~ 「年末年始休暇」に関するトレンド予測 ~ 今年の年末年始は、有休ナシでも「9連休」!「自宅」「帰省」だけでなく、「旅行」も楽しむ人が急増…年末年始の“ちょい旅”がトレンドに プロに聞く、年末年始の“ちょい旅”をオトクに楽しむコツとは?

@Press / 2013年9月5日 13時0分

グラフ1
生活者の意識・実態に関する調査をおこなうトレンド総研(東京都渋谷区)は、このたび、2013年から2014年にかけての「年末年始休暇」についてレポートします。

今年の冬の年末年始を語る上で外せないのが、「9連休」のキーワード。2013年から2014年にかけての年末年始は日並びが良く、12月30日(月)~1月3日(金)が冬季休暇の場合、その前後にある土日を含めると、有給休暇を取得せずとも9連休を取得することができます。加えて、近年は年末年始をアクティブに過ごす人が増加傾向にある、というのも大きな特徴の1つです。

このような背景から、トレンド総研では、今年の年末年始は“自宅でダラダラするだけ”“帰省をするだけ”ではなく、せっかくの大型連休を有効に楽しむべく、年末年始に「旅行」をしたいと考える人が例年以上に増えると予想。特に、9連休すべてを旅行に費やすのではなく、連休の一部を上手に使って、気軽な旅行を楽しむ“ちょい旅”の需要が高まると考えています。

そこで今回当研では、この年末年始の“ちょい旅”をテーマに、生活者への意識・実態調査をおこないました。また、本レポートでは、トレンドの専門家である、商品ジャーナリストの北村 森氏や、旅のトレンドに詳しい大手航空会社・ANAのマーケットコミュニケーション部・渡邊 勇喜氏のインタビューコメントについてもご紹介してまいります。


■ Summary
【調査結果】「年末年始休暇」に関する意識・実態調査
◆ 帰省予定者の約8割が「年末年始に、帰省と旅行を両方楽しむのは難しい」・・・理由は「時間の余裕がない」
◆ 「9連休、帰省と旅行の両方を楽しみたい」7割が回答

【インタビュー】商品ジャーナリスト・北村 森氏に聞く、年末年始の旅行トレンド
◆ 年末年始の“ちょい旅”で「9連休」を満喫!
◆ 国内旅行の人気の高まりが、年末年始の“ちょい旅”需要を後押し

【インタビュー】航空会社の担当者に聞く、“ちょい旅”をお得に楽しむコツ
◆ お得な旅のコツは「割引運賃」の活用・・・最大で約85%OFFになることも!狙い目は「深夜・早朝」「大晦日・元日」
◆ 航空会社の担当者が教える、年末年始のおすすめ旅行スポットとは


1.「年末年始休暇」に関する意識・実態調査
はじめに、年末年始の“ちょい旅”のニーズを知るため、今年の年末年始に帰省をする予定の、20~40代会社員男女・500名を対象に、「年末年始休暇」に関する意識・実態調査をおこないました。

[調査概要]
調査名 :「年末年始休暇」に関する意識・実態調査
調査対象:20~40代 会社員男女 ※今年の年末年始に帰省をする予定の方
調査期間:2013年8月26日(月)~8月28日(水)
調査方法:インターネット調査


◆ 帰省予定者の約8割が「年末年始に、帰省と旅行を両方楽しむのは難しい」・・・理由は「時間の余裕がない」
まず、「昨年の年末年始、帰省または旅行をしましたか?」と質問したところ、最も多かったのは「帰省をした(旅行には行っていない)」で、54%と半数以上が回答。一方で、「帰省も旅行もした」と答えた人は、34%にとどまりました。

そこで、「年末年始のタイミングに、帰省と旅行を両方楽しむのは難しいと感じますか?」と聞いたところ、75%と8割近くが「そう感じる」と回答。[グラフ1]その理由を複数回答で聞くと、「時間的な余裕がないから」が81%と圧倒的で、以降「金銭的な余裕がないから」(41%)、「体力的な余裕がないから」(20%)と続きました。帰省だけでなく旅行も楽しみたいけれども、時間にゆとりがないために、両方を楽しむことをあきらめている人が多いようです。

[グラフ1]
http://www.atpress.ne.jp/releases/38504/1_1.jpg


◆ 「9連休、帰省と旅行の両方を楽しみたい」7割が回答
こうした中で活用したいのが、今回の年末年始の「9連休」です。ちなみに、「今年の年末年始は、多くの企業が9連休であることを知っていましたか?」と聞いたところ、「知っていた」と回答した人は、36%にとどまる結果に。[グラフ2]調査をとった8月末時点では、まだ多くの人が、年末年始に9連休を取得できる可能性があることを知らずにいることがわかりました。

[グラフ2]
http://www.atpress.ne.jp/releases/38504/2_2.jpg

そこで、あらためて「今年の年末年始に“9連休”が取得できた場合、帰省と旅行の両方を楽しみたいと思いますか?」と聞いたところ、71%が「そう思う」と回答。[グラフ3]多くの人が、9連休を活用して、年末年始に“ちょい旅”を楽しみたいという意向を持っているようです。

[グラフ3]
http://www.atpress.ne.jp/releases/38504/3_3.jpg

ちなみに、具体的にどのような楽しみ方をしたいかと聞いたところ、「実家が九州なので、東京に戻る途中に中国地方をまわりたい。(男性・東京都)」、「実家の長崎に帰る途中、神戸あたりで1泊したい。(女性・愛知県)」など、帰省する前後に別の土地に立ち寄りたいという声や、「1回実家に帰り、家族全員で東北や北海道に旅行へ行きたい。(男性・埼玉県)」など、帰省先で集まった家族らと一緒に“ちょい旅”を楽しみたいという声が多く見られました。


2.商品ジャーナリスト・北村 森氏に聞く、年末年始の旅行トレンド
また今回、トレンドの専門家である商品ジャーナリスト・北村 森氏に、年末年始の旅行トレンドについてお話を伺いました。

◆ 年末年始の“ちょい旅”で「9連休」を満喫!
2013年から2014年にかけての年末年始は、多くの企業において、有給休暇を取得せずとも9連休を取得できる場合が多いため、せっかくの大型連休を有効に楽しむべく、年末年始に「旅行」をしたいと考える人が例年以上に増えると予想されます。

とはいえ、ゴールデンウィークや夏休みに比べて、年末年始は帰省をする人や、自宅でゆっくり過ごしたいと考える人が多い傾向にあるのも事実。そこで、9連休すべてを旅行に費やすのではなく、連休の一部を上手に使って、気軽な旅行を楽しむ“ちょい旅”の需要が高まるでしょう。例えば、「年末は帰省をして、年始は旅行に行く」、「年末と年始で別々の場所に旅行に行く」、「3日間は自宅で過ごし、3日間は帰省をし、3日間は旅行をする」など、さまざまな予定と組み合わせながらアクティブに年末年始を楽しむ人が増えそうです。


◆ 国内旅行の人気の高まりが、年末年始の“ちょい旅”需要を後押し
また、今年の旅行トレンドとして、例年以上に「国内旅行」に注目が集まっているのも、“ちょい旅”の需要が増えると予想される理由の1つ。2013年は、国内の景気回復に対する期待感が高まっていることに加えて、「伊勢神宮」や「出雲大社」の遷宮イベント、「しまかぜ」や「ななつ星in九州」などの観光列車デビュー、「うどん県」や「くまもん」に代表される地域ブランド人気の高まりなど、観光客の増加につながる国内のイベントやトピックスが目立ちました。9連休の機会に、気になっていた土地に足を運んでみたいという人も多いと予想されます。

その一方で、必ずしも有名な土地ではない、国内の穴場スポットに関心を寄せる人も増えています。というのも、ソーシャルメディアが急速に普及している現在、「みんなが知らない情報」を自分発信で届けたいという欲求が人々の間で高まっているのです。休暇中の写真を知り合いとシェアする上でも、誰もが知っている有名スポットではなく、自分が見つけた穴場スポットを知らせたい、と考える人は少なくないと思います。実際、最近は小さな町や村でも、地域おこしに熱心なので、たまたま気になって立ち寄った土地で、思いがけない出会いや発見をすることも往々にしてあるのです。

さらに最近では、航空会社や鉄道会社など、国内の交通機関が年末年始の割引運賃に力を入れています。年末年始は交通機関が高いというイメージを持つ人もいるかもしれませんが、数年前と比較すると、上手に計画を立てさえすれば、かなりリーズナブルな値段で帰省や旅行が楽しめる時代になっているのです。年末年始でも適用される割引を上手く活用して、上手に“ちょい旅”を楽しんでいただければと思います。


<北村 森(きたむら もり)>
商品ジャーナリスト
「日経トレンディ」編集長時代から、テレビ・ラジオ番組のコメンテーターとしても活動。退職後、商品ジャーナリストとして活動。原稿執筆、テレビ、ラジオ番組への出演、講演活動などとともに地方自治体と連携する形で地域おこしのアドバイザー業務にも携わる。著書に『途中下車』(河出書房新社)、『ヒット商品航海記』(日本経済新聞出版社 共著)。


3.航空会社の担当者に聞く、“ちょい旅”をお得に楽しむコツ
さらに今回は、旅行トレンドに詳しい大手航空会社・ANAのマーケットコミュニケーション部・渡邊 勇喜氏に、年末年始の“ちょい旅”をお得に楽しむためのコツについて、お話をお伺いしました。
http://www.atpress.ne.jp/releases/38504/4_4.JPG


◆ お得な旅のコツは「割引運賃」の活用・・・最大で約85%OFFになることも!狙い目は「深夜・早朝」「大晦日・元日」
年末年始の“ちょい旅”をお得に楽しむためには、交通費が安くなる条件を把握した上で、早めに計画を立てることが重要です。「お正月の前後は交通費が高い」というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、最近は年末年始でも割引を適用している会社が増えています。当社でも、以前は12月27日~1月5日までの期間は普通運賃にてご案内をしていましたが、2年前からは年末年始にも割引運賃を適用するようになりました。早めに申し込めば最大約85%OFF(※1)になるので、「年末年始は航空料金が高い」というのは、もはや過去の話になりつつあります。

航空券は、早めに申し込むことで料金が大幅に下がります。例えばANAであれば、「旅割60」という、60日前までの申し込みに適用される運賃の利用がおすすめです。早朝・深夜の便は料金がさらに安いので、価格重視の方にとっては狙い目と言えます。

また、昨年もご好評をいただきました年末年始期間のスペシャル運賃を今年も設定いたしました。9連休の中でも1月1日は国内線全路線が9,800円以下、12月31日の午後発の便も多くの路線で9,800円以下(※2)の設定をしています。もちろんその他の日程でも「旅割60」はお得な運賃を設定しておりますので、ご自身の年末年始のスケジュールに応じて早めに計画を立てていただくと良いと思います。ちなみに、チケットの売り出し開始後、1~2週間ほどで売り切れてしまう便も多いので、早めの計画とご予約をおすすめします。

※1:2013年9月4日時点の2013年12月31日・2014年1月1日の札幌(千歳)→沖縄(那覇)線(993便)などに適用される「旅割60」の割引率です。
※2:2013年9月4日時点の「旅割60」の運賃額です。座席数に限りがございます。


◆ 航空会社の担当者が教える、年末年始のおすすめ旅行スポットとは
年末年始の旅行先としては、「温泉地」と「スキー場」が2大定番。温泉の場合は北陸、ウインタースポーツの場合は北海道の人気が高いようです。特にウインタースポーツについては、最近は若者だけでなく、中高年やシニアの需要も増えています。学生の頃にスキーを楽しんでいた世代の中で、雪質の良い土地で子供と一緒にウインタースポーツを楽しみたいというニーズが高まっているようです。さらに、母娘の2人旅なども人気が高いので、ゆっくり休める年末年始に、親孝行をかねて旅行をプレゼントするという人も多いと予想されます。

また、年末の「上り便」、年始の「下り便」は安くなるので、地方にお住まいの方は東京に向かうのもおすすめ。初売りやカウントダウンなど、この時期ならではのイベントを楽しむことができます。


~ トレンド総研の「マーケティングリサーチ」とは ~
トレンド総研の「マーケティングリサーチ」は、クライアントの依頼のもと、市場における生活者の意識・実態に関する調査を行っています。また、調査結果にもとづき、各業界におけるトレンドの予測・分析、トレンド商品の人気の背景などに関する情報を発信し、企業と生活者のコミュニケーションを後押しすることにより、経済の活性化を目指します。

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