「ブルガリアンローズ」「シャクヤク」にシュワン細胞を介した神経の活性化と保護および肌の修復を促す効果を発見
@Press / 2024年12月17日 11時0分
ノエビアグループは、自社農場「北海道暑寒別岳パイロットファーム( https://www.noevir.co.jp/about/farm/ )」で有機栽培した「シャクヤク」が、神経のシュワン細胞から分泌される成長因子を増加させ、肌の修復力を高めることを発見しました。
さらに、「ブルガリアンローズ」と「シャクヤク」を組み合わせることで、相乗的にシュワン細胞から分泌される神経栄養因子を増加させ、神経の炎症を抑制することを明らかにしました。「ブルガリアンローズ」と「シャクヤク」の組み合わせにより、神経がすこやかに保たれ、肌の修復力がさらに高まることで、ゆらがない美しい肌へ導く効果が期待できます。
この研究成果の一部は、2024年9月15日から16日にかけて開催された「日本生薬学会第70回年会」で発表しました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/418838/LL_img_418838_1.jpg
「ブルガリアンローズ」と「シャクヤク」のシュワン細胞を介した効果
【研究背景】
~神経を維持するシュワン細胞と肌の関係に着目~
ノエビアグループでは、スキンケアの心地よさを伝える肌感覚や神経に関する研究を行ってきました。肌の神経は感覚情報を伝えるだけではなく、美しくすこやかな肌を保つ上でも大きな役割を担っています。
中でも特に、神経細胞を支えるシュワン細胞に着目しました。シュワン細胞は神経をすこやかに保つために重要な役割を果たすだけでなく、肌の機能維持に関係することが近年の研究により明らかになっています。こうした知見に基づき、ノエビアグループでは、シュワン細胞と肌の関係に着目した研究に取り組みました。
【研究成果】
1. シュワン細胞が肌の修復を高めることを確認
肌の神経細胞を支えるシュワン細胞は神経をすこやかに保つだけでなく、肌の機能維持に対しても重要な役割を果たしています。肌の傷を模したモデルにシュワン細胞を培養した培養上清(※)を添加すると、肌細胞の修復力が高まることが確認されました。これにより、シュワン細胞が肌の修復を促す因子を分泌することが示唆されました。
※培養上清:細胞を培養液の中で培養した際に得られる上澄み。細胞が分泌した因子が含まれる。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/418838/LL_img_418838_2.jpg
シュワン細胞による肌の修復力
2. 「シャクヤク」がシュワン細胞から分泌される成長因子を増やすことを発見
シュワン細胞が分泌するさまざまな因子のうち、成長因子が肌の修復を促すことが近年明らかになっています。シュワン細胞からの成長因子の分泌を促進する有用な植物を探索した結果、自社栽培した暑寒別産「シャクヤク」に特に高い効果が認められました。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/418838/LL_img_418838_3.jpg
成長因子の量
シャクヤク
学名:Paeonia lactiflora Pallas
科名:ボタン科
属名:ボタン属
白や紅色の美しく高貴な花を咲かせる。
根は古くから生薬として鎮痛や婦人薬、肌疾患など幅広く活用されている。
自社農場「北海道暑寒別岳パイロットファーム」
https://www.noevir.co.jp/about/farm/
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/418838/LL_img_418838_5.jpg
シャクヤク
3. 「ブルガリアンローズ」「シャクヤク」の組み合わせが神経の活性化・保護効果を高めることを発見
また、シュワン細胞は神経栄養因子を分泌することで神経細胞の成長や再生を促進させ、神経を活性化することが明らかになっています。シュワン細胞に「シャクヤク」の抽出物を添加した結果、神経栄養因子の増加とともに高い抗炎症効果が認められました。さらに効果を高めるために有用な植物成分の組み合わせを検討したところ、「ブルガリアンローズ」と「シャクヤク」の組み合わせにより相乗的に神経の活性化・保護効果が高まることが分かりました。これにより、神経への作用を通じて伝達がすみずみまで届くことで、すこやかな肌を保つことが期待できます。
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/418838/LL_img_418838_4.jpg
神経栄養因子の量/炎症性物質の量
ブルガリアンローズ(ブルガリア産のダマスクローズ)
学名:Rosa × damascene
科名:バラ科
属名:バラ属
7~8万枚もの花びらから得られる精油はわずか1gという稀少価値をもった花香の女王。
ブルガリア共和国の首都ソフィアから東に約200km、“バラの谷”で栽培され、毎年5月中旬から6月にかかる開花時期に初夏の朝日が昇る前から1輪1輪手摘みで収穫している。
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/418838/LL_img_418838_6.jpg
ブルガリアンローズ
【今後の展開】
「ブルガリアンローズ」と「シャクヤク」を組み合わせることでシュワン細胞の機能が高まり、神経がすこやかに保たれ肌の修復力が高まることで、ゆらがない美しい肌へ導く効果が期待できます。この研究成果は今後の基礎化粧品の開発に応用される予定です。
ノエビアグループは、企業ポリシー「自然を科学する」のもと、創業以来培ってきた独自の植物研究と最先端テクノロジーの融合による高機能化粧品の提供を通して、化粧品がもたらすQOLの向上を目指してまいります。
<ノエビアのこだわり>
https://www.noevir.co.jp/about/
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
【関連画像】
この記事に関連するニュース
-
【ノエビア】最高峰スキンケアシリーズ「スペチアーレ」より、ノエビアで最も多くの美容成分を配合した高機能美容液を発売
PR TIMES / 2024年12月16日 13時15分
-
脳梗塞慢性期に対する再生医療等製品HUNS001の第I/IIa相治験「RAINBOW2a研究」を開始
PR TIMES / 2024年12月1日 16時15分
-
Dクリニック東京 「アクティブエイジング細胞再生外来」を新設 老化の原因である“細胞の減少”に着目し、特許技術「リニューロ(R)治療」を取り入れた「自己由来幹細胞点滴」を提供
PR TIMES / 2024年11月29日 10時0分
-
男女600人に聞いたアーモンドミルク利用実態調査 アーモンドミルクを利用する頻度が高い人は、機能を実感し、アレンジを楽しんでいる!~専門家に聞く“冬に嬉しい!アーモンドミルクを摂る理由”&“ホットレシピ”を公開~
@Press / 2024年11月28日 13時0分
-
スキンケアラインの長期間使用による肌状態の改善および肌悩みの軽減を確認
@Press / 2024年11月28日 11時15分
ランキング
-
1外環‐成田の最短路「北千葉道路」の計画が一歩前進! “起点JCT”から伸びる区間に動きアリ 今どうなってる?
乗りものニュース / 2024年12月22日 12時12分
-
2年金の「もらい過ぎ」に要注意! 年下の妻が手続きしないと「100万円」以上を還付しないといけない可能性も!? 注意が必要なポイントを解説
ファイナンシャルフィールド / 2024年12月22日 2時20分
-
3「フレッシュネス」チキンに"もも肉"使うプライド クリスマス時期の「チキン難民」を狙う戦略
東洋経済オンライン / 2024年12月22日 9時0分
-
423日にも協議開始 ホンダ・日産
時事通信 / 2024年12月22日 19時12分
-
5「ドイツ旅行のコスパ最強ホテル」実は東横INN!? 実際に泊まったら「日本人には最強仕様」…でも違いも?
乗りものニュース / 2024年12月22日 11時12分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください