1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

業界初のタッチレス蛇口一体型浄水器「LC」が世界3大デザイン賞の内2つを受賞

@Press / 2022年5月20日 10時0分

▲タッチレス蛇口一体型浄水器「LC」(1/4)
芝浦工業大学(東京都港区/学長 山田純)デザイン工学部の橋田規子教授がデザインし、株式会社タカギ(福岡県北九州市/代表取締役 高城寿雄)が製造・販売するタッチレス蛇口一体型浄水器「LC」が、世界3大デザイン賞である「iF Design Award 2021」と「Red Dot Design Award 2022」を受賞しました。


橋田教授は「なぜ、人はそれを魅力的に感じるのか」をテーマに、エモーショナル(感性)の要素解明とそれを応用した魅力的なものづくりを、工学の知識を取り入れながら研究しています。またデザイナーとしても多くの製品の開発に携わっています。

今回受賞したタッチレス蛇口一体型浄水器「LC」は、株式会社タカギが新しくグースネック水栓を企画開発するにあたり、「女性目線での美しいデザイン性と機能性を狙いとしたい」と考え、当時デザインに関する共同研究を進めていた、プロダクトデザインに精通した橋田教授に監修を依頼し、2022年4月1日から発売されました。

URL: https://purifier.takagi.co.jp/lc/

【ポイント】
・業界初(※)となるグースネック型のタッチレス蛇口一体型浄水器を開発
・本製品が世界3大デザイン賞の内の2つを受賞
※浄水器を内蔵させたキッチン用水栓として

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/310044/LL_img_310044_1.jpg
▲タッチレス蛇口一体型浄水器「LC」(1/4)


画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/310044/LL_img_310044_2.jpg
▲タッチレス蛇口一体型浄水器「LC」(2/4)


画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/310044/LL_img_310044_3.jpg
▲タッチレス蛇口一体型浄水器「LC」(3/4)


画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/310044/LL_img_310044_4.jpg
▲タッチレス蛇口一体型浄水器「LC」(4/4)



■開発の背景
キッチン用水栓金具において、昨今の安全安心への関心の高まりやペットボトルのごみ問題などといった背景から、浄水器付き水栓の需要が高まっています。そして水栓のデザインについては、キッチンに高級感を演出できるグースネック型に人気が集まっています。

しかし、浄水カートリッジの交換が容易な「蛇口一体型浄水器」においては、湾曲したスパウト部分に浄水カートリッジを格納することが技術的に難しいため、これまでグースネック型がなく、ストレート型の商品のみが販売されていました。

また、昨今のコロナ禍により、日常のさまざまな作業に対して非接触で衛生的なものが求められるようになり、キッチンの設備においてもタッチレス水栓への関心は非常に高まっています。
そこで、「グースネックデザインで、より操作性が高く安全な水栓が欲しい」という市場のニーズに応えるべく、商品の開発に着手しました。


■世界で評価されたデザイン
今回新たな浄水カートリッジ技術の開発に成功したことで、利便性を確保しつつ高級感のあるグースネックデザインの採用が可能になりました。そして、操作部全体の無駄を削ぎ落としてシームレス化し、浄水カートリッジ内蔵が可能な範囲でスパウト部分を極力細くデザインしたことで、優雅な印象を与えています。

また、蛇口一体型浄水器としては業界初となる、タッチレスセンサーを搭載しました。従来製品よりも浄水カートリッジの長さを削減することにより小型化を実現し、浄水機能と流量を確保しながらスパウト部へのセンサー搭載を可能にしています。

さらに、操作時の肘の位置やレバー操作など使う人の動作に着目し、センサーを側面に配することで腕の動作を最小限に抑える設計になっています。安心の非接触であることに加え、手についた洗剤や水が水栓に垂れづらく、水回りをきれいに保つことを可能にしています。
キッチンに美しく映えるシンプルなデザイン性と、操作性、機能性が高く評価され、iF Design Award 2021とRed Dot Design Award2022を受賞しました。

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/310044/LL_img_310044_5.jpg
スパウト側面に配したセンサー


■今後の展開
2022年夏には「LC」ブラックマットモデルを販売予定です。今後も国内販売を中心とした、世の中のニーズに則した商品展開を行っていきます。


■監修デザイナー デザイン工学部 橋田規子教授 略歴
東京藝術大学美術学部デザイン科卒業後、TOTO株式会社にて便器や水栓金具、キッチンや浴室などのデザインを行う。2005年同社デザインディレクターを経て2008年芝浦工業大学教授に就任。同年NORIKO HASHIDA DESIGN 設立。住宅設備、オフィス家具、生活用品のデザインに携わり、心地よさを軸に、エモーショナルデザインの実践を行う。
グッドデザイン賞審査委員 キッズデザイン賞審査委員
日本デザイン学会理事
著書「エモーショナルデザインの実践」オーム社

画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/310044/LL_img_310044_6.jpg
監修デザイナー デザイン工学部 橋田規子教授


■各賞の受賞情報
1.iF Design Award[主催 Industry Forum Design Hannover(ドイツ)]
賞名 iF Design Award 2021 https://ifdesign.com/en/

2.Red Dot Design Award[主催 Design Zentrum Nordrhein Westfalen(ドイツ)]
賞名 Red Dot Design Award 2022 https://www.red-dot.org/


【芝浦工業大学とは】
工学部/システム理工学部/デザイン工学部/建築学部/大学院理工学研究科
https://www.shibaura-it.ac.jp/
日本屈指の海外学生派遣数を誇るグローバル教育と、多くの学生が参画する産学連携の研究活動が特長の理工系大学です。東京都とさいたま市に3つのキャンパス(芝浦、豊洲、大宮)、4学部1研究科を有し、約9千人の学生と約300人の専任教員が所属。創立100周年を迎える2027年にはアジア工科系大学トップ10を目指し、教育・研究・社会貢献に取り組んでいます。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

【関連画像】

▲タッチレス蛇口一体型浄水器「LC」(2/4)▲タッチレス蛇口一体型浄水器「LC」(3/4)▲タッチレス蛇口一体型浄水器「LC」(4/4)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください