マドンナやサンダーキャット、ルカ・グァダニーノら世界中のアーティストたちが語る、BRUTUSの「わたしが知らない坂本龍一。」特集が発売!
@Press / 2024年12月11日 11時15分
株式会社マガジンハウス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:鉄尾周一)が発行するカルチャー誌『BRUTUS(ブルータス)』は、2024年12月16日(月)に「わたしが知らない坂本龍一。」特集号を発売します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/419817/LL_img_419817_1.jpg
表紙
■あなたの知らない坂本龍一の姿を捉えた一冊に
2023年3月28日に惜しまれつつ逝去した坂本龍一さんの日本初となる最大規模の展覧会『坂本龍一|音を視る 時を聴く』が、2024年12月21日から東京都現代美術館で開催されます。この展覧会は、坂本さんが存命中から計画されていたものであり、様々なアーティストと協働した数々のインスタレーションが見られ、中には新作も発表されます。言わば、“最新の坂本龍一”を体験することができるのです。そんな坂本さんの知られざる姿を捉えるべく、『ブルータス』は彼と深い親交を持っていた世界中のアーティストたちにインタビューを実施。マドンナ、サンダーキャット、フライング・ロータス、ルカ・グァダニーノ、バリー・ジェンキンス、そして岡村靖幸……。
公私にわたり付き合いを深めた彼らの証言を集めることで、坂本さんの人柄や音楽への向き合い方、仕事の流儀など、さまざまな一面が見えてきました。
■世界中の才能が語る“わたしだけが知っている坂本龍一”
アーティストに愛されるアーティストだった坂本さんは、無数のクリエイターたちと関わってきました。マドンナやサンダーキャットをはじめとする音楽家、ルカ・グァダニーノやバリー・ジェンキンスなどの映画監督、名和晃平や真鍋大度といったアーティストなど…。分野や年代もさまざまな彼らは、坂本さんとどのような会話を交わし、何を受け取ってきたのか、彼らしか知らない“坂本龍一”を求めて、世界中でインタビューを実施しました。
■坂本龍一を“今”体験できること
亡くなってからも新作が発表されたり、新規プロジェクトが進行したりと、常に更新され続けている坂本さんのクリエイション。坂本さんの蔵書を集めた住所非公開の図書空間「坂本図書」や日本未上陸のMRコンサート〈KAGAMI〉、そして坂本さんの知的財産を共有すべく動き出したプロジェクト「sakamotocommon」など、最新情報を詳しく深掘りします。さらに、2025年の開業に向け準備中という、坂本さんの新しい音楽スタジオをミュージシャンの岡村靖幸さんに訪ねてもらい、坂本さんが残した音楽機材に触れながら思い出を語ってくれました。
■2つの特別付録
特別付録の一つは、全9ページに及ぶ「坂本龍一大年表」。作品を発表した1970年代から2024年まで、音楽・美術・映画・出版と、坂本さんのほぼ全仕事をまとめた年表を作りました。さらにもう一つの特別付録が、15人の写真家が自ら選んだ写真集「わたしが撮った坂本龍一」です。ニック・ナイト、アルバート・ワトソン、操上和美、富永よしえなど、坂本さんを撮影してきた著名な15人の写真家に、ベストショットを選んでいただきコメントを寄せてもらいました。
■brutus.jpでも特設サイトを開設!
今回の特集に合わせ、『ブルータス』の公式ウェブサイト「brutus.jp」に特設サイトを開設しました。ここでは、本誌に載せきれなかったインタビューの全文を公開した新規記事やオリジナルの動画コンテンツ、特集内でも紹介した坂本さんの最新情報をまとめ、随時公開していく予定です。さらに、12月21日から開催される『坂本龍一|音を視る 時を聴く』の特別なコンテンツもお届けします。本誌と合わせてお楽しみください。
URL: https://brutus.jp/special/sakamoto/
■編集長コメント
坂本さんは、これまで3度も『ブルータス』の表紙を飾ってくれました。古くは、1984年に刊行した100号記念の「南米通信」特集。アマゾン川を大蛇とともに小舟で渡る坂本さんが表紙を飾り、ジャングルの奥地にあるオペラハウスでピアノを弾く姿が見られたりと、とてもメモリアルな一冊です。その後も、アルバム『async』発売の直前にロングインタビューを実施させていただき、そのお話から一冊を作り上げた特集『はじまりの音楽』(2017年)など、坂本さんは『ブルータス』にとって、とても特別な存在でした。亡くなられてからも、何かご一緒できないかと考えていましたが、展覧会の開催というタイミングで坂本さんを深掘りした特集を作ることができ、とても嬉しく思います。
マドンナから思いの詰まったメールが届いたり、LAで行われた映画『Opus』のプレミア上映会で語られたバリー・ジェンキンスとフライング・ロータスの対談を収録できたり、岡村靖幸さんと完成前の坂本さんの新しいスタジオを訪ねたりと、特別な取材を数多く実現できました。坂本龍一というアーティストがいかに世界中で愛されていたのか、慕われていたのかを改めて感じ、そしてそれぞれの作品に込められた思いについて考えを巡らせる機会となりました。コアな坂本龍一ファンはもちろん、これから知りたいという方にも楽しんでいただけるような、保存版ができあがったと思います。坂本さんの音楽を聴きながら、どうぞお楽しみください。
田島朗(ブルータス編集長)
〈商品概要〉
●掲載誌 :BRUTUS(ブルータス)
●出版社 :株式会社マガジンハウス
●特集名 :「わたしが知らない坂本龍一。」
●発売日 :2024年12月16日(月) 一部発売日の異なる地域があります。
●特別定価:930円(税込)
●全国の書店、コンビニエンスストア、ネット書店で販売
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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