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月に1回以上給油を行う人は83% -ガソリンスタンドの利用状況に関する調査-

@Press / 2024年7月4日 11時0分



GfK Japanは、月2回以上自動車を運転している18歳~69歳の男女4,665人を対象にガソリンスタンドの利用状況に関するインターネット調査※を実施し、その結果の一部を7月4日に発表した。


【概要】


・ 最も多い給油頻度は『月1回程度(35%)』であり、月に1回以上給油を行う人は83%を占めた。
・ 普段利用しているガソリンスタンドは『1店舗のみ』と回答した人が52%と半数を超えた。
・ 給油以外の利用経験では、洗車機が51%、エンジンオイル交換が28%、タイヤ購入・交換が24%であった。


【給油の頻度、ガソリンスタンドの利用店舗数】


 ガソリンスタンドでの給油頻度について聞いたところ、月1回程度と回答した人が35%、月2~3回程度が34%であり、週1回以上の給油の人も合わせると月に1回以上給油をしている人は全体の83%にのぼった。給油の仕方として、満タンまで給油する人は76%を占めた一方、金額を決めて給油をする人は19%であった。1回あたりの給油の平均金額は、満タンまで給油する人では『3,001円~4,000円』と回答した人が28%、金額を決めて給油する人では『2,001円~3,000円』が36%で最も多かった。
 ガソリンスタンドの利用について、普段、何店舗を使い分けているかを聞いたところ、52%の人は『1店舗のみ』と回答し、『2店舗』が32%、『3店舗』が11%であった(図1)。高年齢層ほど決まった店舗を利用する傾向があり、60代では『1店舗のみ』が59%となった。


画像 : https://newscast.jp/attachments/B0hRXMH9m0OViPxnoLmo.png


【利用店舗の選定理由】


 最もよく利用しているガソリンスタンドについて、その店舗を利用する理由として『自宅の近くにあるから(72%)』が最も多く、その他では『ガソリン・軽油の価格が安いから(28%)』、『車で入りやすい場所にあるから(21%)』が上位に挙げられた(図2)。複数店舗を使い分けている人の方が、これらの理由を挙げる割合が高い傾向が見られ、特に『車で入りやすい場所にあるから』は1店舗利用者の16%に対し、2店舗利用者では23%、3店舗利用者では33%であった。複数使い分けている店舗の中で、通勤や買い物に行くルート上の左車線側にある店舗をよく使う、などの背景がありそうだ。
 最も利用している店舗以外で給油する時は、『その店舗の方がガソリン価格が安い時』が42%を占めた。『プレゼントやキャンペーン』と回答した人は17%、『クーポンが届いた』は15%であった。ガソリン価格について、どの程度安ければ他店舗を利用するのか聞いたところ、1リットル当たり『5円』が25%と最多で、次いで『3円』が19%であった。近年ではアプリでクーポンが配布されるケースも多く、本調査対象者の41%がアプリを利用していると回答した。


画像 : https://newscast.jp/attachments/AQ8NrzkOFID0KjDleohg.png


【給油以外のサービス利用】


 ガソリンスタンドでの給油以外のサービスについて、その利用経験を聞いたところ、洗車機での洗車が51%と半数以上にのぼり、オイル交換が28%、タイヤ購入・交換が24%であった。給油頻度が高くなるとこうしたサービスの利用率に向上が見られ、例えばタイヤ購入・交換では、月1回程度の給油利用者の20%が利用経験があったことに対し、月2~3回程度の給油利用者では26%と6%ポイント上昇した(図3)。オイル交換やタイヤ購入・交換をガソリンスタンドで行った理由は、『価格が安いから』『自宅や勤務先から近いから』が多く挙げられた。上記以外のサービスについてみると、車のコーティングとスタッフの手洗い洗車では『店員やスタッフの対応が良いから』という理由が他のサービスより高かった。対応の良さが”愛車を丁寧に扱ってくれそう”という印象に繋がり、利用意向を高めていると言えそうだ。


画像 : https://newscast.jp/attachments/XIbC2b1YN8vvp74972ES.png


【給油や車での外出頻度】


 近年、ガソリン価格が高騰しているが、ここ1年の給油頻度については「あまり変わらないと思う」と回答した人が75%であった(図4)。しかしながら、『減ったと思う』と回答した人が『増えたと思う』と回答した人を上回っており、給油頻度は減少傾向にあると言えそうだ。その背景には車での外出の変化があり、近場の外出が減ったと思う人が18%に対して、遠距離ドライブ、旅行が減ったと思う人が37%と高く、遠出を控える様子が伺える。この結果を年代別にみると、車での外出が増えたという回答は若年層ほど多い傾向にあった。20代以下では遠距離ドライブ、旅行が『増えたと思う』と回答した人が14%と全体の3%を大きく上回り、年代によってガソリン代高騰への影響が異なるといえるだろう。


画像 : https://newscast.jp/attachments/AyHnekNFAsVg5P3K9Xq5.png


※ 「ガソリンスタンドの利用状況に関する調査」概要
■調査期間:2024年5月
■調査方法:インターネット調査
■調査対象:月2回以上自動車を運転している18~69歳の男女 4,665名
■回答者属性:性、年代、居住都道府県
■保有車関連情報:保有台数、運転頻度、年間走行距離、使用用途、メーカー、ボディタイプ、エンジンタイプ、新車/中古車、購入方法
■調査内容:給油頻度、給油方法(1回あたりの金額、リッター数)、給油タイミング、ガソリンスタンドブランド認知、普段利用しているガソリンスタンドブランド、併用店舗数、最もよく利用する店舗の理由、それ以外の店舗の利用理由、価格差の影響、不満点、ガソリンスタンドのアプリ利用率・利用シーン、利用店舗の併設店舗の有無、ガソリンスタンドの探し方(遠出先)、給油以外サービスの利用経験・利用理由、予約の仕方、 持込交換認知、普段の車のメンテナンス依頼先、カーリース・サブスクの利用とその理由、メンテナンスパンク需要度、外出頻度(現在と今後)、車の乗り換え意向、個人間カーシェアについて




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