NPO法人理科カリキュラムを考える会 教育シンポジウム「科学をどう教えるか2」を1月13、14日に開催
@Press / 2012年12月26日 11時0分
NPO法人理科カリキュラムを考える会(所在地:東京都小金井市、理事長:滝川 洋二)は、2013年1月13日(日)・1月14日(月・祝)に「科学をどう教えるか2」(第14回全国大会を兼ねる)を東海大学代々木キャンパスにて開催いたします。
シンポジウム詳細URL: http://www.rikakari.jp
【本シンポジウム開催にあたって】
米国では、1970年代以降認知科学に基づき科学的に追及する教育研究と、それに基づく教育改善が小学校から大学までの現場で成果を上げ、米物理学会等はこの研究に基づく授業方法を推進しています。E.F.Redish氏著 日本物理教育学会監訳「科学をどう教えるか―アメリカにおける新しい物理教育の実践」2012の出版を記念して、著者の研究仲間the Physics Education Research GroupのメンバーMike Hull氏(Maryland大学)がSkypeで講演し、国際的な交流を通して日本の優れた実践も参考にしながら、教育の在り方を考えます。この授業方法には、新しい教育機器が有効に使われていて日本での実践・開発や機器の紹介も行います。日本の新学習指導要領の実施が進み、その成果と課題を清原 洋一(文部科学省・教育政策研究所)氏に話してもらいます。
【本シンポジウム 概要】
テーマ:「科学をどう教えるか2」(第14回全国大会を兼ねる)
日時 :2013年1月13日(日)13:00~18:30・14日(月・祝)9:30~16:00
会場 :東海大学 代々木キャンパス 教育開発研究所 4号館 5階
(〒151-8677 東京都渋谷区富ヶ谷2-28-4)
講師 :滝川 洋二、清原 洋一、岸澤 眞一、笠 潤平、Mike Hull、舘野 泰一、石井 登志夫、湯口 秀敏、畝山 智香子、兵頭 俊夫、池田 和夫、大川 満里子、平山 勲、佐々木 清、小林 昭三、興治 文子、石渡 正志、佐藤 実、小川 慎二郎、木村 優里
主催 :NPO法人理科カリキュラムを考える会
共催 :東海大学教育開発研究所
協賛 :カシオ計算機株式会社(依頼中)
株式会社アイカム
株式会社朝日ネット(依頼中)
株式会社アスク(依頼中)
株式会社アルファ企画(依頼中)
株式会社内田洋行(依頼中)
株式会社島津理化(依頼中)
株式会社第一学習社
株式会社ナリカ
株式会社バーチャル・ハーモニー
KEEPAD JAPAN株式会社(依頼中)
ケニス株式会社(依頼中)
新日本電工株式会社(依頼中)
参加費 : <事前申込み(税込み)>
一般…3,000円 会員…2,000円 学生…1,000円
<当日申込み(税込み)>
一般…3,200円 会員…2,200円 学生…1,000円
※ 参加費は当日会場にてのお支払い
定員 : 200名
詳細URL: http://www.rikakari.jp
【参加お申込みについて】
以下の内容を記載の上、電子メールまたは郵送にてお申込み下さい。
(事前にお申込みをされると、参加費が割引となります)
「お名前」「ご所属」「ご連絡先Eメールアドレス」「本会会員/非会員」
「1日目懇親会(4,000円程度)参加/不参加」「2日目弁当(800円)要/不要」
<お申込み先>
受付名称 : NPO法人理科カリキュラムを考える会 事務局
電子メール: sympo@rikakari.jp
郵送 : 〒195-0063 町田市野津田町2094-8 小川 慎二郎
【第14回全国大会 日程】
<第1日目>2013年1月13日(日)13:00~18:30
挨拶「授業に生かそう-『科学をどう教えるか』」
滝川 洋二(NPO法人理科カリキュラムを考える会理事長・東海大学教育開発研究所所長)
講演「新学習指導要領実施―成果と課題―」
清原 洋一(文部科学省・教育政策研究所)
特集「訳書『科学をどう教えるか』について」
(1)「『科学をどう教えるか』を翻訳し高校の授業で試みて」
岸澤 眞一(拓殖大学)
(2)「科学をどう教えるか連続読書会―読んで議論することで見えてきた課題」
小川 慎二郎(早稲田大学高等学院)
(3)「『科学をどう教えるか』の周辺―マクダーモット、ミンストレル、ミネソタ大の協同的問題解答など」
笠潤平(香川大学)
(4)「Tutorialを用いた授業展開とその日米比較」(仮題)
Mike Hull(Maryland大学)
(5)「『科学をどう教えるか』を自分の実践に取り入れるために」
木村 優里(立教大学)・舘野 泰一(東京大学)
(19:00~21:00 懇親会 会費¥4,000.-)
<第2日目>2013年1月14日(月・祝)9:30~16:00
《午前 ワークショップ》
「生徒と教員、生徒同士のやり取りを取り入れた演示実験講義(ILD)の実践」
石井 登志夫(埼玉県立北本高校)・岸澤 眞一(拓殖大学)・湯口 秀敏(埼玉県立大宮高校)
《午後 全体会》
「薬によるリスクの研究」(仮題)
畝山 智香子(国立医薬品食品衛生研究所)(依頼中)
「読んで理解できる教科書作り」
兵頭 俊夫(小中高理科カリキュラム研究会)
《分科会》
「読んで理解できる教科書作り」小学校「電流と磁石」
池田 和夫(小中高理科カリキュラム研究会)
「読んで理解できる教科書作り」中学校「化学:化学反応」
大川 満里子(小中高理科カリキュラム研究会)
「読んで理解できる教科書作り」中学校「生物:遺伝」
平山 勲(小中高理科カリキュラム研究会)
「小学校の教員の実験観察に関する支障について」
石渡 正志(甲南女子大学)
「日本各地の授業筆記で解明する明治中期科学教育とその国際的関連」
興治 文子(新潟大学)・小林 昭三(新潟大学)
「新指導要領・新教科書のもとでの実践報告」(会員有志)
「ICT活用(リアルタイムセンサー・動画分析)によるアクティブ・ラーニング型授業紹介」
小林 昭三(新潟大学)・興治 文子(新潟大学)
「リアルタイム実験を取り入れた東海大学初年級物理」
佐藤 実(東海大学)
「福島版放射線教育で何を教えるか?―思考の練り上げ模擬授業―」
佐々木 清(郡山市立明健中学校)
「市民社会における理科教育・科学コミュニケーションの目的:原発震災の経験をふまえて」
林 衛(富山大学)
《ポスター発表》
「マレーシアの理科教育と日本との比較」
Marcus Khoo(マレーシア現職中等学校物理教員)
【NPO法人理科カリキュラムを考える会 概要】
理科カリキュラムを考える会は、日本各地の研究者や教師、市民の力によって、理科カリキュラムに関する自主的な研究開発や提案が活性化し、そして理科教育全体が発展することを願って、2000年12月に発足しました。
これまでに日本の教師たちが積み上げてきた優れた実績を集積・共有して草の根のカリキュラムづくりを進めることで、世界の科学教育に大きく貢献すると共に、日本の将来のカリキュラムの変更に実際的な影響を与えることを目的として活動しています。
名称 : NPO法人理科カリキュラムを考える会
所在地: 〒184-0002 東京都小金井市梶野町2-3-3
理事長: 滝川 洋二
設立 : 2000年12月
URL : http://www.rikakari.jp
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