ベトナム ハイフォン市 産婦人科専門病院の経営・運営について
@Press / 2013年1月21日 14時30分
株式会社キャピタルメディカ(所在地:東京都港区、代表取締役:古川 淳)は、ベトナムで産婦人科専門病院の経営・運営を開始することをご報告します。
ベトナムをはじめとするアジア諸国や海外では、民間企業が病院を所有・経営するのが一般的です。今回当社は、ベトナムの大手製紙会社Hai Phong Paper Company(HAPACO)社との合弁会社で当病院の経営・運営を開始いたします。
現在病院は、ベトナム北部のハイフォン市に建築中で、2013年に100床でオープンし、2016年までに200床まで増床する予定です。診療科は産婦人科と小児科が中心で、特に近年のベトナムの経済発展に伴う中級所得者以上の分娩ニーズに対応するものです。
ベトナムの医療分野へは、これまで日本のODAなどにより多くの支援がされてきましたが、日本の病院経営・運営と言うソフト(医療サービス)が輸出されるのは今回が初めてとなります。
当社は、日本からの人材派遣を行うとともに、現地人材の育成、効率的な日本式の病院運営のノウハウを提供していきます。発展途上にあるベトナムの病院運営において、役割分担が明確であり、コストマネジメントがされている日本式の医療オペレーションを導入することは、安全な医療を提供することに繋がると考えています。
また、本件以外にも既にベトナムにて数件の直営病院の展開を具体的に検討しており、医療機器・医剤薬剤の物流など周辺インフラの整備と事業化も同時に進める予定です。
【病院の概要】
所在地 :ハイフォン市
事業費総額:20.5 US million dollars
竣工 :2013年7月
開業 :2013年9月
病床数 :100床(2016年までに200床へ増床予定)
主要診療科:産科、婦人科
【ベトナム北部の産科病院の状況】
・国立産婦人科病院(ハノイ):
400床(婦人科120床、産科180床、新生児科100床)。
2011年の出生数は約20,000人(54人/日)。ベッド占有率は、成人、149.6%、新生児、274.8%。
・中央産婦人科病院(ハノイ):
病床構成不明。
2011年の出生数は30,000人強。85~105人/日。
・フレンチホスピタル(ハノイ):
病床構成不明。
ベトナム在住の外国人向け産科だったが、現在は受診者の90%をベトナム人が占めている。1日当り分娩件数は6~9件/日(うち帝王切開3~4件/日)、月平均は200件/月。
北部にはハノイを中心に産科があるが、ハイフォンにおいては出産の受け皿になりうる病院がない。潜在的な出産件数は60,000件/年であり、現在北部の産科は飽和状態にあるといえる。
【HAPACO社の概要】
所在地 : Tang 6, Toa nha Khanh Hoi, Lo 2/3C Le Hong Phong, Quan Ngo Quyen, TP Hai Phong
事業内容 : 製紙業、パルプ生産、縫製、運輸、不動産投資、ホテル経営、人材育成、石油精製
資本金 : 279,197,910,000 VND(2013年1月現在)
ホームページ: http://www.hapaco.vn
【株式会社キャピタルメディカの概要】
所在地 : 東京都港区虎ノ門1丁目2番3号 虎ノ門清和ビル10F
代表者名 : 代表取締役 古川 淳
設立 : 平成17年(2005年)2月14日
主な事業内容: ヘルスケアセクター向け経営支援業務
資本金 : 1,355.5百万円
ホームページ: http://capimedi.com/
@Pressリリース詳細ページ
提供元:@Press
この記事に関連するニュース
-
【開催報告】第76回日本産科婦人科学会学術講演会にてアフタヌーンセミナーを実施
PR TIMES / 2024年4月25日 14時0分
-
ベトナム・コンドミニアム事業「THE MINATO RESIDENCE」竣工
PR TIMES / 2024年4月24日 14時45分
-
国内初の飲む中絶薬「メフィーゴパック」、発売半年で724人服用…副作用14件も重篤例なし
読売新聞 / 2024年4月22日 0時0分
-
コンゴ民主共和国:紛争下でも安全な妊娠・出産を──妊産婦の心と体に寄り添う産前産後ケア施設
国境なき医師団 / 2024年4月18日 17時16分
-
浜田病院、4月1日より入院時のお食事が全面リニューアル! 産後の身体回復にも適した“本物志向”で見た目の楽しめるお食事を提供
@Press / 2024年4月1日 11時0分
ランキング
-
1山手線沿線の再開発が進む 「新宿、渋谷、品川」駅の工事はいつ終わるのか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月25日 7時10分
-
2サイゼリヤ、ギリギリ「国内黒字化」も残る難題 国内事業の利益率0.05%、値上げなしで大丈夫か
東洋経済オンライン / 2024年4月24日 7時30分
-
3イトーヨーカドー、祖業のアパレル復活なるか アダストリアとの新ブランドが生んだ“相乗効果”
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月25日 10時0分
-
4アキレス、シューズの国内生産終了へ コスト増や少子化など背景
ロイター / 2024年4月25日 16時27分
-
5過度の変動望ましくない、動向注視し万全の対応行う=円安で官房長官
ロイター / 2024年4月25日 11時35分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください