ユビキタス社、Ubiquitous QuickBootのエンジニアリングサービスで富士通コンピュータテクノロジーズと協業
@Press / 2013年4月22日 12時0分
株式会社ユビキタス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:三原 寛司、以下 ユビキタス社)と株式会社富士通コンピュータテクノロジーズ(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:菊池 伸行、以下 富士通コンピュータテクノロジーズ)は、ユビキタス社の高速起動技術であるUbiquitous QuickBoot(ユビキタス クイックブート、以下 QuickBoot)を車載機器分野など、高速起動への需要増が期待されるマーケットに対して、迅速に展開していくことを目的に、QuickBoot向けのエンジニアリングサービスで協業することを発表します。
本協業は、ユビキタス社が、QuickBootビジネスの展開を加速させていくために、QuickBootに関わるエンジニアリングサービス力の強化を狙ったものです。富士通コンピュータテクノロジーズは、既に実顧客プロジェクトでユビキタス社と協力してQuickBoot実装を進めてきた経緯もあり、その高いエンジニアリング力は証明済みです。今回、富士通コンピュータテクノロジーズをQuickBootエンジニアリングパートナーとして認定して、両社のビジネス促進と発展のためQuickBoot向けのエンジニアリングサービスで協業することとなりました。
富士通コンピュータテクノロジーズは、自社の持つLinuxについての幅広い知識や技術に裏付けられた「組込みLinux導入/開発支援サービス」にユビキタス社のQuickBoot向けエンジニアリングサービスをメニューに加えることで、高速起動への要求が高い国内外の両社の顧客に対して、QuickBoot実装による起動時間の短縮はもとより、組込み機器へのLinuxやAndroidの実装をはじめ信頼性や品質の向上などプラットフォーム周りの様々なニーズにワンストップで応え、両社のビジネス拡大を図ってまいります。また共同マーケティング等のプロモーション面でも相互に協力していきます。
■株式会社富士通コンピュータテクノロジーズ 執行役員 篠坂 勉様のコメント
「当社は長年、富士通グループ内の特に信頼性を要求される組込み装置に対して、Linuxを適用するための開発支援サービスを実施してまいりました。そこで培われた技術を活用し、一般の組込み装置を開発するお客様向けに『組込みLinux導入/開発支援サービス』として展開しております。その中でも、起動時間の問題は、解決すべき課題として常に多くのお客様から求められており、ユビキタス様の高速起動QuickBootは、当社のビジネス展開においても重要な技術であり、今回の協業を通して、シナジーを高め、より多くのお客様にご満足いただけるサービスを提供してまいります。」
■株式会社ユビキタス 代表取締役社長 三原 寛司のコメント
「株式会社富士通コンピュータテクノロジーズ様とのエンジニアリングサービスでの協業により、ユビキタス社は、車載機器など国内外で高速起動への要求が高まっているお客様の製品に、これまで以上のスピードで高速起動という付加価値を提供できるようになることを大変嬉しく思っております。富士通コンピュータテクノロジーズ様の組込みLinuxに対する豊富な知識と経験をベースに両社の技術が組み合わさることにより、お客様の組込みシステムに対する多様な要求に迅速かつ柔軟に対応できると確信しています。」
なお、ユビキタス社は、2013年5月8日(水)~5月10日(金)に東京ビッグサイトにて開催される「第16回 組込みシステム開発技術展(ESEC)」内、ユビキタス社ブース(西1-72)においてQuickBootのデモ展示を予定しております。
※本リリースに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。
■株式会社富士通コンピュータテクノロジーズについて
富士通コンピュータテクノロジーズは、1983年創業以来、組込みシステム(ファームウェア・ソフトウェア・ハードウェア)の開発業務に携わり、高い技術力と多数の実績を有する組込みシステムの技術者集団です。スーパーコンピュータ・サーバ、ストレージ、ネットワーク機器等のコンピュータシステム製品や携帯電話、車載機器に代表される情報端末機器や人感センサー、QRコードといった認証システムなどユビキタス製品の組込みシステム(ハードウェアおよびソフトウェア)の開発/設計、評価検証、サービスをワンストップで提供します。
詳しくは、 http://jp.fujitsu.com/group/fct/ をご覧ください。
■Ubiquitous QuickBootについて
QuickBootは、ユビキタス社が独自に開発したシステムの高速起動ソリューションです。従来のハイバネーション方式と異なり、アプリケーションサイズに関わらず、完全に電源が切断された状態からの高速起動が可能となります。機器を開発する方は、QuickBoot SDKを利用することで、自社の製品に高速起動対応することが可能となります。そのため、省電力での動作を実現し、さらに高速起動によって快適なユーザーエクスペリエンスを実現いたします。最新リリースR1.2では、ARM社が提供するARMコアシリーズ(ARM9、ARM11、Cortex-A8/9 シングルコア/マルチコア)に対応しています。他のCPUアーキテクチャについては、個別対応とさせていただいています。
■株式会社ユビキタス(証券コード3858)について
ユビキタス社は、2001年に創業された組込み機器向けを中心としたコンピュータソフトウェアの開発・ライセンスを行う企業です。ユビキタス社会において必要となる、ネットワーク関連(ホームネットワーク関連・暗号技術を含む)、データベース、システムの高速起動技術などの多数のソフトウェアを提供しております。他と差別化された製品群で、ユビキタス社会の要請に応えます。
商号 : 株式会社ユビキタス
設立 : 2001年5月7日
代表者: 代表取締役社長 三原 寛司
資本金: 5億6,693万円
本社 : 〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-10-1 日土地西新宿ビル20F
URL : http://www.ubiquitous.co.jp/
■投資家の皆様へ
本プレスリリースは、ユビキタス社の定性的な業務進捗をお知らせするためのものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。ユビキタス社の業績・経営指標の進捗・予想に関しては、取引所開示情報である、決算短信・マイルストーン開示などをご参照ください。
@Pressリリース詳細ページ
提供元:@Press
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