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京都市が事業者向け問い合わせ対応にRAG型生成AIサービス【OfficeBot】を採用

@Press / 2024年9月18日 11時30分

【OfficeBot】
テクミラホールディングスの子会社であるネオス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:池田 昌史、以下 ネオス)が提供するAIチャットボットサービス【OfficeBot】が、この度京都市の保健福祉局 障害保健福祉推進室に導入されました。9月24日より運用開始を予定しており、障害福祉サービス事業所をはじめとする事業者など(以下 事業者)へのサービス向上と、問い合わせ対応の迅速化・効率化を図ってまいります。

■ 【OfficeBot】導入の背景
京都市の障害保健福祉推進室では、多い時で一日に200件近くの電話が寄せられており、その半数は事業者からの問い合わせが占めている状況でした。人員が限られるなか、入電時にスムーズに取り次ぐことが出来ず折り返しのやり取りが度々発生していたほか、内容によっては各所への確認など回答に時間を要するケースもあり、課題となっていました。
そこで、問い合わせの自動応答が可能な仕組みを導入することでこの課題を解決すべく、対話型の生成AIチャットボットである【OfficeBot】を採用いただく運びとなりました。これにより、事業者は折り返しや確認などの待ち時間なく問い合わせの回答が得られるとともに、閉庁後も含む24時間365日いつでも対応が可能となります。
行政での生成AI活用においては、情報の信頼性や利便性などの観点でより高いレベルが求められるなか、公募型プロポーザルの審査を通じて【OfficeBot】の有用性を検証いただきました。その結果、独自のチューニングや最新言語モデルによる回答精度の高さや、リテラシーを問わず使いやすい使用感などが評価(※下記参照)され、この度の導入に至りました。また、【OfficeBot】の特徴として、回答に必要なデータをアップするだけで利用開始することが出来、本件においても8月末に採用が決定してから約半月で仕様調整から構築まで行うスピーディーな導入を実現しています。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/410523/img_410523_1.png
<導入決定の評価ポイント>

●高い回答精度と対話型のチャットUX
・質問の文脈や意味を捉え、的確な回答を提示
・生成された回答内容に対して追加質問が可能(連続対話)

●誰でもわかりやすく使える
・高い視認性や端末に応じた画面表示、リテラシー問わず高度な対話体験を可能にするUI/UX設計
・英語、中国語、韓国語、フランス語などの多言語対応

●充実したファクトチェック機能
・回答の出典情報や生成プロセスを可視化する機能を搭載

●運用しやすい管理画面
・最適化された設定処理により管理者側の細かい調整作業は不要
・質問ログや利用状況、回答の評価などを確認して改善をするPDCA活用が可能


京都市は今後の運用について、利用状況の分析により回答精度の向上を図るとともに、寄せられた質問を基に回答範囲を拡大していく方針です。ネオスにおいてもこの取り組みを支援するとともに、自治体における【OfficeBot】の導入を通じたDX推進を加速してまいります。

「障害福祉サービス事業所等お問い合わせチャットボット」へのリンクはこちら
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/410523/img_410523_2.png

https://chat.az.officebot.jp/00243faokjrv



※京都市公式ホームページ(京都市情報館https://www.city.kyoto.lg.jp/)の以下のページからもアクセスいただけます

トップページ>健康・福祉>障害者福祉>障害福祉サービス等事業者向けの情報>問合せチャットボット・問合せフォーム

<利用イメージ>
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/410523/img_410523_3.png
・ユーザーが「障害福祉サービス事業所等お問合せチャットボット」にアクセスし、質問を入力することでチャットボットが回答を自動生成
・出典と回答詳細ボタンから、回答生成時に参照した資料や内容を表示(情報のファクトチェックが可能)
・ユーザーは生成された回答を評価(goodまたはbad)することが出来、これを基に回答内容のアップデートや精度を向上
・回答が不十分な場合や、個別のケースに応じた質問などは別途用意されている問い合わせフォームへ誘導


■ 【OfficeBot】について
【OfficeBot】は2016年の提供開始以来、自然言語処理技術を活用したAIアシスタントサービスとして業界・業種問わず、企業や自治体を中心に幅広く導入されています。ChatGPTをはじめとする生成AIの利用拡大に伴い、日本国内でいち早くRAGに対応し、最先端AIサービスを統合、豊富な導入実績とベストプラクティスを活用した検索アルゴリズムと対話プロンプト技術による高品質なRAGをリーズナブルに提供しています。
現在は最新言語モデル「GPT-4o」に対応のほか、多言語への対応や、AI OCR機能の実装など、様々なユースケースにも対応できる実践的な機能を拡充しております。組織における生成AI活用をはじめとしたDX、問合せ業務効率化やナレッジ共有による属人化の解消などの課題解決を支援します。
表1: https://www.atpress.ne.jp/releases/410523/table_410523_1.jpg

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/410523/img_410523_4.png

AIソリューション【AIdea Suite】のご紹介
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/410523/img_410523_5.png
ネオスでは、チャットボット事業を通じて培ってきたAIの知見や技術を活かし、各社専用のセキュアなAIチャット環境をスピーディーに構築・提供することが可能なフレームワーク【Aidea Suite】を提供しています。組織内における安心・安全なGPT利用に加え、固有の業務やサービスニーズにフィットさせたAIソリューションへのカスタマイズにも対応しています。企画検討段階からご要望に応じた活用提案を行うことでビジネスにおけるGPTモデルの活用を幅広く支援するとともに、最新言語モデル「GPT-4o」対応により最先端のAI導入を手軽に実現いたします。
表2: https://www.atpress.ne.jp/releases/410523/table_410523_2.jpg


ネオスでは今後も、最先端のテクノロジーを活用したAI事業を通じて社会におけるDX化を支援してまいります。


<テクミラホールディングスについて>
【商 号】テクミラホールディングス株式会社
【本 社】東京都千代田区神田須田町1-23-1 住友不動産神田ビル2号館
【上場市場】東京証券取引所 スタンダード市場 (証券コード:3627)
【代表者】池田 昌史
【U R L】https://www.tecmira.com
【グループ事業内容】
◆ライフデザイン事業
知育・教育、健康、FinTech、キャラクター等におけるデジタルテクノロジーを活用したサービスとソリューションを提供
◆AI&クラウド事業
AIチャットボットやクラウドアドレス帳サービスなどのSaaSやAWS等を活用したTechソリューションを提供
◆IoT&デバイス事業
通信デバイスの開発・製造や関連したプラットフォーム・アプリの開発を通じて、モノとインターネットを融合した価値を提供

<ネオスについて>
【商 号】ネオス株式会社
【本 社】東京都千代田区神田須田町1-23-1 住友不動産神田ビル2号館
【U R L】https://www.neoscorp.jp
【代表者】池田 昌史
【事業内容】情報通信サービスおよびソフトウェア、コンテンツ開発

※記載されている社名、製品名、ブランド名、サービス名は、すべて各社の商標または登録商標です。
※Microsoft、Azure は、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

【関連画像】

障害福祉サービス事業所等お問い合わせチャットボット利用イメージ【OfficeBot】について

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