四天王寺大学×羽曳野市×地元消防局と3者協働で防災学習を展開
@Press / 2024年9月20日 12時0分
四天王寺大学(学長:須原 祥二 所在地:大阪府羽曳野市学園前3丁目2-1) 教育学部は、2024年冬学期となる9月26日(木)から12月26日(木)までの3か月間、地元・羽曳野市と大阪南消防組合 柏羽藤消防署と協働で、学校教育における災害発生時の防災教育探究学習を展開いたします。
また、10月3日(木)には羽曳野市および消防局の方をお招きし、「防災教育ミニシンポジウム」を開催いたします。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/409017/LL_img_409017_1.jpg
四天王寺大学 3号館 模擬教室
■実施背景
近年、毎年のように大きな災害につながる豪雨や台風だけでなく、日本全国にわたって大地震が懸念され、日常生活において、常にさまざまな災害に対する備えが求められています。
それは、防災リュックなどの物的な備えだけではなく、避難経路の確認も含めたさまざまな知識の習得も求められています。
他方で、災害は想定していない、あるいは想定を超えた被害をもたらすことがあり、マニュアル的な知識だけでは対応できない事例もあります。そのような時に求められることの一つとして、「一人ひとりが主体的に判断し行動することのできる力の育成」が挙げられますが、学校教育を通して十分に育成がなされていない点に課題が残されています。
将来教員をめざす教育学部の学生として、社会や教育現場で求められる防災教育とはどのような教育であるのか、また、多様な人々とのつながりという観点から、どのように防災・減災や復興にかかわっていけばよいのかについて、専門家や実際に携わっている方々の講演や質疑応答を通じて、教育者に必要な知見を得る機会とし、今後の学びにつなげます。
■探究学習の目標
(1) 災害時等において、主体的に判断し、行動することのできる子どもを育成するために、教育者として求められる防災・減災・復興にかかわる知識を身につける。
(2) 災害時等において多様な人々の協力やつながりがあることに気づくとともに、災害のさまざまな事例を通して、マイノリティとされる人々の困り感を含めた多様な人々の存在に気づき、多様性の観点から捉えた防災教育のあり方について考え、表現する。
(3) 自らが災害時や防災教育において、主体的にかかわろうとする態度を身につける。
■授業計画について
第1回 9月26日(木) 防災のリレートーク
第2回 10月3日(木) 防災教育ミニシンポジウム
第3回 10月10日(木) (1) 文献の読み方
(2) 備蓄倉庫見学
第4回 10月17日(木) (1) 個人で探究していきたいテーマを考える
(2) (1)で考えたテーマに関する資料や文献を探し、収集
第5回 10月24日(木) (1) 個人で考えたテーマに関するプレゼンテーション
(2) 各自探究したいテーマの交流をもとにして、
グループを編成し、グループで探究するテーマを設定
第6回 10月31日(木) グループでの探究活動(文献の収集・講読・議論)
第7回 11月7日(木) プレゼンテーションスキル習得
第8回 11月14日(木) 探究学習の中間報告会
第9回 11月21日(木) 中間発表をふまえ、グループ探究活動
第10回 11月28日(木) プレゼンテーションに向けた発表準備
第11回 12月5日(木) 探究活動以外の取り組み
第12回 12月12日(木) クラス毎でのプレゼンテーション
第13回 12月19日(木) クラス毎でのプレゼンテーション
第14回 12月26日(木) 学年を2分割してのプレゼンテーション
「防災」をテーマとしたプレゼンテーション発表会
(羽曳野市、消防局の方の講評を予定)
※2024年9月20日(金)時点での情報です。内容は変更となる場合がありますのであらかじめご了承くださいませ。なお、10クラス編成で取り組んでいるため、クラスによって、日程は異なります。
■10月3日(木) 防災教育ミニシンポジウム
「主体的に判断し行動することのできる子どもを育成する防災教育とは」をテーマに、羽曳野市および消防局からゲストをお招きし本学教員・学生とともにミニシンポジウムを開催します。
日時 :2024年10月3日(木) 1限(9:10-10:40)
場所 :5号館5-303講義室
登壇者:[コーディネータ]
西口 卓磨(四天王寺大学 教育学部 教育学科 講師)
[登壇者]
山川 勝 氏(大阪南消防局 警防部警防課 課長補佐 消防司令)
高橋 瑞稀 氏(大阪南消防組合 柏羽藤消防署 警備課 警備係 消防士)
土堤内 清次 氏(羽曳野市役所 危機管理部 地域防災監)
宮川 智貴 氏(羽曳野市役所 危機管理部 危機管理課 主任)
[指定討論者]
長澤 洋信(四天王寺大学 教育学部 教育学科 准教授)
吉村 知容(四天王寺大学 教育学部 教育学科 講師)
学生 1名
(※)「高橋 瑞稀 氏」の「高」は「はしご高」が正式表記。
タイムスケジュール:9:10-9:15 挨拶等
9:15-9:20 コーディネータより趣旨説明/登壇者紹介
9:20-10:05 登壇者より発表
10:05-10:15 指定討論者より質問
10:15-10:30 指定討論者の質問に対する応答→フロアとの質疑応答
10:30-10:35 まとめ
■学校法人四天王寺学園 四天王寺大学 概要
約1,400年前、聖徳太子が創建された日本最古の学問所である四天王寺敬田院(きょうでんいん)を起源とし、十七條憲法の第一条「和を以て尊しとなす」からはじまる学園訓で、心の「和」の教育を柱に、人と人のつながりを大切にする健全な精神の育成に取り組んでいます。
学長 : 須原 祥二
所在地 : 〒583-8501 大阪府羽曳野市学園前3丁目2-1
公式ホームページ: https://www.shitennoji.ac.jp/ibu/
X(旧Twitter) : https://x.com/shitennoji_uni
Instagram : https://www.instagram.com/shitennojiuniversity/
YouTube : https://www.youtube.com/@nyushi1
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プレスリリース提供元:@Press
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