笹川平和財団主催 ワークショップのご案内 災害後、命と健康をどう守るのか「東日本大震災の教訓:公衆衛生機能の復興の観点から」 2013年3月11日(月)開催
@Press / 2013年3月6日 11時0分
笹川平和財団(SPF)(所在地:東京都港区、会長:羽生 次郎)は、東日本大震災の発生直後から、東北大学大学院医学系研究科・地域保健支援センターが実施してきた「被災地の保健機能復興と経験共有」事業を助成しています。この事業では、震災直後から18カ月間にわたって刻々と変化する被災地の公衆衛生課題やニーズ、公衆衛生システムの復興過程や課題を映像とデータで克明に記録してきました。
公衆衛生の観点で、災害発生から復興の過程を長期間、継続的に記録するのは、世界的にも例がない試みです。その結果、今回の災害では、いち早く保健機能を復旧させることができず感染症などに対応するのが困難であったこと、また、保健師達が災害時に対応する仕組みがなかったため、本来果たすべき役割が果たせなかったなど、様々な課題が見えてきました。
この度、これらの課題を危機管理の観点から整理し、国内外に向けて問題提起することを目的に、東日本大震災の被災地の第一線で活躍してこられた東北大学病院総合地域医療教育支援部教授(前石巻日赤病院)の石井 正氏、アジア太平洋地域の災害支援に携わってきたWHO神戸センターのアート・ペシガン氏をはじめ、公衆衛生の専門家が一堂に会するワークショップを開催いたします。(プログラムは別紙参照。 http://www.atpress.ne.jp/releases/33909/b_5.pdf )
大規模災害により医療機関や行政インフラが壊滅的な被害を受けたとき、保健医療・保健行政の担当者はどう対応するべきか、皆さまと共に考えていきます。
【日時】
2013年3月11日(月) 15:00~18:30(14:30受付開始)
【会場】
日本財団ビル2階 会議室1~4(東京都港区赤坂1-2-2)
銀座線虎ノ門駅/溜池山王駅より徒歩5分
地図: http://www.spf.org/profile/location.html
【その他】
参加無料、使用言語:英語・日本語(同時通訳)
【申込方法】
2013年3月7日(木)までに、当財団ホームページ http://www.spf.org/event/article_8707.html 上か、FAX(03-6229-5473)、E-mail: m-kato@spf.or.jp までお申込みください。
【お問い合わせ先】
笹川平和財団・事業部 電話:03-6229-5437
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