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狩猟の魅力まるわかりフォーラム 平成25年度鳥獣保護管理の担い手確保促進フォーラム事業

@Press / 2013年7月19日 9時30分

全国開催案内図
近年、ニホンジカやイノシシ等の野生鳥獣による生態系や農林水産業への被害が深刻化している一方で、狩猟者の減少や高齢化が進んでいます。そこで環境省では、将来の鳥獣保護管理の担い手確保を目的とした「狩猟の魅力まるわかりフォーラム」を全国9会場で企画しており、今年度第1回目を栃木県宇都宮市で平成25年8月3日(土)に開催します。若手ハンターによるトークセッションやジビエ(野生鳥獣のお肉)料理の試食、ハンティングの模擬体験ができるワークショップブースの出展等、狩猟が持つ魅力や社会的な役割を実感できる内容となっています。(参加無料、事前申込み不要)


【フォーラム概要】
主催:環境省
共催:開催道県等(予定)
後援:農林水産省、警察庁、一般社団法人大日本猟友会、一般社団法人全日本狩猟倶楽部等

1. フォーラムの背景(狩猟の意義や役割)
狩猟とは、野生鳥獣を捕まえる営みです。狩猟ができる人(ハンター)は、野生鳥獣に対する深い理解と感謝の念を持ち、捕えた獲物を「いただく」ことをとても大切にします。また、現在では、ハンターは社会的役割も担うようになってきています。

近年、全国各地で野生鳥獣の数が増えすぎたり、生息域が広がることによって、希少な植物が食べられてなくなったり、そこに住んでいた生き物の種類や数が大きく減ってしまう「生態系被害」、田んぼや畑が荒らされ、作物が食べられてしまう「農作物被害」が深刻化しています。また、人里に出没した野生鳥獣による人身事故も発生しています。こうした被害を防ぐためには、守るべき場所を柵で囲う等の防除や、野生鳥獣が簡単に人里へ出てこないような生息地管理等といった対策とともに、増えすぎた野生鳥獣の数を抑制していくことも重要です。しかし、野生鳥獣の捕獲は簡単ではなく、時には身の危険も伴います。また、捕獲に用いる猟具の扱いを一歩誤れば、周囲の人にケガをさせてしまうおそれもあります。このため、捕獲には一定の知識や技術が必要ですが、これらの能力を兼ね備えているのが、狩猟免許を持った「ハンター」なのです。

一方で、現在、全国的なハンターの減少と高齢化が進んでいます。このままでは、人と野生鳥獣の適切な関係や、自然の生態系のバランスを維持できなくなることが危惧されています。人々が安心して安全に暮らすために、また、人間生活に豊かな恵みを与えてくれる自然の生態系を維持していくために、今、ハンターの技術が求められています。


2. フォーラムの目的
上記のような背景から、環境省では、人と野生鳥獣の適切な関係の構築や、自然の生態系のバランスの維持へ向けて、鳥獣保護管理の担い手を確保することに取り組んでいます。この「狩猟の魅力まるわかりフォーラム」は、その取組の一環です。

<目的:その1>
「自然」や「生き物の命」に正面から向き合う狩猟の魅力と、狩猟が持つ社会的な役割を多くの方に知っていただく。

このフォーラムを通して、多くの方に狩猟やハンターのことを正しく理解していただきたいと考えています。例えば、実はハンターは意外に身近な存在で、普段は一般企業で働く会社員であることも多いのです。このフォーラムでは、「狩猟ってどんなことをしているの?」「どんな人がハンターになるの?」「ハンターが皆の役に立つことってあるの?」等、狩猟の実態をお伝えする若手ハンターのトークセッションや、狩猟の模擬体験等ができるワークショップブースを準備しています。

<目的:その2>
人と野生鳥獣の適切な関係の構築及び自然の生態系のバランスの維持へ向けて、将来の鳥獣保護管理の担い手となるきっかけを提供する。

このフォーラムに来ていただいた方が、1人でも多く、これからの鳥獣保護管理を担うハンターとしての一歩を踏み出していただきたいと考えています。鳥獣保護管理を担うハンターは、ただ野生動物の捕獲が面白そうだとか、猟具を使ってみたい等、単なる興味本位で務まるものではありません。このフォーラムでは、ハンターとのフリートークや狩猟免許取得相談ブースも企画しており、狩猟を始めるにあたっての疑問や不安に思っていることはもちろん、狩猟の難しさや自然との付き合い方等についても、現役の若手ハンターや行政担当者に直接聞くことができます。


【開催予定地】
1 北海道 平成26年 2月22日(土) 釧路市生涯学習センターまなぼっと幣舞 釧路市
2 宮城県 平成25年11月 9日(土) 夢メッセみやぎ 仙台市
3 栃木県 平成25年 8月 3日(土) 宇都宮大学 宇都宮市
4 福井県 平成25年10月20日(日) サンドーム福井 越前市
5 静岡県 平成25年12月15日(日) グランシップ 静岡市
6 滋賀県 平成25年 9月14日(土) ピアザ淡海 大津市
7 広島県 平成26年 2月 9日(日) 広島県立広島産業会館 広島市
8 高知県 平成25年12月 7日(土) 高知市文化プラザかるぽーと 高知市
9 長崎県 平成25年12月21日(土) シーハットおおむら 大村市

@Pressリリース詳細ページ
提供元:@Press

【関連画像】

昨年度開催状況1昨年度開催状況2フォーラムロゴ

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