<2012年度グッドデザイン賞>受賞『エアムーブ工法』・『タイト・モールド』の2作品 自然エネルギーを活用した省エネ・エコ住宅創りを提案(開発:司グループ)
@Press / 2012年10月2日 10時0分
群馬県沼田市の司グループ(司建設株式会社、司コーポレーション株式会社)は「想いは、人へ、環境へ。」を企業理念とし、人にも環境にも優しい住宅創りを提案しております。この度、数々の特許を以て自然エネルギーを利用する事を可能にした省エネ・エコ住宅『エアムーブ工法』と、基礎工事に革新的な提案を行った基礎断熱型枠『タイト・モールド』の2作品が公益財団法人日本デザイン振興会主催「2012年度グッドデザイン賞」を受賞いたしました。
特に『エアムーブ工法』においては未来を示唆するデザインとして「グッドデザインベスト100」にも選出され、特別賞候補となっております。震災以降、省エネへの国民意識が高まると共に、原発事故で『エネルギーを作る代償』がどれだけ大きい事か誰もが痛感したものと思います。それにより必然的に求められるようになったパッシブ住宅。今回受賞の2作品は、『自然エネルギー』を活用したパッシブ住宅の為の工法と、そこに欠かすことのできない基礎断熱施工の為の型枠であり、当グループが長年にわたり開発してきた製品です。
◎受賞概要
【エアムーブ工法】
エアムーブ工法は、家の周囲に存在する未活用な太陽熱や空気の流れなどの自然エネルギーを最大限活用する省エネ・エコ住宅工法である。現在の主流は断熱材や気密材で室内を包み込み、冷暖房機に頼る空調で機械的に快適空間を作る事だが、エアムーブ工法は、“なぜそこまで外界と隔絶する必要があるのか? 自然はすぐそこにあり、まだまだ有効活用できる。”という考えのもと、これからの住宅づくりに必要な、環境に対してダメージが少ない自然エネルギーを使ったパッシブ住宅工法である。
エアムーブ工法 イメージ:
http://www.atpress.ne.jp/releases/30385/A_1.jpg
<審査委員の評価>
通常、木造住宅は、内外に開放的で「夏を旨とする」住宅に相応しいと考えられている。しかし、現実にエネルギー消費が大きくなるのは、夏期ではなく冬期であることはあまり知られていない。消費エネルギーを抑えながら一年を通じて快適な住宅をつくるには 1) 断熱性と気密性を上げ、2) 熱容量を確保し、さらに 3) 換気と通気によって、自然エネルギーを活用することがもっとも効果的な方法である。本提案は、木造住宅を基礎を含めて外断熱し、断熱材の外側と内側に通気層を確保し、簡単な部品を組み込み、夏期と冬期の空気の流れをコントロールすることによって、上記3つの条件を達成しようとしている。これに夏期と冬期の直射日光の制御を加えれば、完全なサステイナブルな住宅になるだろう。簡単な部品によって複雑な気候制御を可能にした射程距離の極めて長い提案として、高く評価したい。
【タイト・モールド】
タイト・モールドは「基礎工事と断熱工事を同時に完了」する事を可能とした画期的な基礎断熱型枠である。型枠の浮かし機能によって、耐圧盤と立上り部を同時に打設する事を可能とし、打設後は型枠を取りはずさずにそのまま住宅の断熱材として使用する。型枠自体が断熱材である為、軽量であり現場での作業において非常に有利に働く。タイト・モールドは一体打ちによるメリットも含め、基礎工事の施工性、精度、強度など、すべてを加味して開発された製品である。※防蟻保証付
タイト・モールド イメージ:
http://www.atpress.ne.jp/releases/30385/B_2.jpg
<審査委員の評価>
硬質の発泡断熱材によるベタ基礎用の型枠材である。通常、住宅のベタ基礎の型枠には、既製品の鉄骨型枠か合板型枠が使われるが、どちらの場合も、コンクリート耐圧盤と立ち上がり基礎のコンクリートは2回に分けて打設される。このため打ち継ぎ部分から漏水やシロアリの侵入のクレームが出易い。本型枠は、硬質発泡断熱材の加工性を活かした複雑な断面によって、底盤と立ち上がり部分の型枠を一体化させ、同時に基礎断熱を可能にしている。昨今の木造住宅における基礎の蓄熱性に注目した、優れたアイデア商品である。
■グッドデザイン賞とは
「グッドデザイン賞」は、1957年に通商産業省(現経済産業省)によって創設された「グッドデザイン商品選定制度」を発端とし、1998年より公益財団法人日本デザイン振興会の主催事業として運営されている日本で唯一の総合的なデザインの評価・推奨の運動です。これまで55年以上にわたって、デザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる運動として展開され、のべ受賞件数は38,000件以上にのぼり、今日では国内外の多くの企業や団体が参加しています。グッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」は、優れたデザインを示すシンボルマークとして広くしたしまれています。
Gマークロゴ: http://www.atpress.ne.jp/releases/30385/C_3.jpg
■会社概要
社名 :司コーポレーション株式会社
所在地 :本社 群馬県沼田市白沢町上古語父156
TEL:0278-20-9250 FAX:0278-53-4175
設立 :昭和63年7月13日
資本金 :1,000万円
代表取締役:松井 健司
事業内容 :建築資材の販売 新素材の研究開発並びに製品製造・販売
関連会社 :司建設株式会社
エアムーブエンジニアリング株式会社
@Pressリリース詳細ページ
提供元:@Press
【関連画像】
この記事に関連するニュース
-
「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2023」においてフィアスホームが「特別優秀賞」、GLホームが『優秀賞』を受賞
PR TIMES / 2024年3月28日 13時0分
-
全国初の補助金事業!省エネ住宅購入者に最大140万円還元 CO2排出量削減を目指す『福岡未来づくり住宅』着工開始
PR TIMES / 2024年3月27日 12時45分
-
地場工務店の匠が手掛けた断熱リノベの実例集『断熱リノベの匠』を展開。第5弾は、断熱リノベとデザインで新たな命を吹き込む事例を公開
PR TIMES / 2024年3月26日 18時45分
-
【熊本・長嶺西】コストを抑えつつ災害に強い構造とライフステージに合わせた間取りが叶う新商品「fort」の建売住宅完成。3月30日~見学会開催
PR TIMES / 2024年3月22日 17時10分
-
「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」 5年連続受賞&2年連続トリプル受賞!
共同通信PRワイヤー / 2024年3月22日 9時0分
ランキング
-
1グリコ「チルド食品」出荷再開→再停止…システム障害で 乳製品・洋生菓子など、5月中旬の再開目指す【全文】
ORICON NEWS / 2024年4月19日 18時57分
-
2日本在留の外国人が日本で働きたくない理由 2位は「働く環境が悪い」、1位は?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月19日 17時15分
-
3東証、一時1300円安 大幅反落、2カ月ぶり安値水準
共同通信 / 2024年4月19日 12時5分
-
4東証大幅反落、終値1011円安 中東緊迫、3年2カ月ぶり下げ幅
共同通信 / 2024年4月19日 17時36分
-
5格安スマホの利用者は約4割 実際に支払っている月額利用料金の2位は「2000円台」、1位は?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月19日 17時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください