大和文化会 公開講座「卑弥呼とヤマト王権‐古墳時代の大和を考える‐」の開催について
@Press / 2024年9月26日 14時0分
近鉄グループホールディングス株式会社の文化事業である「大和文化会」では、2024年12月7日(土)に公開講座を銀座ブロッサム中央会館(東京都中央区銀座)で開催します。
第一部では、奈良県立橿原考古学研究所の岡林孝作先生を講師にお招きし、「倭王のイメージ-古墳と王権-」という演題でご講演いただきます。第二部では、桜井市纒向学研究センターの寺沢薫先生を講師にお招きし、「纒向遺跡とヤマト王権-私の邪馬台国論-」という演題でご講演いただきます。
詳細は別紙をご覧ください。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/411371/img_411371_1.jpg
岡林 孝作 先生
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/411371/img_411371_2.jpg
寺沢 薫 先生
■大和文化会について
「大和文化会」は、近鉄グループホールディングス株式会社が運営する文化事業で、奈良大和路の歴史・文化を紹介することを目的に、年度会員制の文化講座を首都圏で開催しています。1940年、近畿日本鉄道株式会社の前身である大阪電気軌道株式会社および参宮急行電鉄株式会社両社の東京出張所(現、東京支社)が、大和の歴史地理を勉強する「通俗地理歴史會」を発足させ、1947年、名称を「大和文化会」に改称、現在に至ります。
別 紙
【大和文化会 公開講座】
1.開催日時
2024年12月7日(土)12時40分~16時00分(開場12時00分)
2.開催場所
銀座ブロッサム 中央会館(東京都中央区銀座2―15―6)
3.内 容
テーマ『卑弥呼とヤマト王権‐古墳時代の大和を考える‐』
(1)第一部
講演 12時40分~14時10分
「倭王のイメージ‐古墳と王権‐」
奈良県立橿原考古学研究所 学術アドバイザー 岡林 孝作先生
(2)第二部
講演 14時30分~16時00分
「纒向遺跡とヤマト王権‐私の邪馬台国論‐」
桜井市纒向学研究センター 所長 寺沢 薫先生
4.募集人員
900名(申込先着順)
5.参加費
お一人様2,000円(大和文化会2024年度会員は1,500円)(税込)
※参加費の払い戻しはいたしませんので、予めご了承ください。
6.応募方法
下記宛まで電話にてお申込み下さい。その後、郵便払込取扱票をお送りいたしますので、
参加費をご入金ください。入金確認後、入場券をお送りいたします。(振替手数料はご負担願います)
7.電話申込締切日
2024年10月28日(月)17時30分まで
※定員になり次第、締め切らせていただきますので予めご了承ください。
※電話申込後にお送りする郵便払込取扱票での入金締切日は11月22日(金)となっております。
8.お客様お問合せ先
近鉄グループホールディングス株式会社 東京支社「大和文化会」事務局
TEL:03―3212―2051(平日9時30分~17時30分)
9.その他
都合により講師、演題、講演時間の変更がある場合があります。
《岡林 孝作先生プロフィール》
1962年大阪府生まれ。筑波大学大学院博士課程歴史人類学研究科中退。博士(文学)。1990年奈良県立橿原考古学研究所入所。1993年交換研究員として中国西北大学(陝西省西安市)に派遣(1年間)。2020年奈良県立橿原考古学研究所副所長(兼)附属博物館館長に就任。2023年より現職。主要発掘調査に、下池山古墳、黒塚古墳、ホケノ山古墳、2006年の文化庁による高松塚古墳の発掘調査などを担当。専門は日本考古学。とくに、葬具・埋葬施設の検討を通じた、古墳時代における葬礼の復元的研究。近年は、桜井茶臼山古墳などを対象に、大和の王陵級古墳の実態解明に取り組んでいる。
主な論文・著書は、『古墳時代木棺の棺内空間利用と機能』『日本考古学』第42号(日本考古学協会2016年)、『古墳出土の釘に付着した材組織の観察から見た木棺の用材利用法と棺構造の復元的研究』(奈良県立橿原考古学研究所2018年)、『古墳時代棺槨の構造と系譜』(同成社2018年)など多数。
《寺沢 薫先生プロフィール》
1950年東京都葛飾区生まれ。1973年同志社大学文学部文化学科(文化史学専攻)卒業。1976年奈良県立橿原考古学研究所入所。第15回濱田青陵賞受賞。2011年桜井市纒向学研究センター所長に就任。現在、奈良大学文学部非常勤講師、奈良県立橿原考古学研究所特別指導研究員・企画運営委員などを務める。専門は、日本考古学。おもに弥生時代全般とヤマト王権の成立に関する考古学的研究を行う。また、国家形成論、都市形成史、東アジアとの比較文化史的研究(とくに農耕文化や祭祀、イデオロギーに関わることなど)にも取り組む。
主な著書は、『王権と都市の形成史論』(吉川弘文館2011年)、『弥生時代国家形成史論』(吉川弘文館2018年)、『弥生時代国家論-国家はこうして生まれた-』(敬文舎2021年)、『卑弥呼とヤマト王権』(中公選書134)(中央公論新社2023年)など多数。
参 考
大和文化会の概要
1.沿革
1940年、近畿日本鉄道株式会社の前身である大阪電気軌道株式会社および参宮急行電鉄株式会社両社の東京出張所(現、東京支社)が、大和の歴史地理を勉強する「通俗地理歴史會」を発足させ、1947年、名称を「大和文化会」に改称、現在に至る。
2.活動内容
・年度会員を対象に年6回(2024年度)の講演会を実施
※現在活躍中の歴史、考古学、美術史、文化などの専門家による講演
・会員以外の方も参加いただける「公開講座」(講演会)を開催
(最近の公開講座)
2022年度 「飛鳥・藤原京の歩き方」
阪南大学教授 来村 多加史 先生
「聖武天皇と光明皇后」
京都女子大学名誉教授 瀧浪 貞子 先生
「平城京の食卓を復元する-長屋王もオンザロック?-」
公益財団法人元興寺文化財研究所所長 田邉 征夫 先生
2023年度 「蛇行剣から在銘刀剣へ-富雄丸山古墳の発掘につけて-」
阪南大学教授 来村 多加史 先生
3.会員数
約800名(2024年度)
4.大和文化会事務局
〒100―0005 東京都千代田区丸の内2―5―2 三菱ビル7階
近鉄グループホールディングス株式会社 東京支社 TEL:03―3212―2051
以 上
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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