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メーカーと共同で泡盛を造る「shimmer」がアジア最大級の蒸留酒品評会で最高賞「BEST OF THE BEST」を受賞

@Press / 2024年6月12日 13時0分

shimmer#19 萬座原酒 南島1号酵母保安濾過仕上
酒類卸の南島酒販(西原町、大岩 健太郎社長)と恩納酒造所(恩納村、佐渡山 誠代表)が連携し、サトウキビから採取した泡盛醸造用の酵母で開発した泡盛「shimmer#19 萬座原酒 南島1号酵母保安濾過仕上」がアジア最大級の蒸留酒品評会である東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2024(TWSC2024)で最高金賞及び泡盛部門のBEST OF THE BESTを受賞しました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/397553/LL_img_397553_1.png
shimmer#19 萬座原酒 南島1号酵母保安濾過仕上

また、全出品から22品しか選ばれない「最高金賞」を池原酒造(石垣島、池原 優社長)と製造した「shimmer#2 白百合 黒麹菌アワモリ株仕込」と石川酒造場(西原町、平良 昭社長)「shimmer#11 甕仕込 26年古酒分留ブレンド酒 A-side」の2商品が受賞しており、南島酒販の運営する泡盛ブランド「shimmer」から計3アイテムが最高金賞に輝きました。なお、同一ブランドからの最高金賞受賞数はTWSC史上でも過去最多となります。


【BEST OF THE BESTを受賞した泡盛『shimmer#19 萬座原酒 南島1号酵母保安濾過仕上』について】

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/397553/LL_img_397553_2.jpg
恩納酒造所で南島1号酵母の仕込みの様子

本製品はバイオ研究企業のバイオジェット(うるま市、塚原 正俊代表)がサトウキビから採取した泡盛醸造用の酵母「南島1号酵母」にて開発された泡盛です。本酵母は通常の泡盛醸造用酵母と比べ、バニラやバナナのようなフルーティーな香りを生成する能力が高いことが特徴です。また、今後の古酒化も見据えて蒸留後に水を加えず、濾過も最低限のものとしているため、瓶内での熟成や甕での仕次ぎに最適な製品となっております。恩納酒造所は昔ながらの製法で商品を作り続けていましたが、今回南島酒販との取り組みで初めて新酵母を利用した泡盛を製造にチャレンジし、本品評会で高い評価を得ることが出来ました。


【最高金賞を受賞した『shimmer#2 白百合 黒麹菌アワモリ株仕込』『shimmer#11 甕仕込 26年古酒分留ブレンド酒 A-side』について】
・shimmer#2 白百合 黒麹菌アワモリ株仕込

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/397553/LL_img_397553_3.jpg
池原酒造での米蒸しの様子

泡盛製造で利用される「黒麹菌」はクエン酸を多く出し、もろみの酸度が高くなることで亜熱帯の沖縄でも雑菌による腐敗を抑えることが出来ます。黒麹菌には様々な種類があり、通常の泡盛製造では複数の黒麹菌がブレンドされたものを利用する中、一つの菌の味わいを出すため、「黒麹菌アワモリ株」のみで泡盛製造を行ったのが本製品です。黒麹菌アワモリ株は、実用化されている黒麹菌の中でもクエン酸量が低く、腐敗を防ぐため冬季の仕込みで行う、季節限定の製品となります。

・shimmer#11 甕仕込 26年古酒分留ブレンド酒 A-side

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/397553/LL_img_397553_4.jpg
石川酒造場によるブレンドパターン検討

石川酒造場で保管されていた26年古酒を300リットル、市場価値に換算すると2,000万円以上の泡盛を15リットルずつ蒸留しながら取り分け、出来上がった15酒類の液体をブレンドした製品となります。蒸留した時間によって出てくる液体の成分やアルコール度数が異なるため、元の26年古酒の良い部分だけを抽出した香り・味わいの製品を作り上げました。ブレンド作業は、国税庁が主催する泡盛鑑評会の初代泡盛ブレンダー・オブ・ザ・イヤーとなった石川 由美子氏が行い、150パターンのテストブレンドの中から、キャラクターの異なる2種類を製品化しました。今回最高金賞を受賞したA-sideは石川酒造場では珍しい軽めで華やかで甘いタイプのブレンドにチャレンジした酒質となっています。


【泡盛ブランド「shimmer」について】

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/397553/LL_img_397553_5.png
泡盛ブランド「shimmer」について

泡盛の出荷量は2004年のピーク以降減少傾向にある中で、泡盛メーカーの挑戦を後押し、泡盛の可能性を拡げることを目的に生まれたブランドが「shimmer」です。shimmerでは1回だけの限定販売を条件に、泡盛メーカーの実験的な造りの泡盛を南島酒販が全量買取販売し、新たな市場を開拓することで泡盛業界が持続的な発展をすることを目指しています。沖縄の方言では泡盛を「シマー」と呼び、英語でshimmer(シマー)は「煌めき」という意味を持つことから、泡盛の輝かしい発展を願って「shimmer」というブランド名を冠しています。


【東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2024(TWSC2024)受賞商品一覧】
■最高金賞

画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/397553/LL_img_397553_6.png
■最高金賞

shimmer#2 白百合 黒麹菌アワモリ株仕込
shimmer#11 甕仕込 26年古酒分留ブレンド酒 A-side
shimmer#19 萬座原酒 南島1号酵母保安濾過仕上

■金賞

画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/397553/LL_img_397553_7.png
■金賞

shimmer#1 常盤 汲水歩合130%仕込
shimmer#3 白百合 黒麹菌サイトイ株仕込
shimmer#5 白百合 ウイスキー酵母PinnacleG仕込
shimmer#9 忠孝 保安濾過仕上
shimmer#12 甕仕込 26年古酒分留ブレンド酒 B-side
shimmer#14 サザンバレル 樽貯蔵9年古酒再蒸留酒
shimmer#17 暖流3年貯蔵 Mead Cask Finish
shimmer#18 松藤 黒麹菌イヌイ株泡盛1号酵母仕込原酒

■銀賞

画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/397553/LL_img_397553_8.png
■銀賞

shimmer#6 久米島 清酒酵母まほろば吟仕込
shimmer#7 久米島 ワイン酵母Elegance仕込

■銅賞

画像9: https://www.atpress.ne.jp/releases/397553/LL_img_397553_9.png
■銅賞

shimmer#4 白百合イヌイ 101ハイパー酵母仕込
shimmer#8 菊之露 保安濾過仕上
shimmer#10 粟盛 羽地産ひとめぼれ50%・岩手県産粟50%
shimmer#13 尚円の里 県産麹米無濾過仕上
shimmer#15 千年の響16年 Madeira Cask Finish


【東京ウイスキー&スピリッツコンペティションについて】
東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)は、日本文化が培った繊細な味覚をもって、世界中のウイスキーおよびスピリッツの審査を行うアジア最大級の出品数を誇る品評会です。ウイスキー評論家の土屋 守が実行委員長を務めるTWSC実行委員会が主催し、品評会を通じて、国内はもとより世界中の高品質なウイスキー・スピリッツを発信していくことや、これからのウイスキー・スピリッツ文化の発展を担う国内の飲み手の育成などが、その目的です。2019年に開催がはじまり、2020年からは、日本が誇る蒸留酒・焼酎の魅力を世界の人々に知ってもらいたいという思いから、焼酎部門を新設しました。

■企業概要:南島酒販株式会社
設立 : 昭和62年
本社所在地 : 〒903-0104 沖縄県中頭郡西原町兼久277
電話 : 098-882-9393
FAX : 098-882-9398
代表者 : 代表取締役社長 大岩 健太郎
公式サイト : https://nanto-shuhan.com/
shimmer online : https://shimmer.okinawa/


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

【関連画像】

恩納酒造所で南島1号酵母の仕込みの様子池原酒造での米蒸しの様子石川酒造場によるブレンドパターン検討

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