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「A New Polite of KOGEI -工芸の新たな礼節-」を東京・銀座で6月1日より開催 工芸家具を作家のアートワークとともに紹介

@Press / 2024年5月28日 9時30分

A New Polite of KOGEI
アートとしての工芸や、生活を彩る工芸など、金沢の「KOGEI」を多面的に発信する「KOGEI Art Gallery 銀座の金沢」では、2024年6月1日(土)から7月31日(水)の期間、新しいしつらえとしての工芸家具を作家のアートワークとともに紹介する「A New Polite of KOGEI -工芸の新たな礼節-」を開催いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/395968/LL_img_395968_1.jpg
A New Polite of KOGEI

本展では、金沢クラフトビジネス創造機構で工芸ディレクターを務める原嶋亮輔が、金沢を拠点に活動する5名の作家とコラボレーション。それぞれの作品を、ガラスと真鍮を用い「しつらえとしての家具」として再構成します。

古くは江戸時代から、歴代藩主が京都をはじめ全国から腕のいい職人を集め、工芸の水準を高めることに労を惜しまず発展させてきた工芸都市、金沢。現在においても、工芸の技術や表現を学ぶ環境が整っており、ここを拠点に活動する作家が多数存在します。
この度参加した、ガラス作家の富永一真、竹工芸作家の成山悟司、陶芸家の今西泰赳、漆芸家の筧智景、同じく漆芸家の野口健は、いずれも、金沢市や石川県内で学び、現在金沢を拠点に活動しています。

伝統と暮らしに根差した金沢の工芸文化、そして、その土壌から育まれた技巧と現代的な感覚で表現される、新たな才能をご紹介します。


【A New Polite of KOGEI -工芸の新たな礼節-】
「生活の道具なのか、はたまたモノそのものなのか」
領域に囚われることのない、工芸の新しい着地点を探る家具プロジェクトを通して、改めて工芸という領域の面白さを体感することになりました。作品そのものに宿る趣にかかわらず、やはり誰かが生み出したという手の感触、その作家の人間性がそれぞれの作品から感じられます。作家を知らずとも感じる魅力。作家を知ることでより引き出される奥行き。工芸の持つ「物語性」は、つまりは人間が発することのできる感性の力なのではないかと思います。

人は「道具」を作ることでその能力を拡張し、さまざまな空間を創造し続ける生き物。今、工芸をもって新しい空間の創造を提案し、新たな領域を拡張していきたいと考えます。

一般社団法人金沢クラフトビジネス創造機構 工芸ディレクター
原嶋亮輔


【出展作家】
■ガラス作家
富永一真 | Kazuma Tominaga
1987 大阪に生まれる
2010 大阪芸術大学芸術学部工芸学科ガラスコース 卒業
2010-2012 大阪府立西野田工科高校 特別非常勤講師
2012-2016 大阪芸術大学短期大学部 非常勤副手
2017-2020 金沢卯辰山工芸工房 技術研修者
2020-2023 富山ガラス造形研究所 助手
2023~ 金沢を拠点に制作

■竹工芸家
成山悟司 | Satoshi Nariyama
1992 東海大学 工学部 通信工学科 卒業
2014-2020 金沢市希少伝統産業専門塾(竹工芸コース)で学ぶ
2017 金沢市工芸展 初入選(以降4回)
金沢市工芸協会会員

■陶芸家
今西泰赳 | Hirotake Imanishi
2012 筑波大学大学院博士課程
生命環境科学研究科 情報生物科学専攻 博士課程 修了
2013-14 信楽窯業技術試験場 研修
金沢美術工芸大学 科目等履修生
2017- 金沢美術工芸大学 助手・非常勤講師
2021 「CLAY WORKS 今西泰赳 陶展」銀座の金沢(銀座・東京)
コレクション Tata Consultancy Services Pune, India.
(タタ財閥 TCS の日本文化交流センター) など

■漆芸家
筧智景 | Chikage Kakehi
1999 京都造形芸術大学美術科日本画コース卒業
2019 輪島漆芸研修所普通課程蒔絵科修了
2019 現代美術展入選
兼六園茶会入選(以降2022.2023)
2021 日本伝統漆芸展入選

■漆芸家
野口健 | Ken Noguchi
2008 金沢美術工芸大学 美術工芸学部工芸科 卒業
2010 金沢美術工芸大学 大学院美術工芸研究科 修了
2013 金沢卯辰山工芸工房 修了
2022 Ken Noguchi Exhibition
(東京アメリカンクラブ フレデリックハリスギャラリー/東京)
2023 野口健 個展(ガレリアポンテ/石川)
HOKURIKU Neue japanische Lackkunst
(Oberammergau Museum/ドイツ)
漆風怒涛- 現在を駆け抜ける髹漆(きゅうしつ)表現-
(輪島漆芸美術館/石川)
VARIED OBJECTS EXHIBITION みつならび2
(オリエアート・ギャラリー/東京)


【エキシビション概要】
A New Polite of KOGEI -工芸の新たな礼節
会期: 2024年6月1日(土)~7月31日(水)11:00-19:00
会場: KOGEI Art Gallery 銀座の金沢
東京都中央区銀座5-1-8 銀座MSビル1・2階
tel.03-6228-7733
https://www.ginzanokanazawa.jp/


【ギャラリートーク】
ゲストに文化研究者の山本浩貴さんをお迎えして作品解説を行います。
日時:2024年 6月1日(土) 13:00~
定員:12名(先着)参加無料/立ち見
※参加申し込みは下記、グーグルフォームよりご応募ください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeKPoprHzFLBBxNRXiTsu6zdVD_nsHKtFuimY30y7PQxGIXtg/viewform

ゲストプロフィール
山本浩貴
文化研究者。1986年千葉県生まれ。実践女子大学文学部美学美術史学科准教授。一橋大学社会学部卒業後、ロンドン芸術大学にて修士号・博士号取得。2013~2018年、ロンドン芸術大学トランスナショナルアート研究センター博士研究員。韓国・光州のアジアカルチャーセンター研究員、香港理工大学ポストドクトラルフェロー、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科助教、金沢美術工芸大学美術工芸学部美術科芸術学専攻講師を経て、2024年より現職。著書に『現代美術史 欧米、日本、トランスナショナル』(中央公論新社、2019)、『ポスト人新世の芸術』(美術出版社、2022)、『この国(近代日本)の芸術――〈日本美術史〉を脱帝国主義化する』(小田原のどかとの共編著、月曜社、2023)など


■一般社団法人金沢クラフトビジネス創造機構
クラフトと人との、つながりのかたちを創造していく。
金沢クラフトビジネス創造機構は、金沢のクラフトのビジネス化を推進するために、金沢市により設立されました。
金沢のまちでは藩政期から培われてきた手しごとが今も息づいています。この地域に受け継がれてきた伝統工芸や明治期に発展した繊維産業、近年のデザインなど、手しごとを核にした生活文化を創り出す幅広いものづくり産業を「クラフト」ととらえます。
当機構は、相談窓口としてクラフトの専門的なアドバイスを提供することによりビジネス展開を支援するとともに、情報発信や人材育成、販路拡大と交流促進に向けた各種事業を行います。
https://www.kanazawacraft.jp/


■工芸ディレクター
原嶋亮輔
1980年生まれ。金沢を拠点にデザイナーとして地域の工芸・産業に関わる。2022年より金沢市の工芸ディレクターとして、工芸の作家や工房などのビジネス支援やプロジェクトディレクションにも従事する。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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富永一真(1)富永一真(2)富永一真(3)

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