Hadoop活用の分散バッチ開発ソリューション「AZAREA-Cluster」の提供を開始 ~ GUIによる開発でビッグデータ処理やバッチ処理を高速化 ~
@Press / 2012年12月12日 13時0分
株式会社シーエーシー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:酒匂 明彦、以下 CAC)は、ビッグデータ処理やバッチ処理を高速化するHadoopアプリケーションをGUIで簡単に開発できる「AZAREA-Cluster」(アザレア クラスター)を、2012年12月12日(水)から提供いたします。
企業システムにおいて、RDB(Relational Database)では処理し切れない大量データのバッチ処理は、長年の大きな課題の1つでしたが、近年オープンソースの分散処理基盤であるHadoopが登場し、大量データを多数のマシンで分散処理することでこの課題を解決しつつあります。しかし、Hadoopはスケーラビリティが高く、大量データを高速に処理することができる反面、アプリケーションの開発が難しいという課題があります。
そこでCACでは、Hadoopアプリケーションを簡単に開発できるようにするため、アプリケーションフレームワークやGUI(Graphical User Interface)開発ツールを用意しました。それが、AZAREA-Clusterです。AZAREA-Clusterでは、Hadoop用のアプリケーションフレームワークとGUIの開発ツールにより、変換、結合、グループ化、ソートといった処理を組み合わせたHadoopアプリケーションを簡単に開発できます。これにより、Hadoopの高いパフォーマンスやスケーラビリティはそのままに、分散アプリケーション開発の生産性や保守性の向上を図ることが可能になります。また、AZAREA-Clusterはクラウド上でも利用可能なため、必要な時に必要な台数だけマシンを調達することで、コストの最適化にも寄与します。
AZAREA-Clusterは、メインフレーム上で稼働している夜間バッチアプリケーションの処理時間短縮と運用コスト低減などの用途への適用が見込まれます。さらに、小売業における購買データの変換・集計、金融業における取引履歴の分析などを効率的に行いたいというニーズにも応えるものです。
■AZAREA-Clusterの特長
・GUIによるアプリケーション編集
AZAREA-Clusterは、開発支援機能としてGUIツールを実装しており、アプリケーションの基本部分をデータ・処理フロー図として編集することができるため、生産性や保守性が大幅に向上します。
・Java言語によるコーディング
アプリケーションの詳細部分はJava言語によりコーディングします。新たな言語を覚える必要がなく、IDE(統合開発環境)の機能をフル活用できます。
・デバッガ対応
AZAREA-Clusterはデバッガに対応したシミュレータを備えているので、アプリケーション開発で最も負担の大きいテストやデバッグの生産性を落としません。
・WindowsでもLinuxでも開発可能
AZAREA-Clusterは、WindowsでもLinuxでも開発を行うことができます。
・高度な最適化
AZAREA-Clusterは、データ・処理フローを最適化してHadoop上で実行するので、大量データを高速に処理することができます。
■動作環境
・実行時:
Hadoop 1.0系ではGreenplum MR 2.0/2.1およびCDH3u4/3u5、Hadoop 2.0系ではCDH4.1.1/4.1.2で動作確認済み。
・開発時:
Eclipse 3.6以降に対応。
OSはWindowsとUbuntuに対応。
※AZAREA-Clusterはクラウドでもオンプレミスでもご利用可能です。
■価格
ご利用条件や価格は、下記サービスに関する問い合わせ先までご相談ください。
■評価版ダウンロード
AZAREA-Clusterフレームワークおよびプラグインの評価版をダウンロードしてお試しいただけます。詳細は下記のAZAREA-ClusterのWebサイトをご覧ください。
AZAREA-Cluster Webサイト:
http://www.cac.co.jp/product/azarea-cluster/
<AZAREAについて>
AZAREAとは、「A-to-Z Answer for Reliable Enterprise Architecture」の頭文字を取ったものであり、「アザレア」と読みます。CACは、40年以上にわたり企業向けシステム開発の実績を積んできました。そのノウハウやベストプラクティスをソリューション化したものが「AZAREA」です。AZAREAには、Webシステム開発ソリューションや、RIA開発ソリューションなど、幾つかのソリューションが含まれます。そのうちの一つが、分散バッチ開発ソリューションである「AZAREA-Cluster」です。
[商標等について]
本資料に記載されている社名、製品名等は各社の商標または登録商標です。
AZAREAはCACの登録商標です。
<サービスに関するお問い合わせ先>
株式会社シーエーシー 生産技術部 AZAREA-Cluster担当
〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町24番1号
E-mail: azarea-cluster@cac.co.jp
@Pressリリース詳細ページ
提供元:@Press
この記事に関連するニュース
-
オラクル、業界初となるゼタスケールのクラウド・コンピューティング・クラスタを発表
PR TIMES / 2024年9月13日 19時15分
-
「現場で本当に必要なDXとは!? ~コールセンターDXの事例とその先について~」 20社集結の大型オンラインカンファレンス10月8・9・10日に開催決定!
PR TIMES / 2024年9月9日 12時15分
-
大規模データ処理の高速化・効率化についてご紹介 9月18日に無料オンラインセミナーを開催
@Press / 2024年9月9日 9時0分
-
データ活用を陰で支える立役者!デジタルバンクのデータエンジニア・インタビュー
ガジェット通信 / 2024年9月5日 16時0分
-
Japan Open Chainのバリデータに株式会社シーエーシー(CAC)が参画
PR TIMES / 2024年8月28日 12時15分
ランキング
-
1『地面師たち』積水ハウスの“秘密文書”に見る巨額詐欺事件の真相「ずさんな手書き稟議書」「急展開した取引」の背景に派閥争い
NEWSポストセブン / 2024年9月23日 11時13分
-
210月に「チョコレート」などまた値上げ…一方で「サンマ」「ブリ」など秋の味覚はお買い得!?
MBSニュース / 2024年9月23日 18時0分
-
3経済同友会の新浪氏、立憲・野田新代表に早速注文
日テレNEWS NNN / 2024年9月23日 16時22分
-
4都営バス「一日だけの激レア系統」運行へ 高頻度で来る「祭100」の行先は?
乗りものニュース / 2024年9月23日 17時12分
-
5「効率化で"不要になった社員"」活用する術ある?
東洋経済オンライン / 2024年9月23日 13時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください