「Junkosha マイクロ波・ミリ波同軸ケーブルアセンブリ」の製品選定ツール「ケーブルアセンブリデザイナー」を潤工社がリニューアル
@Press / 2022年8月2日 10時0分
株式会社潤工社(所在地:東京都千代田区、代表:十河 衛)は、ユーザーの利便性向上のため、「Junkosha マイクロ波・ミリ波同軸ケーブルアセンブリ」の製品選定ツールである「ケーブルアセンブリデザイナー」を大幅リニューアルしました。
このツールでは、使用条件を入力すると対象製品が表示され、オプションや長さを入力することで設計図や型番が作成されます。また、製品選定に必要な電気特性を自動計算して確認でき、さらに見積依頼もウェブサイト上で行うことができる画期的なシステムです。
日本語サイトだけでなく、英語サイト、中国語サイトでも同時リニューアルされました。
ケーブルアセンブリデザイナー
日本語: https://www.junkosha.com/jp/products/cable
英語 : https://www.junkosha.com/en/products/cable
中国語: https://www.junkosha.com/cn/products/cable
※トップページから、プロダクトメニューにある「マイクロ波・ミリ波同軸ケーブルアセンブリ」をクリックすることで、「ケーブルアセンブリデザイナー」へのボタンが表示されます。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/319588/LL_img_319588_1.png
ケーブルアセンブリデザイナー ケーブル情報入力
■改善の背景
今回の改善は、高周波機器の設計を担当するユーザーから、「こういう方法で使用するには、このシリーズの製品でよいと思うが、正しいだろうか」という問い合わせがきっかけでした。
これまでのケーブルアセンブリデザイナーでは、ユーザー自身が7種類ある各シリーズの型番を選んでケーブルとコネクタを選定し、アセンブリ仕様や挿入損失などを表示させていました。そのため、型番を把握していないユーザーは、先に製品ページを確認する必要がありました。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/319588/LL_img_319588_2.png
ケーブルアセンブリデザイナー 完成したケーブルを確認
■改善でもたらされた利点と今後の展開
そこで、もし潤工社のシリーズでの型番が分からない場合でも、周波数、位相安定性能、可動用途などの条件を選び、検索することで、候補となるシリーズを、その特徴とともに一覧として表示することができる機能を追加しました。
この後、ユーザー視点にたって改めて社内で協議を重ね、1年数カ月かけて今回のリニューアルにいたりました。将来的には他の製品カテゴリに拡大し、また、オンラインで発注までできるECサイトへの発展も視野に入れています。
潤工社は、小ロット、高品質、短期間での納品を国内工場で実現しており、その利便性をさらに高めてまいります。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/319588/LL_img_319588_3.png
マイクロ波・ミリ波同軸ケーブルアセンブリ
■Junkoshaマイクロ波・ミリ波同軸ケーブルアセンブリについて
潤工社の「Junkosha マイクロ波・ミリ波同軸ケーブルアセンブリ」は、個体の中では、誘電率・誘電正接が最小で、高周波誘電体として最も優れた特性をもつフッ素ポリマーの電気特性を備えた製品群です。衛星通信システムや車両衝突防止システムなど、急速に進化し続ける、マイクロ波・ミリ波を使用する高度な機器への応用に対応します。
0シリーズ 精密計測用位相安定タイプ
https://www.junkosha.com/jp/products/EMF-00
曲げおよび温度変化による位相安定性に優れるため、ベクトルネットワークアナライザ接続用として、精密な測定に最適なケーブルアセンブリです。
最大使用周波数(26.5GHz、50GHz、67GHz、70GHz、110GHz、120GHz、145GHz)の7種類のケーブルタイプをご用意しています。
1シリーズ 計測用耐熱・耐久タイプ
https://www.junkosha.com/jp/products/EMF-01
マイクロ波測定環境における幅広い使用温度範囲(-65℃~+125℃)に対する耐熱タイプ、ロボットケーブルの開発で培ったケーブリング構造を応用し、機械的寿命を飛躍的に向上させた耐久タイプをラインアップしています。
2シリーズ 計測用柔軟耐久タイプ
https://www.junkosha.com/jp/products/EMF-02
マイクロ波・ミリ波測定環境を考慮して開発された、曲げに対する位相安定性に優れたケーブルアセンブリです。フレキシブル性があり反発力が小さいため、被測定物に負荷をかける心配がありません。
3シリーズ 温度位相安定タイプ
https://www.junkosha.com/jp/products/EMF-03
温度変化に対する位相安定性に優れたケーブルアセンブリです。
(連続使用温度範囲:-65℃~+125℃。ただしMWX315は-30℃~+85℃)
4、5シリーズ 固定配線用フォーマブルタイプ
https://www.junkosha.com/jp/products/EMF-04
100GHzまでのマイクロウェーブ帯で使用する機器内・機器間の固定配線に適した同軸ケーブルアセンブリです。形状維持性に優れ、配線作業を容易にするだけでなく、セミリジッドケーブルより優れたロス特性を実現しました。コネクタはSMA(m)ストレートを標準としますが、ご要望に応じ、その他のコネクタ対応も可能です。
6シリーズ 高精度スキューマッチタイプ
https://www.junkosha.com/jp/products/EMF-06
デジタル伝送測定評価用にケーブル2本間のスキューを1psec以下にそろえた高精度スキューマッチケーブルアセンブリです(連続使用温度範囲:-30℃~+85℃)。ケーブルの挿入損失が小さく、高精度な差動伝送信号の評価および測定に最適です。
最大使用周波数(26.5GHz、40GHz、50GHz、67GHz)の4種類のケーブルタイプを用意しています。
■潤工社について
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/319588/LL_img_319588_4.jpg
株式会社潤工社
フッ素ポリマーをはじめとしたハイパフォーマンスポリマーの成形加工メーカーです。ワイヤ・ケーブル、チューブ・継手、フィルム、射出成形品、それらを複合化させた高機能コンポーネンツ製品を提供しています。
その技術は、「健康・医療」「半導体・精密機械」「情報通信」「環境・エネルギー」「航空・宇宙」など、世界中で幅広い分野に応用され、各分野のテクノロジーリーダーが持つ個別の課題に寄り添い、ソリューションを提供してきました。現在、潤工社は、欧米、中国、日本における8拠点で、750人のアソシエイトが、32の国と地域で事業を展開、特許保有数は150を超えています。
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プレスリリース提供元:@Press
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