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「大学の不登校」に苦しむ12万人に必要な情報を届けたい アクション実践のためのクラウドファンディングを開始

@Press / 2024年8月28日 9時30分

『大学の「不登校」を知っていますか?苦しむ12万人に選択肢を届けたい』
不登校・ひきこもりなどを経験した若者が生き方を創る学び場、NPO法人TDU・雫穿大学の代表・朝倉景樹は、急増中の「大学の不登校」で苦しむ若者たちに、「生きづらさ」を解きほぐす選択肢を届けるクラウドファンディングを開始、2024年10月18日(金)まで受付しています。
大学で不登校をしている人が抱えうる「自己否定感」などの「生きづらさ」は、時に命にすら関わる問題ですが、支援も理解も不十分です。そんな彼ら・彼女らに本当に必要な情報を届け、その苦しさを少しでも減らすための取り組みです。

★クラウドファンディング『大学の「不登校」を知っていますか?苦しむ12万人に選択肢を届けたい』
https://camp-fire.jp/projects/771153

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/407390/LL_img_407390_1.png
『大学の「不登校」を知っていますか?苦しむ12万人に選択肢を届けたい』


◆背景
現在、大学で不登校をしている学生が推計で約12万人いると考えられます(※1)。そして、この「大学の不登校」は、「甘え」「怠け」などではないため、単なる再登校は本人を追い詰め、命に関わることさえありえます。
実際に、2023年に国立精神・神経医療研究センター 松本俊彦医師らが発表した研究(※2)によれば、小中高で不登校を経験した後に自殺してしまった人の実に75%が「再登校者」でした。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/407390/LL_img_407390_2.jpg
2023年度推計 大学生の不登校 - 約12万人

背景にあるのは、「自己否定感」等の「生きづらさ」の問題です。「自己否定感」とは、ただ自分を肯定できないのではなく、自身の存在そのものを否定し、生きる力すら奪うような感覚です。少なくない若者たちに広がり、苦しめています。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/407390/LL_img_407390_3.jpeg
不登校経験者の約91%が否定感を感じている

彼ら・彼女らに必要なのは、「生きづらさ」をまず解きほぐすことですが、そうした情報や支援は本人たちに届いていません。そこで、TDU・雫穿大学は次のアクションを行うことにしました。

◆アクション:必要な情報を届けるアウトリーチ
NPO法人TDU・雫穿大学(てきせん大学)は、フリースクールの元スタッフであり、社会学者の朝倉景樹が、ひきこもりや不登校などを経験した若者たちと共に立ち上げた学びの場です。長年、当事者研究の手法も使いながら、学生たちが自身の「生きづらさ」を解体し楽になっていく試みを続けてきました。
今回のアクションでは、関係機関(各大学の相談室)と連携することで、こうした「生きづらさ」を解きほぐす実践の情報を「大学の不登校」で苦しむ若者たちに広く届けていきます。

[アクション(1) 「生きづらさ」を解きほぐす]
●一般大学の相談室と連携
一般大学の相談室と連携して、情報を今困っている若者たちに直接届けます。この試みは実績があり、既に一般大学の相談室を通して繋がってくれた学生もいます。

●特設サイトの充実化
現在も公開中の大学の不登校で悩む人に向けた特設サイトをさらに充実させ、SNSや広告等による宣伝で情報を広げます。既に「大学の不登校」で悩んだ末にサイトへアクセスしてくれた人も多くいます。

●無料のオープンキャンパスを開催
「生きづらさ」を変えたいと願う人が無料で参加できる雫穿大学のオープンキャンパスを開催します。

[アクション(2) 「生きづらさ」や教育の問題に関する情報と議論を広げる]
もう一つのアクションは、「自己否定感」「生きづらさ」と教育の問題に関する情報と議論を少しずつ共有し広げる下地をつくることです。

●若者たちの「生きづらさ」等の資料をまとめたデータベースを制作公開
現在雫穿大学には、若者たちの「生きづらさ」の実態を知ることができる統計データや不登校に関する資料、また教育・学びのあり方を深く考える助けになる国内外のオルタナティブ教育の実践についての貴重な資料があります。

それら「生きづらさ」「不登校」「オルタナティブ教育」に関する資料を利用しやすいようにまとめたデータベースサイトを制作公開します。また、SNS等でも随時情報を発信していくことで、「生きづらさ」や「教育・学び」についての議論を広げる土台づくりを少しずつ進めていきます。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/407390/LL_img_407390_4.jpg
オランダの教育研究者と意見交換

この「大学の不登校」をめぐる試みに多くの方のご理解とご協力をいただくために、TDU・雫穿大学は、クラウドファンディング『大学の「不登校」を知っていますか?苦しむ12万人に選択肢を届けたい』に挑戦します。


【クラウドファンディング概要とお問合せ先】
■プロジェクト名: 大学の「不登校」を知っていますか?
苦しむ12万人に選択肢を届けたい
■実施期間 : 2024年8月19日(月)~10月18日(金)23:59
■募集ページ : https://camp-fire.jp/projects/771153
■受付窓口 : クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」
■目標金額 : 2,000,000円
■リターン : デジタルニュースレター、雫穿大学当事者研究論文集、
イベントへのご招待…等

■団体名 : NPO法人TDU・雫穿大学
■代表 : 朝倉景樹
■電話番号: 03-6205-6079/メール: info@tdu.academy
■公式HP : https://tdu.academy/


【法人概要】
法人名 : NPO法人TDU・雫穿大学
代表者 : 代表 朝倉景樹
所在地 : 〒160-0022 東京都新宿区新宿5-11-30
設立 : 2021年7月(前身の設立1999年4月)
活動内容: ・自分の生き方をつくる学び
・当事者研究
・自分から始まる表現
・自分に合った「働く」を模索する
URL : https://tdu.academy/


※1 井出草平等、「大学生の不登校者数の推定と実態把握」『日本教育社会学会大会発表要旨集録 76-77』2010年
この研究では2008年の統計であるため、その後の大学進学率の上昇などの点から計算し直した推定値。

※2 「精神科医・松本俊彦先生に聞く 「不登校と過剰適応」」講談社コクリコ、2023年
https://cocreco.kodansha.co.jp/cocreco/general/study/hutoukou/3LtCL


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

【関連画像】

2023年度推計 大学生の不登校 - 約12万人不登校経験者の約91%が否定感を感じているオランダの教育研究者と意見交換

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