東日本大震災の“被災木”を過去から未来への“物語”に 東北復興木づかいプロジェクト「タコマツの木づな」12月3日より本格始動

@Press / 2012年11月29日 13時0分

被災木から生まれたタコマツ達
 東北復興木づかいプロジェクト推進委員会(所在地:東京都中央区、プロジェクトリーダー:若杉 浩一)は、東北復興支援活動として、「タコマツの木づな」プロジェクトを2012年12月3日より本格始動いたします。「タコマツの木づな」プロジェクトは、“処理方法の見つからない被災木(※)の再利用”“被災地産業の創出・活性化”“木づなづくり(きづなづくり)”をテーマとしており、タコマツ関連商品の導入を自治体や法人、そして一般の方などに幅広く働きかけていくのと同時に、ホームページや公式Facebookページを中心に木づなづくりを促していきます。
http://www.takomatsu.jp

(※) 被災木とは
震災の津波により倒された海岸防風林のクロマツや、根が塩水に浸かったため立ち枯れてしまった人工林や、屋敷林の木々のことを指します。


<タコマツの木づなプロジェクト発足のきっかけ>

 東日本大震災の津波の影響で3,660ha(ヘクタール)もの海岸林が被害を受け、また多くの屋敷林が枯れました。現在も処理方法が決まっていない杉や松が被災地に積み上げられています。これらの被災木の再利用の方法としては、チップにして紙の原料や燃焼材にするというケースが多いのが現状です。しかし、防風林や屋敷林としてかつてはわれわれの生活を支えてくれていたこれらの木々を、再生紙や燃料として木の存在感を失わせるのではく、“再び人々の生活に役立つものとして生まれ変わらせる”方法はないだろうか。「タコマツの木づな」プロジェクトはこのような想いからスタートしました。
 地元企業や地域木材ネットワーク、行政などとの連携のもと、2013年度は1000本の丸太の利用(=被災木の削減)を目指し、取り組んで参ります。


【タコマツの木づなプロジェクトの概要】

■ ただ道具を作るのではなく、“復興への物語”を造る
  ~被災地・日本各地の人や街との“木づな”を構築~
 “被災木を使ってものをつくる”という取り組みは、現在個人や法人など様々なところで行われています。その中で当プロジェクトがポイントとしたのが、被災木でただ道具を作るだけに留まらず、そのモノを通じてその木が生まれた風景や背景を伝えること、そのモノがどの街の人々の生活を見守る存在になったかといった「過去から未来」に繋がる物語を構築できるものにしたことです。
 このように、人々の生活や街を“見守る”“身近な存在”のコンセプトから生まれたのが「タコマツ」です。このタコマツを通じて、被災地の産業発展、日本各地の人や街との繋がり、そして元気を与えていきたいと考えています。また、売り上げの一部は「緑の募金」(使途限定基金)に寄付され、被災地の防災林等の森林整備、間伐材等の日用品の寄贈などに役立てられます。

@Press

トピックスRSS

ランキング