「京セラロボティックサービス」がユニバーサルロボット製のロボットに対応開始
@Press / 2024年10月23日 10時15分
京セラ株式会社(本社:日本、代表取締役社長:谷本 秀夫、以下:京セラ)は、AIと3Dビジョンを活用し協働ロボットを知能化する「京セラロボティックサービス」が、協働ロボットのリーディングカンパニーであるユニバーサルロボット(本社:デンマーク、日本支社:東京都港区、代表:山根 剛、以下:UR社)の協働ロボットに対応しますのでお知らせします。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/414071/img_414071_1.jpg
UR社製協働ロボット × 京セラロボティックサービスのイメージ
2023年11月から京セラが提供を開始した「京セラロボティックサービス」は、AIと3Dビジョンで協働ロボットを知能化し、活用シーンを広げるサービスです。
従来のルールベースのプログラムでは作業させることが困難であった不規則作業や変種変量生産の現場において、外部環境を認識し自律的に動作を生成することで、協働ロボットによる自動化と省人化を実現します。
一方、UR社は協働ロボットのリーディングカンパニーであり、グローバルで延べ9万台以上を販売しています。リーチと可搬重量が異なる協働ロボットの製品ポートフォリオを展開しており、プラグ&プロデュースで使えるエンドエフェクタやソフトウエア、アクセサリー群でサポート(UR+エコシステム)しています。ユーザーは用途に応じたロボット・システムを自身で構築し、柔軟に運用することができます。
このたび、「京セラロボティックサービス」がUR社製ロボットに対応することで、これまで困難であった不規則な作業においても、AIと3Dビジョンで外部環境を認識し、自律的に動作を生成するサービスにより対応が可能となります。これにより、UR社製ロボットをご利用のユーザーに対し、UR社の販売代理店や認定インテグレーターを通して、新たな自動化・省人化など、さらなる工程の効率化を提供してまいります。また、AIモデルの生成やロボットの自律化プログラム作成については、京セラのAIエンジニアおよびロボットエンジニアが全て行いますので、自社でAIやロボットを扱った経験がない場合であっても、AI技術を活用したUR社製協働ロボットの導入が可能です。
両社は、今後ともお客さまの実現したい作業に合わせた協働ロボット・システムの提供を通じ、生産性向上に貢献すべく、さまざまな業界でのロボット活用を推進してまいります。
■京セラ ロボティクス事業部 事業部長 森田 隆三氏コメント
これまでも、弊社の京セラロボティックサービスをご検討いただいているお客さまから、UR社製ロボットへの対応を要望する声が多く上がっておりました。このたびユニバーサルロボットさまのご協力とご支援の下、同社製ロボットへの京セラロボティックサービスの提供を開始できることとなりました。協働ロボットのリーディングカンパニーであるUR社製ロボットに対応することで、UR社の販売パートナーさまを通じてより多くのお客さまに弊社サービスを提供し、不規則作業や変種変量生産の現場での人手不足解消と業務効率化に貢献してまいります。
■ユニバーサルロボット 日本支社代表 山根 剛氏コメント
京セラロボティックサービスがUR社のロボットに接続できるようになったことを心よりうれしく思います。自動化のニーズは多様な業界で年々増加しており、私たちは協働ロボットの特長を生かして、従来のロボット・システムでは難しかった自動化の実現に努めてまいりました。しかし、不規則な作業や多品種対応が求められる現場では、技術的な課題から自動化を断念したユーザーも少なくありません。こうした課題に対処するため、AIを活用した自律的な動作生成のニーズが高まっています。このたびの京セラとの連携を通じて、新たに自動化の提案が可能となることで、当社のミッション「自動化をあらゆる人に、あらゆる場所で」の実現に一歩近づけると確信しています。
今後とも、より多くのお客さまに自動化のメリットをお届けできるよう、取り組んでまいります。
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プレスリリース提供元:@Press
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