スペシャリスト人材紹介会社ロバート・ウォルターズ 2012年上半期転職市場調査を発表~求人需要は高いが、転職活動に慎重なITプロフェッショナル~

@Press / 2012年8月7日 11時0分

 スペシャリスト人材紹介会社のロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社(日本オフィス:東京渋谷区、代表取締役社長:デイビッド・スワン)は、2012年8月7日、IT関連職に焦点を当てた「2012年上半期転職市場調査」を発表しました。

 2012年第1~第2四半期においては、世界経済の強い先行き不透明感を反映して、ITプロフェッショナルの転職に対して慎重な姿勢が見られました。多くのITプロフェッショナルは、「もし人員整理があった際、自分がまずその対象となり得る事」を懸念し、新しいポジションのオファーを受けてもその受諾には消極的で、現職にとどまり仕事の安定性を重視する姿勢が目立ちました。

 この傾向を受けて有能かつ転職活動を行うプロフェッショナルは減少していますが、国内のIT企業やオンライン企業の間では、新規ポジションや後任ポジション用に新たな人材採用を求めています。

 これまで社内にあったIT機能をコスト管理のために外部へ委託しようとする企業が増加したため、ベンダー企業の事業が拡大しています。テクニカル・トランスレーター、プロジェクト・コーディネーター、プロジェクト・マネージャーなどの需要の高いポジションについては、ITベンダー企業が引き続き、サポート範囲を日本国外の地域市場にまで拡大する動きを見せているため、バイリンガル人材が今後一層求められるようになるでしょう。


▼ロバート・ウォルターズ・ジャパンのIT分野担当ディレクターであるSamuel Griffithsは、次のように述べています。

「2012年上半期を振り返りますと、IT専門家を対象とした求人・採用活動は全体として安定していましたが、業界間で顕著な差が見られました。企業が自社のITスタッフを採用する動きは一般的に縮小傾向にありますが、技術関連企業やオンライン企業では採用を拡大しています。卓越した技能を持つバイリンガルなITプロフェッショナルの需要は高いものの、先行き不透明感が強い市場を反映して、ITプロフェッショナルの間では転職に慎重な姿勢が目立ちました。このような状況下、安定した業績を保ち、明確な成長戦略を示すことができる企業が、有能な人材を確保できている模様です。」


<その他のIT分野に見られる主な傾向>
・クラウド・コンピューティング、ビジュアライゼーション、解析ソフトウェア、ERP、オフショアリング、ITサービスそしてシステム・インテグレーションを専門とする人材の需要が大幅に増加しています。
・金融機関の間では、監査、コンプライアンス、あるいはリスク管理業務に関連してIT専門家を求める動きが目立ちます。
・昨年3月11日の東日本大震災を境に企業・個人向け保険商品に対する需要が高まり、保険業界では再び採用が拡大しています。

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