「淡路島天然農園」を営む八洲学園大学国際高等学校卒業生に密着 ~たくさんのハードルを乗り越え、本当に大切なものに気がついた~

@Press / 2012年9月10日 10時0分

 八洲学園大学国際高等学校(広域通信制)は、様々な理由で高校に行けなかったり、行けなくなった方へ高校卒業に向けて再出発して頂く高校です。この度、本校の卒業生がその後どのような人生・生活を送っているのか、兵庫県淡路市「淡路島天然農園 LOVE CAPSULE」で、無農薬・無肥料の自然栽培で野菜・果実などの作物作りを行っている馬崎 康成さん(36歳)の波瀾万丈な人生、価値観に迫りました。


■高校中退から10年、「自分を変えたい」という思いから再入学を決意
 馬崎さんは中学校卒業後、進学した地元の高校を中退。自分の居場所を探し、様々なアルバイトを転々として約10年が経過。「自分を変えたい、新しい世界に挑戦したい」という気持ちが強くなり、心機一転、高校への再入学を決意。再入学先に選んだのは、沖縄県にある通信制の八洲学園大学国際高等学校。八洲学園は様々な理由で高校に行けなくなった方が多く在籍する学校でした。


■高校再入学により、困難を乗り越える喜びを学ぶ
 初めての沖縄集中スクーリングの様子について、「28歳の自分が10代の若い子達と一緒に勉強するのが想像出来ず、正直嫌でした。しかし、仲間が増えていくにつれ、気付けば年齢の壁が無くなり、初めて学校生活を楽しんでいる自分に気づきました。また、青い空、青い海、黒板、教科書など、全てが新鮮で心が和んだことも覚えています。」と笑顔で語ってくれました。また、「アルバイトだけでは得ることの出来ない充実感を得ながら、無事に卒業することが出来ました。高校を卒業するまでは何をするにも中途半端で面倒くさがりだった自分が、1つひとつハードルを乗り越えていくことに喜びを感じ、その大切さを学びました。」と、その言葉からは高校再入学で人生が大きく動き出したことを実感しました。
 また在学中、沖縄のリゾートホテル内装業のアルバイトを経験したことも人生のターニングポイントとなったようで、「『自然』について本当の意味で考える機会になった。」と熱く語ってくれました。


■卒業後兵庫県・淡路島にて自然栽培で農業を始める
 高校卒業後、しばらくして淡路島で20年以上放置されていた土地を活用して農業を始めました。今まで50種類くらいの野菜作りを試し、失敗しながらも確実に成功体験を積み上げ、「淡路島天然農園 LOVE CAPSULE」が誕生しました。現在では正社員が3名、派遣社員十数名を雇うまでに成長。将来は自然栽培野菜を主とした飲食店を経営する夢があり、今でも変わらず目標を持って前進しています。

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