京都精華大学・ポピュラーカルチャー学部 客員教授に世界的に著名なファッションデザイナー、ナイジェル・ケーボン氏が着任予定

@Press / 2013年8月27日 10時0分

ナイジェル・ケーボン氏
京都精華大学(所在地:京都市左京区、学長:坪内 成晃)は、2013年4月に開設した「ポピュラーカルチャー学部」の客員教授に、ナイジェル・ケーボン氏の就任を決定しましたのでお知らせいたします。

ケーボン氏は、独自の手法を用いるファッションデザイナーです。たとえば、イギリスを中心に生産される「オーセンティックライン」と日本を中心に生産される「メインライン」の2つを持ち、いずれもケーボン氏がすべてを手がけ、素材や生産工程を考えます。多くのブランドは、短いスパンで大量生産を可能にするため業務分担を行いますが、ケーボン氏は自身ブランドの服づくりに関わる工程をすべて把握し、コントロールしています。

また、ビンテージ服のコレクターという側面から自身のコレクションのアイデアを想起させる点もユニークです。自分の好きなものを徹底的に追求しながらも、それが着る人にとって最もよいものとして多くのユーザーに支持されています。それは、ファッションデザイナーとして理想の仕事、生き方です。
ナイジェル・ケーボン氏の経験やものづくりにおける哲学や生き方そのものが、新しいファッションのあり方を模索し、創造する学生たちにとってよい刺激となることを期待しています。今年度は1回、特別授業が行われる予定です。


■教員プロフィール
Nigel Cabourn(ナイジェル・ケーボン)
ファッションデザイナー
1949年、イギリス生まれ。自身のブランド「Nigel Cabourn」を手がける。1971年、大学生時代に自身のブランドを旗揚げ。ビンテージミリタリー、ワークウェア、アウトドアウェアの世界的に有名なコレクターでもあり、4,000点を越えるコレクションからインスパイアされたデザインが特徴である。店舗は、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スウェーデン、アメリカ、カナダ、香港、韓国、台湾、日本など20カ国以上で展開。また、1980年代以降、デザインコンサルタントとしてBarbourやALPHA INDUSTRIESなど数多くのブランドにデザインを提供してきた経歴も持つ。
公式サイト http://www.cabourn.com
日本公式サイト http://www.cabourn.jp

就任コメント:
ファッションデザイナーとしての哲学を、これからファッションの世界に入るみなさんに伝えたいと思います。私のデザインへのアプローチのしかたは、実際の新聞記事、過去の歴史からインスピレーションを得るというものです。たとえば、人類のエベレスト初登頂は1953年ですが、1920年代にジョージ・マロリーというエベレスト登頂を目指した登山家がいました。彼は頂上付近で行方不明になってしまい、彼が登頂を果たしていたかどうかはいまだ謎のままです。その人物の人生や、当時の文化についての文献や資料をひも解き、当時着ていたであろう服装や装備の機能性にイマジネーションを働かせることから、私のシーズンのコレクションテーマは生まれます。これは、若者たちが得意とするインターネットからは得ることのできないインスピレーションです。授業では、実際に私のコレクションの仕事を紹介し、アイデアやデザインがどのように生まれ、構成されているか、といった流れを解説しながら、底辺に一貫して流れるデザイナーとしての考えを伝えたいと考えています。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
@Press

トピックスRSS

ランキング