沖縄県内初の大規模個展開催!YUKEN TERUYA OKINAWA HEAVY POP 照屋勇賢 オキナワ・ヘヴィー・ポップ
@Press / 2023年11月14日 14時0分
沖縄県立博物館・美術館では、2023年11月3日(金)から「YUKEN TERUYA OKINAWA HEAVY POP 照屋勇賢 オキナワ・ヘヴィー・ポップ」(主催:沖縄県立博物館・美術館)を開催しています。
本展は、国内外で活躍する本県出身の美術家・照屋勇賢(てるや・ゆうけん)氏の初期作品から初公開となる最新作を紹介し、その仕事の全体像に迫る県内初の大規模な個展です。
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照屋勇賢 オキナワ・ヘヴィー・ポップ
■展覧会概要
消耗品の紙袋が、本来の姿である「木」として立ち上がる《Notice-Forest》、琉球王国時代から続く紅型が、現代の沖縄と世界を翻訳する《結い、You-I》、おもちゃの貨幣を用いて、私たちの日常に普及している「象徴」の力を浮かび上がらせる《Monopoly》-。
照屋の作品は、heavyとpopが混在する沖縄の現在を投影し、普段私たちが気にも留めない「当たり前」を揺さぶります。それは、あらゆる場所で直面している分断や境界を乗り越えて、これからの世界を共に考えていく未来を想像させるでしょう。
■本展のみどころ
(1) 照屋は本展に向け沖縄戦をテーマにした新作の制作に取り組みました。沖縄の歴史を振り返り、アイデンティティを考え、希望へとつながる空間となっています。
(2) 現在ベルリンを拠点に活動する照屋は、発表の機会は海外が主になります。今回、2018年の上海ビエンナーレで発表した大掛かりなインスタレーションも再現展示いたします。
(3) 展覧会会期中に、展覧会のドキュメンテーションを含めたカタログを刊行します。展覧会の記録物のみならず、アーティストブックとして照屋勇賢の世界観を伝える一冊となります。(発行:12月中旬予定)
■アーティストメッセージ
この展覧会が「沖縄の歴史は今の沖縄に何を語り掛けるか」、歴史を捉え誇りと尊厳ある将来像を探るハートを持ってくれるよう願います。
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《My Father's Favorite Game》(2018)
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《Notice-Forest Madison Ave (Tiffany & Co.)》(2021)
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《コーラス》(2022)
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《結い、You-I》(2002)
■概要
展覧会名:「YUKEN TERUYA OKINAWA HEAVY POP
照屋勇賢 オキナワ・ヘヴィー・ポップ」
会期 :2023年11月3日(金)~2024年1月21日(日)
主催 :沖縄県立博物館・美術館
特別協力:Yuken Teruya Studio
協力 :一般社団法人琉球・沖縄美術コレクション協会
助成 :公益財団法人 花王芸術・科学財団、芸術文化振興基金助成事業
公益財団法人 小笠原敏晶記念財団
場所 :沖縄県立博物館・美術館 企画ギャラリー1・2
観覧料 :一般1,200円/高校・大学生800円/小・中学生500円/未就学児無料
※障がい者手帳をお持ちの方および介助者1名は当日料金の半額
開館時間:9:00~18:00(金・土は20:00まで)※入場は閉館の30分前まで
休館日 :月曜日、年末年始(12月29日~1月3日)、1月9日(火)※1月8日(月)は開館
■アーティスト略歴
照屋 勇賢(てるや・ゆうけん)
1973年生まれ。沖縄県南風原町出身。1996年多摩美術大学美術学部絵画科油絵専攻卒業。2001年ニューヨーク・スクールオブビジュアルアーツ修士課程修了。以降ニューヨーク、ベルリン、沖縄を拠点に活動。
《告知―森》シリーズをはじめ、紙袋などの日用品を用いながらその意味をずらすことで、普段は気づかない価値観や枠組みなどの問題を作品化する。2002年「VOCA展2002」奨励賞受賞。同年「オールドリッチ現代美術館」新人作家賞受賞。近年の主な個展に「照屋勇賢:On Okinawa、過去と未来からのコレクション」展(2014~15年、ベルリン国立アジア美術館)、「沖縄復帰50年特別企画 照屋勇賢展 CHORUS」(2022年、那覇文化芸術劇場なはーと/沖縄)がある。
■沖縄県立博物館・美術館 基本情報
〒900-0006 沖縄県那覇市おもろまち3丁目1番1号
TEL : 098-941-8200
FAX : 098-941-2392
ウェブサイト: https://okimu.jp
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プレスリリース提供元:@Press
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