ドライバーの2人に1人が事故を経験!運転中の「ヒヤリ」も約9割が体験 約95%が「ぶつからない」運転支援システムを期待 ~ 運転に関する意識調査 ~
@Press / 2013年2月25日 13時0分
株式会社ネオマーケティングは、自動車免許を保有している全国の20代~40代の男女600名を対象に「運転に関する意識調査」を実施いたしました。
■ドライバーの2人に1人が事故経験者!
ヒヤリ体験者(事故になりかけた経験のある人)まで含むと、なんと約9割!
自動車の運転は楽しいものですが、運転中に気を付けなければならない「歩行者確認」や「前方注意」を怠ると起こるのが“事故”です。ドライバーに「運転中に事故にあった経験はありますか」(単一回答)と尋ねたところ47.5%と半数近くのドライバーが「事故を経験したことがある」と回答。「事故にはならなかったが危なかった(ヒヤリとした)ことがある」との回答も合わせると87.3%となんと約9割のドライバーが少なくとも事故の危険があったということが明らかになりました。
・運転中に事故にあった経験はありますか:
http://www.atpress.ne.jp/releases/33582/1_1.png (上図)
約9割のドライバーが「ヒヤリ」を体験しているという今回の結果は、あまりにも怖い結果で、外出するすべての人が十二分に周りに注意を払わなければいけないということを示しています。
■最近「ヒヤリ」としたこと、「自転車」関連が1位と2位に!
男女ともに年齢層が上がるとともに「対向車」が気になる傾向も
一言に「ヒヤリ」体験と言ってもその内容は様々。実際にはどのような「ヒヤリ」体験を経験しているのでしょうか。上記の設問で「事故を経験したことがある」「事故にはならなかったが危なかった(ヒヤリとした)ことがある」と回答した524名に「最近、運転していて“危なかった・ヒヤリとした”対象を教えてください」(複数回答)と尋ねたところ1位「飛び出してくる自転車」(55.2%)、2位「車道走行する自転車」(44.5%)と、上位は「自転車」関連となりました。2011年10月25日警視庁から「良好な自転車交通秩序の実現のための総合対策の推進について」の発出に伴い、自転車も車道を走ることが義務付けられたことが影響を及ぼしたと考えられます。
・最近、運転していて「危なかった・ヒヤリとした」対象を教えてください:
http://www.atpress.ne.jp/releases/33582/1_1.png (下図)
さらに年代別で見てみると、「対向車」という回答が年代が上がるごとに高くなっていることがわかりました。運転歴が長いドライバーの方が、急に右折してくる「対向車」に対して「ヒヤリ」経験が多いという結果になりました。
・年代別:
http://www.atpress.ne.jp/releases/33582/2_2.png (上図)
■「ヒヤリ」体験を回避するためにドライバーが実践・検討していること
男性「細かく休憩」女性「運転以外のことをしない」と男女異なる結果に
運転には必ずつきまとう「ヒヤリ」体験。それではドライバーの方は「ヒヤリ」体験にどのような対策をしているのでしょうか。「事故を防止する為に行っていることを教えてください」(複数回答)と尋ねたところ、男性は「細かく休憩をする」(46.7%)が1位、以下「眠気対策でガムをかむ」(41.7%)、「運転中、他のことをしない」(37.3%)という結果に。対して女性は「運転中、他のことをしない」(54.0%)が1位で、以下「細かく休憩をする」(36.0%)、「眠気対策でガムをかむ」(31.0%)となりました。しかしながら、最近注目されている、「運転支援システム付の車」を購入し防止を図っているという回答は、防止に投資する金額としては高くすぐに導入できないこともあって、全体で3.5%となりました。
・事故を防止する為に行っていることを教えてください:
http://www.atpress.ne.jp/releases/33582/2_2.png (下図)
■運転支援システムに期待している・・・約9割
「ぶつからない」「車線を外れない」「先行車追跡」などに高い期待
ヒヤリ防止策として、現時点で運転支援システム搭載自動車の購入に控えめなドライバーが多い結果になったものの、運転支援システムへの期待度自体は非常に高いことが分かりました。「事故防止の為の運転支援システムが広がることを期待しますか」(単一回答)と尋ねたところ、87.2%と約9割が「期待する」「どちらかといえば期待する」と回答。
・事故防止の為の運転支援システムが広がることを期待しますか:
http://www.atpress.ne.jp/releases/33582/3_3.png
期待する理由としては、「人間の注意には限界があるから」(愛知県 48歳 女性)や「自分の目以外で事故を防止できるなら安全性が高まるから」(東京都 31歳 女性)など感覚的になりがちな運転をシステムとして改善したいという意見、「事故を起こさないように注意深く運転しているが、もらい事故ばかりは完全には防げないから」(神奈川県 41歳 男性)「相手が危ない運転をしていたら抵抗できない」(宮崎県 49歳 男性)など相手からのもらい事故を防げるという意見などが支持の理由となっています。
次に、運転支援システムへ期待している人はどんな機能に期待しているのでしょうか。運転支援システムに期待している方523人を対象に「運転支援システムの機能で期待するものは何ですか」(複数回答)と尋ねたところ、「ぶつからない」が94.5%で1位に。2位は「車線を外れない」(64.6%)、3位「先行車を追跡できる」(42.8%)となりました。
・運転支援システムの機能で期待するものは何ですか:
http://www.atpress.ne.jp/releases/33582/4_4.png
「運転している車はスバルの「アイサイト2」搭載車で安心感があるし、ほかの車にも装着されていれば事故が格段に減ると実感」(宮城県 36歳 男性)との期待する理由の回答のように、上記項目で出たドライバーの期待する機能を備えた車が発売されています。運転支援システム搭載の自動車が、事故や「ヒヤリ」体験とは無縁のカーライフをもたらしてくれる日も近いかもしれません。
【調査概要】
調査主体 :株式会社ネオマーケティング
調査内容 :運転に関する意識調査
調査地域 :全国
調査対象者:自動車免許保有の20歳~49歳の男女
調査方法 :インターネット調査
調査期間 :2013年2月15日(金)~2月18日(月)
有効回答数:600サンプル
@Pressリリース詳細ページ
提供元:@Press
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