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GfK Japan調べ:2012年クリスマス商戦の玩具販売動向

@Press / 2013年1月11日 16時0分

クリスマス商戦期の週別販売金額動向
 ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパン株式会社(所在地:東京都中野区、代表取締役社長:藤林 義晃)は、全国の家電量販店、GMSにおける玩具(※1)の販売動向を発表した。

※1.テレビゲーム関連商品、ホビー関連商品(プラモデル、フィギュアなど)、雑貨等を除いた玩具


【概要】
・2012年のクリスマス商戦は、クリスマス直前の3連休を中心に好調に推移した。
・男児玩具は仮面ライダー、基礎玩具はアンパンマンの定番商品が上位を占めた。
・女児玩具ではスマートフォン型電子玩具が市場を牽引した。


【直前の駆け込み需要が顕著】
 近年玩具の取り扱いを拡大し、消費者にも玩具の購入先としての認知が定着してきた家電量販店であるが、2012年の玩具クリスマス商戦は、クリスマス直前の3連休を中心に好調に推移した。12月の4週合計(12月3日~12月30日)での金額前年比は6%増と前年を上回った。
 12月前半こそ前年並み、もしくは前年をやや下回ったが、クリスマス直前の3連休が含まれる12月第3週(12月17~23日)、第4週(12月24~30日)は、前年を上回る販売実績となった(図1)。2011年は第3週(12月19~25日)にクリスマスが含まれ、ピークを迎えたのに対し、2012年は第4週にクリスマスを迎えたことから、イブや当日の駆け込み需要も多かったと推測される。年々商戦期が短期化していると言われているが、それを裏付ける結果となった。

図1:クリスマス商戦期の週別販売金額動向
http://www.atpress.ne.jp/releases/32646/1_1.png


【基礎玩具・男児玩具では定番商品が、女児玩具ではスマートフォン型電子玩具が市場を牽引】
 分類別(男児玩具、女児玩具、基礎玩具、一般ゲーム)に見ても、各分類とも12月第3週、4週を中心に前年の販売金額を越えて推移した。特に乳幼児向けを対象とする基礎玩具が、大きく前年を上回った。2011年も上位に入った定番のアンパンマン商品のリニューアル版が好調に推移し、市場を牽引した(表1)。また、5~8位にレゴブロックが入るなど、ブロックの人気も高かった。
 市場規模の大きい男児玩具では、仮面ライダー商品が上位を占めた。女児玩具では、スマートフォン型電子玩具の「ジュエルポッドダイアモンド」や「スマートポッドタッチ」が好調に推移した。スマートフォン自体の普及の後押しも受け、これら2商品は2012年夏の発売直後から常に売上上位を維持し、女児玩具における2012年のリードアイテムとなった。スマートフォン型電子玩具は、女児玩具分類において12月4週合計で金額構成比1割強を占めるに至った。

表1:分類別ヒットリスト(2012年12月3日~12月30日の金額降順)
http://www.atpress.ne.jp/releases/32646/2_2.png


≪ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパンについて≫
 ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパン株式会社は、家電製品などの耐久消費財実売データ、その他総合マーケティングサービスを提供する市場調査会社、GfKの一員です。
 オプティックス製品、ゴルフ用品、映像ソフトウエア等の分野において、POSデータ・店舗監査データを基に推計した市場代表性の高いマーケットデータと関連サービスを提供しています。

URL: http://www.gfkrt.com/japan/

@Pressリリース詳細ページ
提供元:@Press

【関連画像】

分類別ヒットリスト(2012年12月3日~12月30日の金額降順)

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