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第3四半期はスマホ販売数量が3%増に ー世界のスマートフォン販売動向および今後の見通しー

@Press / 2024年12月5日 11時0分



 GfK/NIQ Japanは、世界主要約60ヶ国における小売店販売実績データ等をもとに、世界市場規模相当に拡大推計した2024年7-9月のスマートフォンの販売動向および今後の見通しを発表した。


【概要】


・2024年7‐9月の世界スマートフォン販売数量は前年比3%増と上半期に続きプラス、低・高価格帯が牽引
・2024年は前年比微増、2025年は前年並みの販売数量を予測


画像 : https://newscast.jp/attachments/gKYgFUEbVIBhMRb3E2nt.png


画像 : https://newscast.jp/attachments/ibUpNDX6nM3wFCwXnRuZ.png


【スマートフォン販売動向】


7-9月の世界スマートフォン販売数量は前年比3%増で、1-6月に続きプラスの推移だった。上半期と同様に市況回復により一部の新興市場が伸びをしめしたが、先進市場は前年並みから微減の推移で、地域差が見られる。価格帯別では引き続き低価格帯(USD-250)が市場全体を上回る伸びで、新興市場のみならず多くの地域で伸びが見られた。高価格帯(USD500+)も市場全体を上回る伸びだった。一方で中価格帯(USD250-500)は前年を下回り、且つ他の価格帯よりも弱い推移が続いている。物価高や高金利により可処分所得が圧迫されるなか、中価格帯から低価格帯へ需要がシフトしていることが推測される。


【今後の見通し】


2024年10‐12月は下落幅の縮小が進んだ時期との比較となるため1-9月と比べて前年比の鈍化が想定されるものの、2024年は前年比微増の予測だ。2025年は先進市場を中心に消費の回復による追い風を想定する一方、これまでの伸びが大きい新興市場は反動で伸長率の見込みが厳しくなり、現時点で2024年並みの販売数量を予測している。しかし米国の政権交代による影響など不透明な要素も多く、引き続き注視が必要となる。


GfK SIMAについて (Supply chain & Industry Market Analytics)


 GfKのPOSパネルは世界最大規模であり、約60カ国・1,700万点以上の製品と10万社以上の販売店のデータを収集しています。GfK SIMAではGfKのPOSパネルに加え、マクロ経済などの外部要因を考慮した販売動向分析・予測を行っており、POSパネルにより最新の月次・週次販売速報をもとにした毎月のアップデートのご提案が可能です。市場全体に加えて主要部品の動向についても分析・予測を行い、半導体やディスプレイ関連などサプライチェーンの部材産業向けに情報提供をしております。UWBといった切り口も検討可能です。対象製品はスマートフォン・テレビ・PC/タブレット・完全ワイヤレスイヤフォン・ウェアラブルデバイスとなります。


その他のプレスリリースはこちらから : https://nielseniq.com/global/jp/landing-page/japan-pr-and-insights/




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