「事実婚」を選択する婚活者が増えている理由とは?結婚相談所マリーミーが結婚に関する最新の見解を発表
@Press / 2024年10月16日 10時0分
累計1,000組以上の成婚実績を持つ結婚相談所マリーミー(株式会社エムエスピー、本社:東京都渋谷区、代表:植草 美幸)が、「結婚」に関する最新の見解を発表いたします。
【結婚相談所マリーミー】 https://marrymeweb.com/
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/411968/LL_img_411968_1.jpg
結婚相談所マリーミー代表 植草 美幸
■結婚相談所でも「事実婚」が増加
結婚相談所では「成婚」という言葉をよく使いますが、この「成婚」とは、「入籍」のことではありません。「成婚」とは「これから二人でやっていく」という覚悟をそれぞれが決めることですので、ご本人の希望で婚姻届を出さずに事実婚を選択される方々もいらっしゃいます。
最近は、当社でも、事実婚を選択する方が増えてきました。全体の5%程度が事実婚を選んでいる印象です。
<パターン1:再婚者>
事実婚で一番多いのは、どちらかが再婚者の場合です。「お子さんがいて苗字の問題がある」「財産の問題がある」などのご事情を抱え、タイミングを見計らいたいと希望されるパターンが多く見受けられます。また「今後の長い人生を支え合って生きていけることが重要で、籍にはこだわらない」という方もいらっしゃいます。
<パターン2:キャリア女性>
キャリア女性においては、初婚でも、「苗字を変えたくないので事実婚を選択します」という意思をお持ちの方が少しずつ増えてきています。
現在の日本では、入籍すると9割以上の妻が夫の姓を名乗っていますが、女性が社会進出して共働きが主流になったことで、妻側の負担が大きいことも明らかになってきました。特に医師や研究者、起業家の女性は、名前が変わると不都合が多いですし、女性の方が高収入になると法律婚による配偶者控除のメリットもありません。その結果、「名前を変えてまで入籍したくない」という考えに至るようです。
■「事実婚」と「同棲」は全く違う
「事実婚」に対する偏見で、「どうせすぐに別れるだろう」というような意見をよく見ますが、「事実婚」は「同棲」とは全く違います。同棲は結婚の約束をせずに同居している状態であり、同居人と大差がない間柄で、お互い別々に住むより都合がいいだけという場合もありますから、別れに至りやすいのは当然です。
ですが事実婚の場合、戸籍上の入籍をしていないだけで、結婚している夫婦と間柄は変わりません。両者が結婚の意志を確認し、結婚観のすり合わせをし、両親親族への結婚の挨拶をするなどの筋を通したお付き合いのケースがほとんどですから、別れやすいかどうかは婚姻関係のある夫婦と大差ありません。婚姻届を出すかどうかの違いだけで、生活する二人としては何らかわりないのです(また手続きをして、住民票上、「夫(未届)/妻(未届)」の表記にしている方もいます)。特に結婚相談所にいらっしゃる方が事実婚を選択される場合は、上記の意思確認や結婚観のすり合わせ、親族へのご挨拶などをきちんとされます。
<実例(1)>
ある研究職の女性が、「論文に名前を残すため、男性姓に変えたくない」と希望しました。相手の男性に「仕事上のデメリットや負担が大きいから」と交渉した結果、籍はしばらく入れないことに決まりました。豪華な挙式もしましたが、当面籍はそのままで、もし子供が生まれたら、法律婚をするか考えるそうです。
<実例(2)>
海外駐在員の女性と、国内外に転勤の可能性がある会社員の男性が事実婚を選択した事例もあります。もともとお互いに、「今の仕事を続けながら伝統的な結婚をするとなると、乗り越えることが多すぎる」と思っていたのだそうです。それでもこの不安定な時代に、自分らしくいられるパートナーが欲しい、それにピッタリの相手を見つけたいと考えていたので、いつか不便が出れば法律婚を考えようと誓い合っていました。
■事実婚を解消するカップルの特徴
ただ、事前に向き合い切れておらず事実婚を選択した場合は、解消になるケースもあるようです。当社で成婚される場合にはありませんが、再婚希望で来られた経験者に話を聞くと、「条件をのまないと一緒にいられないと思った」「実際に何年か暮らしてみたら、いずれ籍を入れてくれると思っていた」とおっしゃっていました。
そういった、一方が我慢する関係性は対等ではありません。そういうことがないように、成婚前には、法律婚と全く同じように、二人でじっくりと向き合って、家事の分担・お金の話・将来の働き方・子供を望む場合には子育ての分担まで、詳細をしっかり話し合いながら縁談を進めていく必要があります。
これからも結婚相談所マリーミーは、時代に合わせた婚活をサポートしていきます。
◆結婚相談所マリーミー代表:植草美幸(うえくさ・みゆき) 経歴
恋愛・婚活アドバイザー、株式会社エムエスピー代表取締役。
1995年、アパレル業界に特化した人材派遣会社・株式会社エムエスピーを創業。そこで培われたコーディネート力と実績を活かし、2009年、結婚相談所マリーミーをスタート。
以後15年間にわたり、ラジオも含めて年間約2,000人にアドバイスを行い、業界平均15%と言われる成婚率において、約80%の成婚率(※)を誇る。著書も『ワガママな女におなりなさい(講談社)』など多数。
(※) 成婚退会者数÷全体退会者数で算出。2022年1月以降の統計における成婚率は82%。
●結婚相談所 マリーミー https://marrymeweb.com/
●植草美幸オフィシャルブログ https://ameblo.jp/miyureia/
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
この記事に関連するニュース
-
婚活5年・93キロ31歳が結婚相談所で「衝撃の変身」 カットとメイク、アドバイスでこう変わった
東洋経済オンライン / 2024年12月29日 9時51分
-
「じつは離婚歴があって…」バツイチだと伝えるタイミング&コツを婚活アドバイザー植草先生が伝授♡
美人百花デジタル / 2024年12月22日 21時0分
-
“妻が不倫に走りやすい夫婦”の特徴。「専業主婦」と「共働き」で大きく分かれる価値観。「物足りない」と思われる夫の例も
日刊SPA! / 2024年12月19日 15時48分
-
「毒親のせいで婚活が上手くいかない…」婚活アドバイザー植草先生からの愛の鞭!
美人百花デジタル / 2024年12月8日 21時0分
-
『ザ・ノンフィクション』で大反響の男性が結婚!結婚相談所マリーミーが「熟年婚活」成功ポイントを解説
@Press / 2024年12月4日 9時30分
ランキング
-
12025年の景気は「緩やかな回復が持続」…経済評論家・塚崎公義氏が予想
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2025年1月2日 9時15分
-
22025年 日銀「次の利上げ」はいつ? 「市場との対話」の改善は
日テレNEWS NNN / 2025年1月2日 15時0分
-
3米建設支出、11月は前月比横ばい 集合住宅が急減
ロイター / 2025年1月3日 2時36分
-
4子どもの遊びに必要な「主体性」と「無意味性」 目的がないからこそ身に付く能力
東洋経済オンライン / 2025年1月2日 11時0分
-
52025年「日本企業が直面する」3つの"本質的問題" ビジネス現場で増える「厄介な問題」解決法は?
東洋経済オンライン / 2025年1月2日 10時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください