエージェントに対して、バージョンアップや各種設定のプッシュ配信ができるようになったほか、スケジューリング設定によって、大規模環境においてもネットワークの負荷を考慮しつつ設定変更やバージョンアップを徹底することができます。ライセンス期限の事前通知やライセンス期限が近い端末を検索する機能も追加され、ライセンス更新忘れや管理ミスによるZeronaエージェントのエンジン停止を防ぐよう設計しました。
管理機能の強化に加え、コード実行型攻撃から脆弱性を防御する「Zerona Z1」、各種マルウェア対策エンジンが追加されたフル機能版の「Zerona Z4」の両モデルとも、Windows 7の64bit環境や仮想デスクトップ環境に対応し、より幅広い環境で利用できるようになりました。

また、基幹系ネットワークでは、セキュリティ対策の一環として他ネットワークから切り離されているケースがすくなくありません。この場合、インターネットや管理サーバーと通信ができないため、パターンマッチング方式のウイルス対策ソフトでは、パターンファイルが更新されず利用できないという特有の問題があります。
パターンファイルに依存しないZeronaは、こうしたオフライン端末のマルウェア対策としても最適ですが、一方で導入や管理に手間がかかるなどの課題がありました。今回Zerona V3.2.5では、ポリシー設定やライセンスをあらかじめ投入した状態でZeronaエージェントをインストールできるようになり、オフライン端末向けのマルウェア対策として活用しやすくなりました。


【Zerona V3.2.5の新機能・変更点】
1.管理・運用機能の改善・変更
 <大規模環境を考慮した管理・運用機能>
  ‐バージョンアップ・各種設定のプッシュ配信・状況確認
  ‐ネットワークやサーバーの負荷を考慮した、設定変更・バージョン
   アップのスケジュール実行
  ‐ライセンス管理
   ライセンス数の超過やライセンス期限の事前通知、ライセンス期限の
   近い端末の検索
  ‐マルウェアファイルの駆除・取得機能
   クライアントでマルウェアとして検知されたファイルの駆除や取得が
   可能(詳細調査や検体確保のため)
  ‐GUIでのアラート設定
   マルウェア検知イベントのメール通知や任意コマンド実行などをGUI
   メニューで設定可能

 <オフライン端末の対応>
  ‐Zeronaエージェントの柔軟な導入
   サーバーと通信できない環境で利用するオフライン端末に対し、組織で
   既定したホワイトリストなどの各種設定およびライセンスを組みこんだ
   状態での導入、設定変更が可能

管理サーバー機能(ZMC)を、ソリトンのPC統合管理ソフトウェアInfoTrace PLUSの基本サーバーコンポネント(Smart Security Manager)に統合することで、管理・運用機能を大幅に改善・変更しました。既にInfoTrace PLUSをご利用のお客様も簡単にZeronaの管理をすることができます。


2.Windows 7の64bit OS環境の対応
 Zerona Z1/Zerona Z4ともに、Windows 7の64bit OS環境で利用できます。


3.仮想デスクトップ環境の対応
 Zerona Z1/Zerona Z4ともに、ヴイエムウェア社のVMware View環境および、シトリックス・システムズ社のCitrix XenDesktop環境で利用できます。


【価格(税別)】サブスクリプション
・Zerona Z1(コード実行型攻撃防御)
 1ライセンス ~5,000円/年
・Zerona Z4(コード実行型攻撃防御+3種の高精度検知エンジン)
 1ライセンス ~10,000円/年

*10ライセンスから購入可能。ボリュームディスカウントあり。
*上記は、InfoTrace PLUS Zeronaのみの価格で、別途InfoTrace PLUSサーバー費用等がかかります。


【出荷時期等】販売開始:2012年7月31日
       出荷開始:2012年8月6日


【製品詳細】 http://www.soliton.co.jp/zerona/


【参考資料】管理画面 http://www.atpress.ne.jp/releases/29000/1_1.jpg


【株式会社ソリトンシステムズについて】
日本でいち早くLANに取り組み、企業や官公庁の大規模ネットワークの構築を手がけるとともに、ネットワークOSやプロトコルソフトの開発でも実績を重ねてきました。その技術力を基に、近年は、インターネットの普及に合わせ、認証を始めとしたITセキュリティ関連製品の開発とそれを利用したサービス、及びブロードバンドによるコンテンツ配信システムの構築と運用、さらにスマートデバイスを活用したビジネスソリューションにも注力しています。

設立: 1979年
売上: 105億円(2012年3月期/連結)
詳細: http://www.soliton.co.jp


*記載されている製品名、会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。


【この件に関する問合せ先】
株式会社ソリトンシステムズ ITセキュリティ営業本部
TEL:  03-5360-3811
e-mail: netsales@soliton.co.jp

@Pressリリース詳細ページ
提供元:@Press

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