村田製作所とユビキタス社、RTOS向けWi-Fi(R)ソリューションパッケージを共同開発

@Press / 2013年5月9日 15時0分

Wi-Fiソリューションパッケージ図
株式会社村田製作所(本社:京都府長岡京市、代表取締役社長:村田 恒夫、以下 村田製作所)と株式会社ユビキタス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:三原 寛司、以下 ユビキタス社)は、村田製作所が販売するWi-Fiモジュールに対応したμITRONなどのリアルタイムOS(以下 RTOS)上で利用できるWi-Fiドライバソフトウェア、Wi-Fi Protected Setup(TM)(以下 WPS) Enrollee/Registrar、Wi-Fi Direct(TM)などのソフトウェアをオールインワンにしたWi-Fiソリューションパッケージを共同開発しました。


近年の家電製品や産業機器などさまざまな機器のネットワーク接続のニーズが高まる背景に対応し、組込みLinux(R)、Android(R)といった高機能OS上だけではなく、低クロック、低リソース、低消費電力が求められる機器に実装されることの多い組込みRTOSへのWi-Fi機能実装をより簡単に実現するソリューションとして提供してまいります。

スマートフォンやゲーム機など、小型で軽量なWi-Fi搭載機器の普及により、無線LAN環境が一般家庭にまで普及し、インターネットと連携したクラウドサービスも次々と登場しています。こうした機器のネットワーク化と、ネットワークを活用したサービスは、Linux、Androidのような高機能OSだけではなく、AV機器、デジタルカメラやカーナビ、エアコン、冷蔵庫などの白物家電といったコンシューマ機器から、産業機器やヘルスケア機器といった今まで無線通信とは無縁であった組込み機器にも広がり始めており、2012年時点ですでに対応機器は50億台を超え、今後3年間でさらに74億台まで増加するとみられています。(Wi-Fi Alliance(R) 2013年4月発表)
今後はさらに適用範囲が広がり、センサーや自動車、公共インフラなど、あらゆるモノをインターネットにつなげる無線通信技術として、膨大な情報をもとにした新しい社会インフラや経済圏を形成すると予測されているIoT(Internet of Things)、M2M(Machine to Machine)といった世界観の重要なシステム構成要素の中心になるといわれています。

村田製作所とユビキタス社は2012年12月に締結した資本・業務提携の一環として、村田製作所の世界トップシェアの卓越した無線通信モジュールのハードウェア実装技術と、ユビキタス社の累計2億ライセンス以上の実績を持つ「小さく」、「軽く」、「速い」通信ソフトウェア実装技術を結集することにより、小型、低リソースの組込み機器に多く採用されるRTOSに対応するWi-Fiドライバ、WPS、Wi-Fi Directなど関連のミドルウェアをパッケージ化しました。
今回、村田製作所の製造するWi-Fiモジュールと合わせてハード/ソフト一体の高品質なオールインワンパッケージとすることで、これまで専門的な知識が求められ、ハードルが高かった機器への無線LAN機能搭載で、初期開発のスピードアップはもちろん、開発工程全般での開発負担、期間、コストを大幅に削減することを可能にします。さらに両社の協業体制により、お客様の実装環境へのポーティング、アプリケーション開発、技術サポート、さらに認証サポートも含めたワンストップソリューションを提供し、無線LAN、通信技術者を自社で抱えていないお客様でも、「より簡単」、「より早く」、「より低コスト」で高度なWi-Fi機能の搭載を実現し、お客様のWi-Fi搭載製品開発をサポートいたします。また、お客様が本来の製品価値を高める開発作業に専念できることによって、より付加価値の高い製品の実現に寄与できると考えています。

@Press

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