全国唯一の「飛び地村」和歌山県北山村の「じゃばら」を使ったサプリメント 「じゃばサプ」モニター募集のお知らせ
@Press / 2013年2月21日 9時30分
和歌山県北山村役場観光産業課は、北山村にだけ自生していたユズやカボスのような香酸柑橘であり、2008年にアレルギーの学会で花粉症に効果があると発表された「北山村じゃばら」を使ったサプリメントを開発しました。
じゃばらサプリメントの発売にあたり、花粉症でお困りの方500名に体験いただく記念企画を開催します。
【じゃばらサプリメント「じゃばサプ」 モニター募集要項】
北山村では、じゃばらサプリメントの発売を記念して、500名様を対象としたモニター調査の実施にあたり、次のとおり参加者を募集いたします。
応募条件 : ・花粉症等のアレルギーに悩んでいる方
・インターネット環境をお持ちで、
使用後アンケートに必ずご回答いただける方
募集期間 : 2月19日(火)~3月1日(金)
応募ページ: http://jabasap.info/
抽選日 : 2月22日(金)、3月1日(金)
第1次抽選を2月22日に行い、先行で250名様にサプリメントをお送りいたします。その後、第1次抽選にもれた方と、22日以降に応募された方の中から、250名を、3月1日に抽選いたします。
今回のモニター調査では、新商品のじゃばらサプリメントの錠剤を飲用いただき、効果、飲みやすさ、価格帯など簡単なアンケートにお答えいただくというものです。
抽選で選ばれた方にお送りするサプリメントを飲用していただき、後に北山村からお送りするメールで、アンケートにお答えください。
【じゃばらサプリメント「じゃばサプ」開発までの経緯】
1.じゃばらと北山村の取組み
<赤字産業だったじゃばらが過疎の村を救う産業に!!>
じゃばらは「邪気を払う」から名づけられたといわれ、北山村だけに自生していたユズやカボスのような香酸柑橘です。
1979年に品種登録され、北山村では産地化に向け取り組んでまいりましたが、なかなか売り上げ増加に結びつけることができず、毎年赤字がかさむ「お荷物産業」と言われていました。
2001年2月、それ以前からうわさされていた「じゃばらは花粉症に効果がある」を検証するため、ネット上で1,000名を対象とした花粉症効用モニター調査を開催し、46%の方から花粉症に効果があったとの結果を得ました。
翌年度から春先に注文が殺到し、2000年度は2,600万円程度であった売上が、2008年度には、2億円を突破する勢いとなりました。
今では人口500名の過疎の村、北山村の主要産業となっています。
北山村に与えられた村民の夢の果実じゃばらを、これからも北山村の宝として、大事に受け継いでいきます。
2.2003年、和歌山県工業技術センターによる学会発表
2003年、日本食品科学工学会において、和歌山県工業技術センターよりじゃばらの脱顆粒抑制作用【だつかりゅうよくせいさよう】についての発表がありました。
<発表内容>
花粉症や気管支喘息【きかんしぜんそく】はアレルギーの一種で、過剰な免疫反応が原因です。
花粉など異物が体内に侵入すると、異物を除去するための免疫反応としてヒスタミンなどの化学物質が放出(脱顆粒現象)され、アレルギー症状が引き起こされます。
今回、マウスの細胞を用いて、じゃばら果汁や果皮の抽出物を用いると、脱顆粒現象が抑制されることが確認されました。
これまでは“うわさ”や“お客様の声”で「花粉症に効く」という程度でしたが、今回の研究発表により化学的に明らかになりました。
有効成分の特定や人体への効能など、明らかにすべき点はあったものの、この発表がじゃばら効果の可能性を広げる第一歩となりました。
3.アレルギーの学会での発表内容
2008年9月、岐阜大学医学部 湊口 信也教授らにより、『スギ花粉症の症状とQOL(※)に対する「北山村のじゃばら」果汁の効果』がアレルギーの学会で発表されました。
岐阜大学の発表要旨、北山村のじゃばらに対する取り組みは以下の通りです。
和歌山県工業技術センターによる学会発表では、臨床実験は行われておりませんが、岐阜大学医学部湊口 信也教授らによる研究では、実際に臨床実験が行われました。
実験ではじゃばら果汁飲用で花粉症の症状及びそれに伴うQOLがどの程度改善されるかについても検討が行われました。
<調査内容>
●対象者 :29歳から59歳の花粉症患者15名
●飲用する物 :北山村のじゃばら果汁
●飲用量・期間:毎日5mlを朝夕2回、10ml/日を2週間以上連続して飲用
この条件で、飲用前後に症状・QOLについて質問に回答していただきました。
まず、各症状に対する回答を集計したところ、
・水っぱな ・くしゃみ ・鼻づまり ・鼻、目のかゆみ ・涙目
といった花粉症の症状が全て改善した、という結果を得ることができました。
さらにQOLについても、
・仕事に支障 ・疲れやすい ・精神集中不良 ・面談に不便 ・気分が晴れない ・運動に支障
などの、31項目中21項目について改善された、という結果になりました。
しかも、薬とは違って天然の果汁であるため、副作用など安全面において全く問題がありませんでした。
これらの集計結果より、“「じゃばら」果汁の飲用は、花粉症の症状の改善のみならず、QOLの改善にも有効”との結論を得ました。
詳しい発表内容はこちらをご参照ください。
http://jabasap.info/pdf/gihudaigaku.pdf
(月刊「臨床免疫・アレルギー科」 第50巻 第3号(2008・9月)より)
※QOL(Quality of Life:生活の質)
集中力・判断力の低下、イライラ感、会話への支障といった生活に与える影響
4.花粉症効果が発表され注目されましたが、本来、花粉症に効果があるといわれる物質「ナリルチン」は果汁よりも果皮に多く含まれており、じゃばら果皮の成分をどのように飲用するかが、以前から問題となっていました。
今回開発したサプリでは、「ナリルチン」含有量が高い北山村じゃばらの果皮を使用しています。花粉症の症状の緩和に役立てていただきたいと考えています。
●北山村 概要
(1)村長 : 奥田 貢
(2)役場所在地: 和歌山県東牟婁郡北山村大沼42
(3)関連URL : 公式ホームページ
( http://www.vill.kitayama.wakayama.jp/ )
地域密着型ブログポータルサイト村ぶろ
( http://www.murablo.jp/ )
じゃばら村センター
( http://www.kitayamamura.com/ )
和歌山県唯一の村、そして全国唯一の飛び地村、また、全国で唯一、昔ながらの筏(いかだ)流しが体験できる村として知られています。
【じゃばら商品の販売に関するお問い合わせ先】
北山村販売センター
直通TEL:0735(49)2037
@Pressリリース詳細ページ
提供元:@Press
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