環境配慮型の印刷を推進するデジタル印刷工場 DIGITAL PRINT BASE in Hokkaido 9月28日(水)札幌市に開所
@Press / 2022年9月28日 18時0分
シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージ、販促ツールまでをワンストップで製造するOSPグループ(本社:大阪市天王寺区、代表取締役社長:松口 正)は、2022年9月28日(水)にシール・ラベルのデジタル印刷工場「DIGITAL PRINT BASE in Hokkaido(以下、DPB)」(運営:大阪シーリング印刷株式会社)を開所いたします。
本工場は、OSPグループで15番目の生産拠点および、次世代デジタルコンパクトファクトリーの第1号拠点となり、「リードタイムの短縮」「冬場の安定供給」「小ロットにおけるCO2の削減」の実現を目指しています。北海道地域のシール・ラベル需要へのスピーディーな対応および、環境に配慮した印刷の推進を行う未来志向の工場として運営してまいります。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/328128/LL_img_328128_1.png
DIGITAL PRINT BASE in Hokkaido
■DPB開所の背景・目的
OSPグループは、1927年以来シール・ラベル領域でナンバーワンのシェアを誇るリーディングカンパニーとしてデザイン・印刷・製品化まで一貫生産にて対応してまいりました。長年の経験から、北海道でのリードタイムや運搬コスト高に対して、デジタル印刷に特化したコンパクトファクトリーを開所することで、これまでの当社の工場とは異なる新形態のビジネスモデルを確立させました。DPBでは、小ロットのデジタル印刷を用いることで、輸送時におけるCO2の排出や廃棄物の減少にも取り組むことが可能になりました。
道内のニーズに合わせて既存工場と新形態の本工場を使い分けることで、生産効率向上と環境配慮を目指しています。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/328128/LL_img_328128_2.png
アナログ印刷とデジタル印刷 CO2排出量の違いイメージ図
■DPBの特徴
(1)環境負荷の少ない水性インクを使用したデジタル印刷機が主体
サステナビリティの観点から、環境負荷の少ない水性インクを利用したデジタル印刷機を主体としています。従来の凸版輪転印刷に比べ原紙ロス(※) と溶剤の使用量が圧倒的に少なく、環境に配慮した印刷方式を取り入れています。
※印刷テストなどで消費する紙
(2)省人化への取り組み
来る少子化や人手不足を見据え、これまで職人による手作業であった型抜き作業も自動化し、工程全体で省人化への取り組みを加速化いたします。今までにないクリーン印刷工場をテーマに、広々とした空間づくりをしています。遠隔で操作が可能なので、室内は消灯したまま稼働いたします。
(3)無版と廃棄物・廃液の減少によるECO
デジタル印刷は、アナログ印刷時の初期工程である鉄板や樹脂を使った版が不要になるため、版づくりのための洗浄液や基材、版や型の廃棄自体が不要になります。また使用するインキも減少することからインキ缶も減るため、複数の工程においてECO活動につながります。
(4)お客様用ミーティングルーム設置によるスピーディーな対応
スピーディーで的確な対応を目指し、お客様用のミーティングルームを設置いたしました。お客様に立ち寄っていただける工場とすることで、顧客ニーズを直接ヒアリングし、生産へ即時反映することが可能になっています。
■施設概要
施設名 :DIGITAL PRINT BASE in Hokkaido
所在地 :北海道札幌市白石区中央2条3丁目1-55
事業内容:デジタル印刷方式によるシール・ラベル製造
設置機械:デジタル印刷機 2台
レーザー加工機 1台
シートカット機 1台
巻取り仕上げ機 1台
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/328128/LL_img_328128_3.png
設置している印刷機
■今後の展開
OSPグループでは、納期短縮や省人化推進の為、将来的には、お客様とオンラインで色校正を行える遠隔色校正システムを導入し、各工程においてデジタル化を推進してまいります。今後は、製品提供エリアを細分化したサテライト型工場を全国各地に増やし、さらなるお客様への納品スピード向上と運送時に発生するCO2の削減を実現します。同時に印刷のデジタル化を推進することにより、当社が目指す省人化のレベルを加速させます。
デジタル印刷では小ロット対応が可能なため、小売業界、農産・畜産・水産業界、食品加工製造業など様々な業界に視野を広げ、北海道の地に根付く取り組みを行ってまいります。
■OSPグループ 会社概要
OSPグループ(国内9社、海外6社の計15社)は国内外においてシール・ラベル、フィルム製品、パッケージ、ラベラー・包装機のワンストップサービスを中心としたパッケージソリューションを展開する企業集団です。印刷業界におけるリーディングカンパニーとして、5つの環境方針を定め、製品製造の過程で出る基材の削減に積極的に取り組んでまいります。
総称 : OSPグループ
所在地 : 大阪府大阪市天王寺区小橋町1-8
代表法人: 大阪シーリング印刷株式会社
代表者 : 代表取締役社長 松口 正
創立 : 1927年
資本金 : 3億2,443万9,200円
URL : https://www.osp.co.jp/
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/328128/LL_img_328128_4.png
OSPグループ
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プレスリリース提供元:@Press
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