アルファ・ラバルとHyme Energyが協力し、溶融塩熱エネルギー貯蔵装置の開発を加速
@Press / 2024年6月3日 9時30分
アルファ・ラバルとHyme Energyが提携し、革新的な蒸気発生器の共同開発によりグリーンエネルギー生産を変革します。これは、熱エネルギー貯蔵システムの成熟に向けた重要な一歩となります。
アルファ・ラバルとHyme Energyは、溶融水酸化塩エネルギー貯蔵用の蒸気発生器の開発に向けて協力協定を締結しました。このエキサイティングな協力を公式に締結したのは、アルファ・ラバルのエネルギー部門プレジデント兼エグゼクティブ・バイス・プレジデントのトーマス・モラー氏と、Hyme EnergyのCEO兼共同創設者のアスク・エミル・ロブシャル=ジェンセン氏です。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/396114/LL_img_396114_1.jpg
溶融塩熱エネルギー貯蔵装置
アルファ・ラバルとHyme Energyの協力は、2022年に溶融塩貯蔵(MOSS)コンソーシアムの一環として始まりました。MOSSプロジェクトは、エネルギー技術開発およびデモンストレーションプログラム(EUDP)の資金提供を受け、今年4月24日にデンマークのエスビャウで世界初の溶融水酸化塩エネルギー貯蔵プラントを完成させました。この協力において、アルファ・ラバルは蒸気生成のための重要なコンポーネントであるヘッダー&コイル蒸気発生器を提供します。
この協力は、世界的に有名な熱交換器メーカーであるアルファ・ラバルの専門知識と、Hyme Energyの特許技術を活用し、持続可能なエネルギーソリューションにおける技術進歩を加速させます。さらに、アルファ・ラバルはHyme Energyと今後のプロジェクトでも協力し、産業や公益事業における熱の脱炭素化を推進します。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/396114/LL_img_396114_2.png
Hyme Energyの革新的なソリューションは、太陽が照っていない時や風が吹いていない時でも再生可能エネルギーを利用して蒸気を生成し、脱炭素化を目指しています。
この協力協定は、蒸気生成のための柔軟性と安全性を提供する熱エネルギー貯蔵システムの開発を加速させるための連携を強化します。蒸気発生器は、熱エネルギー貯蔵ソリューションにおいて重要な装置であるだけでなく、電力生成にも欠かせません。
【Hyme EnergyのCEO アスク・エミル・ロブシャル=ジェンセン氏コメント】
アルファ・ラバルとのこのようなパートナーシップは、エネルギーシステムに大きな影響を与える革新的技術のスケールアップに不可欠です。
この協力により、溶融塩用途に特化した蒸気発生器の開発と最適化が加速されるだけでなく、持続可能なエネルギーソリューションの推進へのコミットメントも示されています。私たちの努力を結集することで、より効率的でコスト効果の高いエネルギー貯蔵を実現し、クリーンエネルギーへの移行を促進します。
【アルファ・ラバル エネルギー部門プレジデント兼エグゼクティブ・バイス・プレジデント トーマス・モラー氏コメント】
COP28のコミットメントによると、2030年までにエネルギー効率の改善率を2倍にし、再生可能エネルギーの割合を3倍にする必要があります。そのため、再生可能エネルギー源へのシフトを推進する際に、エネルギー貯蔵が重要な役割を果たします。これが、脱炭素化とより持続可能な未来への重要な道筋です。
脱炭素化を加速するためには、エネルギーセクター全体で強力な協力関係を構築する必要があります。Hyme Energyとのこのパートナーシップに参加し、技術提供者として役割を果たし、世界初の溶融水酸化塩エネルギー貯蔵プラントの建設に参加できることを誇りに思います。共に、エネルギー転換をさらに加速させることができます。
■web掲載元URL: https://www.alfalaval.jp/media/news/2024/alfa-laval-and-hyme-energy-join-forces-to-accelerate-the-development-of-equipment-for-molten-salt-thermal-energy-storage/
詳細については、以下にお問い合わせください:
担当者: Alfa Laval
Tomas Bäckefjord, Vice President Marketing &
Communications, Energy Division
Tel : +46725554458
E-mail: tomas.backefjord@alfalaval.com
担当者: Hyme Energy
Karine Blandel, Senior Business Developer
Tel : +45 51 52 21 90
E-mail: media@hyme.energy
■日本におけるニュース問合せ窓口
担当者: 堀口 将太郎
マーケティング&コミュニケーション部
アルファ・ラバル株式会社
E-mail: hp_alfajp@alfalaval.com
■アルファ・ラバルについて
私たちはお客様が資源の真の可能性を引き出せるよう支援する技術とソリューションを先導しています。お客様のビジネスが強化されることで、真に持続可能な世界の目標に一歩近づきます。当社はプロセスの最適化、責任ある成長の創出、およびお客様のビジネス目標と持続可能性目標の達成を支援する進展を推進することに尽力しています。共に、ポジティブな影響を先導します。
アルファ・ラバルは140年前に創業し、約100カ国に顧客を持ち、21,300人以上の従業員を擁しています。2023年の年間売上高は636億SEK(55億ユーロ)でした。同社はナスダック・ストックホルムに上場しています。
https://www.alfalaval.com/
■Hyme Energyについて
Hyme Energy Apsは、常に持続可能なエネルギーを利用可能にすることを使命とするディープテックスタートアップです。Hymeのエネルギー貯蔵システムは、産業や公益事業の脱炭素化を支援し、クリーンで信頼性の高い電力と熱を提供します。Hymeは2021年にコペンハーゲン(デンマーク)に設立され、ナトリウム水酸化物化学に関する革新的な研究成果を熱エネルギー貯蔵市場に導入することを目指しています。
https://www.hyme.energy/
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
【関連画像】
この記事に関連するニュース
-
芝浦工大が二酸化炭素をメタンに変換する反応器を開発 -- 温室効果ガスの排出削減に有望なアプローチを提供 --
Digital PR Platform / 2024年6月19日 14時5分
-
SNEC 2024をパワーアップ:Shanghai Electricが業界の主要企業と提携、ソーラー、エネルギー貯蔵、水素のイノベーションを展示
共同通信PRワイヤー / 2024年6月19日 12時52分
-
エネルギーイノベーションプログラム「ENECHANGE INSIGHT VENTURES 2023下期」、優秀企業4社を選出
PR TIMES / 2024年6月12日 14時45分
-
アルファ・ラバルが技術展「今治Day」を7月4日に開催 海運業界の脱炭素化に向けた最新製品をご紹介
@Press / 2024年6月11日 9時30分
-
Japan Energy Summit & Exhibition 2024、世界のリーダーを結集し、アジアの気候変動リーダーとしての台頭を推進
共同通信PRワイヤー / 2024年6月5日 10時7分
ランキング
-
1関東「気動車王国」の離れ小島路線が面白い! 不思議な“右ハンドル”車両 3駅の路線に“スゴイ密度”であるものとは?
乗りものニュース / 2024年6月29日 15時12分
-
2意外な面倒さも? 財布いらずの「スマート支払い」、店側はどう思っているのか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年6月30日 8時10分
-
3ウイスキーが「おじさんのお酒」から激変したワケ 市場復活に導いたサントリーのハイボール秘話
東洋経済オンライン / 2024年6月30日 8時20分
-
4「押しボタン式信号」なぜ“押してすぐ青”にならないケースが? 納得の理由があった!
乗りものニュース / 2024年6月29日 16時42分
-
5障害者雇用未達で「社名公表」寸前からの挽回劇 法定雇用率クリアへの3年で見えた成果と課題
東洋経済オンライン / 2024年6月30日 9時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)