~主婦の食品期限の意識調査~99%の主婦は購入時に期限をチェック!一方、自宅での食品期限切れは8割!
@Press / 2013年4月9日 14時0分
フィールドマーケティング支援サービスを提供するソフトブレーン・フィールド株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木名瀬 博)は、当社登録の20代~60代の既婚女性会員を対象に「主婦の食品期限の意識調査」を実施しました。
食品の廃棄ロス削減に対する意識が高まるなか、主婦の食品期限に関する調査結果をまとめました。有効回答者数は479名でした。
【調査結果】
(1)食品期限の意識について
食品の期限表示である消費期限と賞味期限(品質保持期限)の違いに関しては、「違いを説明できる」44.5%、「なんとなく知っている」50.3%となりました。約95%の既婚女性は期限表示に関して意識しており、「日本の消費者は鮮度に厳しい」と言われるように、食品の期限表示に関する理解もかなり浸透していることがわかりました。
図1:消費期限と賞味期限(品質保持期限)の違いについて(n=479)
http://www.atpress.ne.jp/releases/34738/a_1.png
(2)購入時の期限確認について
購入時に食品期限を確認している割合は、「必ず確認している」64.1%、「商品によって確認している」34.9%となり、確認している割合は99.0%となりました。
また、商品のとり方については、「期限をチェックして新しい商品をとっている」71.0%、「奥からとっている」16.1%、「手前からとっている」12.9%となり、店舗で期限の新しい商品を選んでいる様子がうかがえます。
コメントでは、「手前の商品の賞味期限と奥の商品の賞味期限をチェックして、新しいものを購入しています。」(30代)や「その棚にある賞味期限をみて、新しいものを購入する。」(30代)など購入時に期限を確認して、なるべく新しい商品を購入している様子がうかがえます。
一方で、「期限に余裕があれば、手前から取ることもあります。お店にとってはその方がいいかと思うので。」(40代)や「廃棄商品を減らすために、商品を手前から取ろうという運動があることを何かで読み感銘を受けた。それ以来、なるべくその日に使うものは期限内であれば古いものを買うようにしている。」(50代)など、店舗での廃棄ロスを減らすため、手前からとっているとのコメントもみられました。
図2:[左]期限の確認有無について(n=479)、[右]商品のとり方について(n=479)
http://www.atpress.ne.jp/releases/34738/b_2.png
(3)値引き商品の購入意欲について
期限が近くなり値引きされている商品の購入意欲については、「なるべく購入する」19.4%、「すぐに食べる場合は購入する」79.5%となり、値引き商品を購入すると答えた方は約99%となりました。
具体的なコメントでは、「すぐに食べるものは期限が近くても割引になっていれば購入しているが、ストックとして購入するものはなるべく期限が先のものを購入するようにしています。」(50代)や「賞味期限の値引き商品は積極的に購入しています。消費期限の値引き商品はその場でメニューの浮かぶものは購入し、冷蔵庫で眠ってしまいそうな商品は購入しません。」(50代)、「冷凍保存のできる精肉類。特に豚肉の生姜焼きのパックは逆に閉店間際のセールで期限切れに近いパックを購入し、たれなどで味付けして、家庭の冷蔵庫で冷凍しています。」(40代)など、値引き商品ですぐに使ったり、冷凍保存できたりと無駄にならず「お得」と感じた場合には、購入する傾向がみられました。
値引き前の通常売価の商品は、鮮度の高いものを選んで購入する傾向が高い一方で、値引きでお買い得になっていれば、率先して値引き商品を購入している様子がうかがえました。
図3:値引き商品の購入意欲について(n=479)
http://www.atpress.ne.jp/releases/34738/c_3.png
(4)食品の期限切れについて
購入後、自宅保管時の期限切れについては、「よくある」15.7%、「たまにある」66.0%となり、約82%の家庭で、食品の期限切れが発生していることがわかりました。購入時には、賞味期限を意識している割合が99%にも関わらず、購入後の期限切れは82%の家庭で起きています。購入時は、期限を厳しくチェックする一方、購入後は意識や管理が甘くなってしまうようです。
具体的なコメントでは、「冷蔵庫は『冷凍しておけば大丈夫』と使わないものは冷凍してしまって忘れていることがよくありました。1年前どころか、3年くらい前の食品が冷凍庫からでてきたこともありました」(40代)や「気が付くと期限切れのものが冷蔵庫のほとんどを占めていて、それを処分すると冷蔵庫が空の状態になってしまったことがあった。」(40代)などがありました。冷凍機能やチルド室の保存機能など長期間保存できる技術は進みましたが、冷蔵庫内やストック棚での在庫管理については、まだまだ課題が残っているといえそうです。
図4:食品の期限切れについて(n=479)
http://www.atpress.ne.jp/releases/34738/d_4.png
【調査実施概要】
対象 :当社登録の20代~60代の既婚女性会員
調査方法 :当社リサーチサイト「リサれぽ!」を活用したインターネットリサーチ
調査地域 :全国
調査期間 :2013年3月14日~3月20日(7日間)
有効回答者数:479名
年代 :20代 1.9%、30代 30.5%、40代 49.3%、50代以上 18.4%
【ソフトブレーン・フィールド株式会社 会社概要】
ソフトブレーン・フィールド株式会社は、ソフトブレーン株式会社(市場名:東証1部・4779、本社:東京都中央区、設立年月日:1992年6月17日、代表取締役社長:豊田 浩文)のグループ会社として、全国の主婦を中心とした登録スタッフ約46,000名のネットワークを活用し、北海道から沖縄まで全国のドラッグストアやスーパー、コンビニ、専門店など100,000店舗以上をカバーし、営業支援(ラウンダー)や市場調査(ミステリーショッパー、店頭調査など)を実施しています。
当社代表の木名瀬 博は、2004年にアサヒビールの社内独立支援制度に応募し、合格第1号事業として独立しました。
本社所在地 : 東京都千代田区有楽町2-2-1 ラクチョウビル7階
設立 : 2004年7月
資本金 : 151,499,329円
代表取締役社長: 木名瀬 博
URL : http://www.sbfield.co.jp/
【会員登録について】
・パソコン用登録URL: https://www.sbfield.co.jp/pc/
・携帯用登録URL : https://www.sbfield.co.jp/m/
会員登録いただくと、当社からお仕事情報を配信いたします。スーパーマーケットやドラッグストアなどの量販店、公共施設や遊戯施設、専門サービスを提供する全国チェーンのお店から飲食店まで、あなたの生活圏がそのままお仕事のフィールドとなります。
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