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映画「利休にたずねよ」×百段階段 特別企画展 開催 ~ 公開間近 いま話題の映画が文化財によみがえる ~ 目黒雅叙園にて 2013年11月26日(火)~2014年1月13日(月・祝)

@Press / 2013年10月18日 15時0分

(C)2013「利休にたずねよ」製作委員会
本年創業85周年を迎えた目黒雅叙園(運営:株式会社目黒雅叙園/所在地:東京都目黒区)では、2013年11月26日(火)~2014年1月13日(月・祝)まで、園内・東京都指定有形文化財「百段階段」において、映画「利休にたずねよ」×百段階段 特別企画展を開催します。


■第37回モントリオール世界映画祭「最優秀芸術貢献賞」受賞作品の
 世界観が文化財「百段階段」に蘇る

◆12月7日(土)全国公開される話題の映画「利休にたずねよ」の世界観
先日カナダで行われた第37回モントリオール世界映画祭授賞式において「最優秀芸術貢献賞」を受賞し、2013年12月7日(土)の全国公開を控えている、いま話題の映画「利休にたずねよ」。原作は第140回直木賞授賞小説「利休にたずねよ」で、千利休の美へのあくなき情熱と、利休への執着をめぐらせる複雑な人間模様、そして生涯秘め続けた若き日の悲恋の物語が繊細、かつ艶やかに描かれています。

出演は、千利休演じる市川海老蔵、妻役を中谷美紀、織田信長を伊勢谷友介、豊臣秀吉を大森南朋が演じる他、今年2月に亡くなった市川團十郎が利休の師匠役として特別出演され、海老蔵と初の親子共演を果たされたことでも話題を集めています。

本展では、豪華キャストたちが劇中で着用した貴重な衣裳をはじめ、小道具、映像・パネルによる紹介、音楽に至るまで、文化財「百段階段」の各部屋の背景を生かした展示で、映画「利休にたずねよ」の世界との融合をお楽しみいただけます。


【企画展 映画「利休にたずねよ」×百段階段 概要】
■展覧会名:目黒雅叙園 創業85周年特別企画展 映画「利休にたずねよ」×百段階段
■開催期間:2013年11月26日(火)~2014年1月13日(月・祝) 会期中無休
■開催時間:10:00~18:00(最終入館17:30)
■会場  :目黒雅叙園 東京都指定有形文化財「百段階段」
■入場料 :1,200円 前売 1,000円 学生 600円 ※小学生以下無料
■お問合せ:03-5434-3140 (10:00~18:00 営業部)
(主催)目黒雅叙園 (企画協力)「利休にたずねよ」製作委員会・宮本まさ江
(後援)目黒区・めぐろ観光まちづくり協会
(協力)株式会社井筒企画・株式会社ひなや
※本展覧会では映画本編の上映はございません。


【展示内容紹介(一部)】 ※展示テーマは異なる場合があります。
「十畝(じっぽ)の間」/【信長と宗易の出会い(名物狩り)】
千利休を重用し、茶の湯を権力の演出装置として巧みに利用した戦国の覇者・織田信長。この最初の部屋「十畝の間」では、名物狩りで信長と宗易(のちの利休)が出会った場面を再現します。

「漁樵(ぎょしょう)の間」/【秀吉(北野大茶会)】
天下統一を果たした秀吉の庇護のもと、“天下統一の宗匠”として名を馳せる利休ですが、その名声は次第に秀吉の心に渦巻く“むさぼり”に火をつけることとなります。この部屋では、利休に対して、尊敬と妬みの気持ちを持つ秀吉による「北野大茶会」の場面をご覧いただきます。

「星光(せいこう)の間」/【紹鴎(じょうおう)・宗易】
利休の茶の師匠である武野紹鴎。若き利休の美意識に興味を抱き、高麗の女の世話を任せます。
この体験が利休のその後の人生を左右することに。市川團十郎、市川海老蔵の最初で最後となった貴重な映画初共演シーンを再現します。

「清方(きよかた)の間」/【与四郎・高麗の女】
高麗の派閥争いに巻き込まれ、さらわれ、日本へと売り飛ばされた李王朝の血を引く娘。若き日の利休との叶うはずのない恋は、ある事件へと姿をかえます。それは利休の情熱が故に引き起こされたものでした。この部屋では、物語の鍵となる重要な場面を体感いただけます。

【その他 展示テーマ】
「草丘(そうきゅう)の間」/【秀吉・北の政所】
「静水(せいすい)の間」/【宗易・宗恩・おさん・宗二(千家の暮らし)】
「頂上(ちょうじょう)の間」/【スチール写真】

※紹鴎の「鴎」は正式には“「區」に「鳥」の漢字”となります。機種依存文字のため、「鴎」と表記しています。


【東京都指定有形文化財「百段階段」について】
2009年3月に東京都の指定有形文化財に指定された木造建築。ケヤキの板材でつくられた99段の階段廊下を持つことから、通称「百段階段」と呼ばれています。かつて食事を楽しみ、晴れやかな宴が行われた絢爛豪華な7部屋が連なっています。各部屋では樹齢数100年を超える床柱の他、天井や欄間に鏑木清方や橋本静水など、当時屈指の著名な作家たちによって描かれた約160枚に及ぶ日本画や設えなど、昭和初期における美の共演と大工の高い技術力をみることができます。本展では、各部屋の背景をいかした展示で、映画「利休にたずねよ」のさまざまなシーンがよみがえります。


【第140回直木賞受賞作、禁断の映画化 映画「利休にたずねよ」概要】
 ―12月7日(土)より全国公開―
出演:市川海老蔵 中谷美紀 市川團十郎(特別出演) 伊勢谷友介 大森南朋
原作:山本兼一「利休にたずねよ」(PHP文芸文庫)
監督:田中光敏 脚本:小松江里子 音楽:岩代太郎 衣裳デザイン:宮本まさ江
製作:「利休にたずねよ」製作委員会 特別協賛:EH株式会社 協賛:堺市
助成:文化芸術振興費補助金 協力:表千家 裏千家 武者小路千家
後援:伊藤園 製作プロダクション:東映京都撮影所 配給:東映
http://www.rikyu-movie.jp
(C)2013「利休にたずねよ」製作委員会

@Pressリリース詳細ページ
提供元:@Press

【関連画像】

「漁樵(ぎょしょう)の間」/【秀吉(北野大茶会)】「星光(せいこう)の間」/【紹鴎(じょうおう)・宗易】文化財「百段階段」漁樵(ぎょしょう)の間

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