アリオンジャパン株式会社、危機管理産業展(RISCON TOKYO)2024にてIoT衛星通信装置『TYTOシリーズ』を初公開
@Press / 2024年10月22日 11時0分
アリオンジャパン株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:朴 容範)は、2024年10月9日から10月11日までの3日間、東京ビッグサイトで開催された「危機管理産業展(RISCON TOKYO)2024」において、携帯型衛星電話および自社開発のアンテナ一体型IoT衛星通信装置『TYTO(タイト)シリーズ』を初公開しました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/414301/LL_img_414301_1.jpg
アリオンジャパン
アリオンジャパン株式会社は、2014年に設立された衛星通信の専門企業であり、総務省の認可を受けた電気通信事業者です。低軌道移動衛星通信サービスおよびIoTベースの衛星通信ソリューションを提供しており、特に災害時にも信頼できる通信機器の開発を目指しています。現在、イリジウム衛星ネットワークを活用した多様な通信サービスを展開しています。
今回の展示会では、携帯型衛星電話および自社開発のアンテナ一体型IoT衛星通信装置『TYTOシリーズ』を展示しました。この装置は、地震などの自然災害により地上の通信網(固定電話、携帯電話、インターネットなど)が使用できない場合に、衛星グローバル移動通信ネットワークに接続し、通話、SMS(ショートメッセージサービス)、インターネット通信を安定的に提供する非常用通信装置です。アンテナが内蔵されているため、いつでもどこでも途切れない通信が可能であり、災害時にも信頼性の高い通信手段を提供します。
■『TYTOシリーズ』について
『TYTOシリーズ』は、特に災害時にドローンを運用するメーカーから大きな注目を集めました。その理由は、イリジウム衛星通信の特性(地上から780km上空を周回する66基の移動衛星により、36,000km上空でサービスを提供する静止軌道衛星と比較して、低遅延で低電力通信が可能)にあります。TYTO装置をドローンに搭載することで、ドローンの運用範囲が大幅に拡大し、実際の位置追跡やデータ交換がリアルタイムで可能になります。また、遠隔地においてもドローンの制御が可能となり、高価なドローン装置をより安全かつ効率的に運用できるようになりました。
特に、搭載可能な重量が限られているドローンには、アンテナとバッテリーを含めてわずか88gの超小型装置『TYTO 2』が注目されました。また、ドローンと地上間でのリアルタイムの写真データ交換を求めるドローンメーカーには、IP通信が可能な『TYTO 100』が高い関心を集めました。
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TYTO 2
『TYTO 2』は、ドローンに搭載できる超小型一体型衛星端末であり、アンテナとバッテリーを含めてわずか88gです。Bluetooth通信を通じてスマートフォンと連携し、世界中どこでも位置情報の共有や双方向のテキスト転送が可能です。特に、AES暗号化機能をサポートしており、機密情報のやり取りが必要な官公庁や軍機関からも高く評価されています。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/414301/LL_img_414301_3.jpg
TYTO 100
『TYTO 100』は、Wi-FiおよびBluetooth通信をサポートし、イリジウム衛星ネットワークを利用したIP通信が可能な装置です。最大ダウンロード速度88kbps、アップロード速度22kbpsでデータの送受信ができ、ドローンと地上間でのリアルタイムのデータ交換や、長距離からのドローン制御を必要とするメーカーから高い関心を集めています。この製品により、ドローン運用の効率性と安全性が大幅に向上します。
アリオンジャパン株式会社は、今回の展示会を通じて、災害対策用通信装置の普及と、災害復旧に必要な他の装置とのIoT連携を通じた効率化を目指しました。さらに、国内衛星通信市場での立場を確立するとともに、今後はアジアおよびグローバル市場においても衛星ベースのIoT通信ソリューションを拡大する計画です。
製品に関するお問い合わせや詳細な情報は、アリオンジャパン株式会社の公式ウェブサイト( http://www.arion.ne.jp/ )をご覧ください。
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プレスリリース提供元:@Press
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