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ユビキタス社とインヴェンティット社、IoT/M2Mサービスプラットフォーム事業で協業

@Press / 2013年5月9日 15時30分

株式会社ユビキタス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:三原 寛司、以下 ユビキタス社)とインヴェンティット株式会社(本社:大阪府堺市、代表取締役社長:西田 竹志、以下 インヴェンティット社)は、ユビキタス社の累計2億ライセンスを超える実績を持つ組込みネットワークソフトウェア技術(各種デバイス向けのネットワーク接続、通信プロトコル技術)とインヴェンティット社の大手通信キャリア環境にて実績を持つ遠隔デバイス管理技術(デバイスマネジメント技術)を結集し、この数年で市場の成長が見込まれるIoT(Internet of Things:モノのインターネット)、M2M(Machine to Machine:機器相互接続)市場に向けて、IoT/M2Mサービスプラットフォーム事業を共同で構築することで合意いたしました。


IoT/M2M市場は、2015年には国内関連市場で現在の3倍以上の3,300億円にも上ると見られており、また2020年までにはこれまで人類が経験したことのない量のデータの蓄積が行われ、新しい市場が登場すると予測されています。今後はさらに広範囲のセンサー機器や家電機器などあらゆる機器がネットワークに接続され、その膨大なデータを管理、運用することにより、従来のM2Mで期待されていた単なる機器の遠隔制御や自動運転などにとどまらず、エネルギーや物流の飛躍的な効率化から、リアルタイムのセンサー情報を利用した新しい社会インフラや、経済活動の基盤となることが予測され、それらを実現する高度かつ複雑なシステム基盤、サービス基盤の整備が急務となっています。しかしながら、独自のシステム基盤、システム運用技術者、資金力などのリソースを持たない中小規模の企業にとっては、導入が難しい側面も持っていました。

これまで両社が独自に開発を進めてきたIoT/M2Mサービスプラットフォーム機能を、戦略的に統合することで、両社の技術力やノウハウを統合し、開発力の強化、開発スピードの向上を図り、最新のクラウド技術を利用した新しいタイプのIoT/M2Mサービスプラットフォームをいち早く実現します。これにより、これまで多くの実現要望があるにもかかわらず、技術面、コスト面などで高い障壁を乗り越える必要があったサービス構築企業の皆さまに、新たな可能性を供給すると共に、従来型のサービス構築においても、期間短縮、コスト削減などにおいて、大きな貢献を果たすことができるものと考えています。


両社が考える新しいタイプのIoT/M2Mプラットフォームとは、
■クラウド上でのIoT/M2Mサービス構築、機器、データ管理を共通基盤化
■業種、アプリケーション、サービスに依存しない水平型共通プラットフォーム
■ナショナルキャリアと連携した安定、セキュアな通信基盤
■データ解析、表示、機器制御/仮想化などをサポートするクラウドサービス
などの高度な機能を提供し、IoT/M2Mサービスを実現するためのシステム開発の高度な知識がなく、管理者などが不在の中小規模な企業でも、容易に構築を実現するためのサービスを目指しています。

加えて、ユビキタス社の組込みネットワークソフトウェア技術及び、インヴェンティット社のデバイスマネジメント技術は、クラウド型IoT/M2Mサービスプラットフォームを応用展開する上での様々なニーズに幅広くソリューション対応できるものと考えています。

今後両社は、IoT/M2Mサービスプラットフォームの開発体制を整え、今年度中の段階的リリース及びビジネスのスタートを目標に協業を進めてまいります。


■ユビキタス社 代表取締役社長 三原 寛司のコメント
ユビキタス社はこれまで身の回りの様々なモノが繋がるIoT(モノのインターネット)の時代に向けて、組込みソフトウェアとクラウドが連携するプラットフォームの開発を行ってまいりました。このたび、モバイルネットワークや機器の遠隔管理で実績の高いインヴェンティット社との協業によって、近年重要度の高まるモバイル網を介したIoT/M2Mサービスの短期間での構築に最適なプラットフォームを提供できるようになります。急速に変わる市場ニーズに対応し、海外展開を含めた事業化のスピードアップのために、今回の協業が寄与するものと期待しています。


■インヴェンティット社 代表取締役社長 西田 竹志のコメント
世界中あまねく繋がるモバイル網、利便性の向上したクラウド環境、低価格化したセンサーデバイスは従来大手システムインテグレータやメーカ中心の高価なM2M市場を大きく変えてきています。ユビキタス社の高度な組込み技術とサービスオリエンテッドなWeb技術を、大規模商用展開の実績のあるデバイス管理から発展した弊社のM2Mプラットフォーム技術と組み合わせることにより、従来のシステムインテグレータでは実現できない“ベストインベスト”のM2Mサービスプラットフォームを安価で提供できます。これにより大企業だけでなく中小企業でもM2Mサービスを実現できます。今後ユビキタス社とはB2BだけでなくB2C市場さらに、海外展開も視野に入れて共同でビジネス展開を行っていけると期待しています。


※本リリースに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。


■株式会社ユビキタスについて
ユビキタス社は、2001年に創業された組込み機器向けを中心としたコンピュータソフトウェアの開発・ライセンスを行う企業です。ユビキタス社会において必要となる、ネットワーク関連(ホームネットワーク関連・暗号技術を含む)、データベース、システムの高速起動技術などの多数のソフトウェアを提供しております。他と差別化された製品群で、ユビキタス社会の要請に応えます。


■インヴェンティット株式会社について
インヴェンティット株式会社(Inventit Inc.)は、リモート管理技術を核としたソリューションベンダです。世界標準のフレームワークに加えて、高度なシステム構築力とビジネス分野への提案力により、デバイスの付加価値を高め、企業のサービス構造を革新します。

企業情報URL       : http://www.yourinventit.com
IoT/M2M開発者ポータルURL: http://dev.yourinventit.com

@Pressリリース詳細ページ
提供元:@Press

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