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両備システムズ、健診機関向けクラウドサービス「SASAWELL(ササウェル)」を提供開始 健診機関と企業や学校を繋ぎ、健康経営や健康増進を支援

@Press / 2024年7月1日 10時0分

SASAWELL提供開始
株式会社両備システムズ(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長:松田 敏之、以下 当社)は、企業や学校(以下 利用者)の健康診断を行う健診機関が、受診予定者の一括受付、受診結果の提供を、クラウド上で安全に行うことで、利用者の負担を減らすとともに、集計・見える化した情報を提供し、健康経営や健康増進を支援することができるプラットフォーム「SASAWELL(ササウェル)」(以下 当システム)を2024年7月より提供開始いたします。なお、7月10日から東京ビッグサイトで開催される国際モダンホスピタルショウ2024へ当社として初めて展示いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/400237/LL_img_400237_1.jpg
SASAWELL提供開始

当システムは、健診機関と企業や学校をオンラインで繋ぎ、受診予定者の情報や健診結果をデータで受け渡すことができるクラウドサービスで、健診機関と利用者の双方にメリットをもたらします。
健診機関は、健診結果のデータを保有する健診機関の基幹システムと閉域網でセキュアに連携し、当社データセンター内で安全に健診データを一元管理します。
また、紙や電子ファイルで管理していた健診結果をデータ化することで、データ搬送にかかるリードタイム、コストを削減できます。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/400237/LL_img_400237_2.jpg
SASAWELL仕組み

●健診機関のメリット
・紙や電子ファイルで受領していた受診予定者の情報を、所定のファイル形式で受領し、基幹システムに連携可能。
・健診結果の提出が、オンラインでの送信で完結。
・健診結果、精密検査結果、精密検査画像などの情報をまとめて管理が可能。


●利用者のメリット
・蓄積された健診結果をダッシュボードや集計機能で抽出・分析が可能。
・健診結果をタイムリーに受けられるため、要指導者などへの早期アプローチが可能。
・労基報告書やレポート機能により、書類作成にかかる時間を削減。


当システムは、厚生労働省、経済産業省、総務省のクラウドサービスガイドライン(通称:3省2ガイドライン)に準拠し、利用者端末とクラウド間はSSL暗号化通信となっているため、安心してご利用いただけます。また、クラウドサービスのため、新たなサーバ設置などは不要で、インターネット環境があれば、既存のPC端末からご利用いただくことができます。


●背景
(1) 健診機関の背景
受診予定者一覧の受取や、受診結果の提供は、紙や電子ファイルが主流ですが、時間・コスト削減や個人情報保護の観点や、利用者の健康経営や健康増進へのデータ活用の流れ、法令への対応を背景に、データ化・管理・提出といったニーズが高まっています。

(2) 利用者(企業)の背景
人材不足や従業員の離職防止を背景に、健康経営に取り組む企業が増加しています。国も健康経営優良法人認定制度を設け、周知、奨励を図っています。
帝国データバンクが2023年10月に公表した「健康経営への取り組みに対する企業の意識調査」結果で、「健康経営」に取り組む企業が5割を超え、導入したい健康保持サービスとして「健診結果のデータ化・管理、分析」が25.5%でトップであることが伝えられました。(※1)
また一方で、法律(労働安全衛生法)では事業主の責務として、常時雇用する従業員への定期健康診断の実施、健康診断結果の通知、再検査が必要な従業員への二次健康診断の受診勧奨(努力義務)、ストレスチェックの実施(集団分析は努力義務)などが求められており、データ化と安全かつ確実に共有できるサービスが求められています。

(3) 国の背景
国は、個人の保健医療情報(PHR=パーソナルヘルスレコード)を適切かつ効果的に活用できる環境の整備に取り組んでいます。その一環として、民間の健診機関により、企業や学校の健康診断等で記録される個人の保健医療情報を、個人のニーズに応じて安全・安心に利活用できるサービス(民間PHRサービス)等を活用できるルールの整備を進めています。


●利用者側の主な機能
(1) 受診予定者データ登録
受診予定者の情報を所定のCSV形式でアップロードすることで、健診機関様に提出することができます。内容の漏れや不備があれば分かりやすく画面に表示され、画面上で修正が可能なため、健診機関様のチェックにかかる負荷を軽減できるとともに、安全に健診機関へ受け渡しができます。

(2) 健康ダッシュボード機能
検査項目ごとに結果、判定を集計したパネルをダッシュボード形式に並べて表示し、組織全体の健康状況を可視化します。各項目について異常値がある人を抽出して人数と割合を表示します。また割合を前年の数値と比較し、項目ごとの集団の変化を数値で表現します。基準値を超えるなどの項目は個人単位まで掘り下げることができるため、組織の健康課題の把握と個人への的確なアプローチを行えます。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/400237/LL_img_400237_3.png
SASAWELLダッシュボード画面

(3) 健診結果参照
条件を指定して健診結果を検索し、受診者の属性や結果値、判定を一覧に表示します。検査項目の判定によって絞り込みをかけ、その条件を保存できるため、欲しい情報を素早く得ることができます。
また、一覧に表示された結果は、Excel形式またはCSV形式でエクスポートできます。


●今後の展望
「SASAWELL」は、企業の健康経営、従業員の健康増進をご支援できるよう、継続して機能拡充を行ってまいります。従業員一人ひとりに寄り添ったフォローができるよう、産業医との面談記録機能、ストレスチェック機能に加え、個人向けスマホアプリのリリースを2024年内に予定しています。
アプリでは、健診結果の参照はもちろん、日常の体組成やバイタル、歩数を記録するPHR(パーソナルヘルスレコード)の要素を加えるとともに、精検結果の報告、ストレスチェックとの連動などの機能を搭載予定です。総務省、厚生労働省、経済産業省「民間 PHR 事業者による健診等情報の取扱いに関する基本的指針」(※2)に準拠しています。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/400237/LL_img_400237_4.jpg
SASAWELLアプリ画面

また、「SASAWELL」以外に当社が提供する2つのソリューション、けんしん予約All in One「AITEL(アイテル)」、クラウド型巡回健診データ収集システム「Smart J One(スマートジェイワン)」で健診機関業務のDXをトータルでサポートするソリューション群「WELLSHIP(ウェルシップ)」で、2026年度10億円を目標に、ウェルネス事業で事業拡大を図ります。


●「WELLSHIP」製品サービス
「WELLSHIP」は、“健康な状態を実現する船”をイメージして名付けました。
「船」である当サービスをご利用いただくことで、「船長」である健診機関様が、「乗客」となる企業、学校、自治体およびそこに関わる皆さまを健康に導く(健康な状態にお連れする)ことができるように、という思いを込めています。

・けんしん予約All in One「AITEL(アイテル)」
Web、電話での予約受付、Webでの問診回答、結果配信が可能なサービスです。

・クラウド型巡回健診データ収集システム「Smart J One(スマートジェイワン)」
タブレットを活用して健診データをリアルタイムに収集し、事前事後の業務効率化を支援するサービスです。


●引用
(※1)帝国データバンク「健康経営への取り組みに対する企業の意識調査」
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p231011.html

(※2)経済産業省 ニュースリリース「『民間PHR事業者による健診等情報の取扱いに関する基本的指針』及び『民間利活用作業班報告書』を取りまとめました」別記1資料
https://www.meti.go.jp/press/2021/04/20210423003/20210423003-1.pdf


■会社概要
株式会社両備システムズ
本社所在地:岡山県岡山市北区下石井二丁目10-12
杜の街グレースオフィススクエア4階
代表者 :代表取締役社長 松田 敏之
設立 :1969年12月
資本金 :3億円
事業内容 :公共、医療、社会保障分野および民間企業向け情報サービスの提供
(システム構築、アウトソーシング事業)、ソフトウェア開発、
データセンター事業、ネットワーク構築サービス、セキュリティ事業、
ハードウェア販売および保守サービス、AI・IoTなど先端技術研究開発
コーポレートサイト: https://www.ryobi.co.jp/


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プレスリリース提供元:@Press

【関連画像】

SASAWELL仕組みSASAWELLダッシュボード画面SASAWELLアプリ画面

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