株式会社太田工業所の株式取得(子会社化)の契約を2022年6月1日に締結
@Press / 2022年6月2日 10時30分
三陽工業株式会社(本社:兵庫県明石市 以下、三陽工業)は2022年6月1日(水)付で、株式会社太田工業所(所在地:愛知県豊明市 以下、太田工業所)の全株式を取得する契約を締結したことをお知らせいたします。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/312288/LL_img_312288_1.jpg
大田工業所新社長に就任した木下 誠二郎
■太田工業所の概要
《企業概要》
所在地 : 愛知県豊明市前後町五軒屋1510番地の2
代表者 : 代表取締役 竹中 克明
事業内容 : 金属加工・鉄道車輌、建設機械のパイプ部品(手摺、吊手棒、
床下配管、油圧配管等)ステンレス・鉄パイプなどの曲げ、
溶接、研磨仕上げ、金属切削加工
資本金 : 10,000,000円
設立 : 1953年6月
従業員数 : 21名
公式サイト: https://oota-p.co.jp/
太田工業所は、創業75年で培った経験と確かな技術力から、プランニング、設計、材料手配、切断、曲げ、機械加工、溶接、ビートカットからのバフ仕上げなど、製造工程の全てを自社で行っています。ハイスペックな機材と、高い技術力を武器に一貫生産だけではなく各工程のみの注文を受けるなど幅広い範囲で活躍中です。(半自動溶接JIS資格保有者・アーク溶接JIS資格保有者をはじめとする複数の専門資格保有者が活躍中。)
《子会社化に伴う新体制》
・代表取締役社長:木下 誠二郎(兼 三陽工業 取締役事業戦略部長)
・取締役副社長 :柏原 健一(兼 三陽工業 事業戦略部 スペシャリスト)
・取締役 :竹中 克明
■三陽工業について
三陽工業は2022年で43期を迎えました。「日本の製造現場を元気にする!」をビジョンに掲げ、研磨を主軸とした製造業と、三陽工業ならではの働き方を追求している製造派遣事業を行っています(自社工場10カ所、営業拠点27カ所)。「やったことがないことをやってみよう」を合言葉に、10年で年商を約10倍に成長させています。
三陽工業の製造派遣においては、約1,300人の全従業員を正社員採用する「生産推進グループ」というビジネスプランを2016年に発足。一般的な製造派遣の場合、普通の企業ならあって当たり前の制度(昇給、賞与、福利厚生など)が備わっていません。その当たり前の常識を製造派遣にも取り入れ、働く人が豊かになることを最優先に環境を整備。従業員満足を高めたことで定着率が高まり、コロナ禍においても年間定着率が約8割をキープ。派遣先企業の製造現場を活性化し、ESの追求が結果的にCS向上にもつながっています。
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兵庫県明石市の三陽工業本社
■M&Aの経緯
三陽工業は2018年より、後継者難で悩む中小製造業の町工場や派遣会社のM&Aを積極的に進めており、これまでレーザー加工会社(兵庫)や塗装会社(長野)など、4年間で5件のM&Aを実施してきました。M&Aの対象は全国であり、本社のある兵庫県以外の地域のM&Aも模索しています。そんな中、ビズリーチサクシードを通じて、鉄道車両用のパイプ部品を中心に事業を行いながら、さらなる成長を目指そうとしている太田工業所の紹介を受けました。太田工業所の竹中代表と話を重ねる中で、考え方や方向性が一致。お互いが目指すビジョンに多くの共通点があり、共に成長しながら「日本の製造現場を元気にしたい」と考えたことから、今回の契約に至りました。
■今後の展望
鉄・ステンレスのパイプ材の切断・曲げ・磨き・溶接加工の一貫加工を行う太田工業所。今後は、三陽工業の研磨部門と共に磨き工程の強化を行っていきます。一貫加工という強みをより追求することにより、鉄道車両用部品のみならず、介護用品、衛生用品等、他分野への進出を期待できます。そして、現場人材においては三陽工業の生産推進グループ社員を登用することにより、製造現場における技能承継、人材不足という製造現場における課題を解決する事が可能。太田工業所の強みと、三陽工業が行ってきた製造業と製造派遣事業。この3つの相乗効果により、「日本の製造現場を元気にする」というビジョンを実現するべく、これまで以上の成長を目指していきます。
■会社概要
商号 : 三陽工業株式会社
代表者 : 代表取締役社長 井上 直之(いのうえ なおゆき)
所在地 : 兵庫県明石市大久保町江井島1388番地
設立 : 1980年(昭和55年)3月24日
事業内容: 製造業、製造派遣業
URL : http://sanyou-ind.co.jp/
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プレスリリース提供元:@Press
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