コベルコシステム、ノーリツのスマートファクトリー実現を支援 ~ダッソー・システムズの「DELMIA Apriso」導入で製造オペレーション管理を強化~
@Press / 2024年12月17日 11時0分
コベルコシステム株式会社(本社:神戸市灘区、代表取締役社長:瀬川 文宏)は、株式会社ノーリツ(本社:神戸市中央区、代表取締役社長:腹巻 知)のスマートファクトリー化に向けたダッソー・システムズの製造オペレーション管理(MOM/MES)ソリューション「DELMIA Apriso」の導入を支援。2024年10月にテスト運用、2024年12月から本格運用を開始し、安定稼働を確認するに至りました。当社はノーリツにおけるスマートファクトリー実現を引き続き支援していきます。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/420472/LL_img_420472_1.png
導入イメージ
ノーリツでは、中期経営計画「Vプラン26」の一環で、ものづくりDXに必要とされるITインフラの整備を推進しています。MES領域においては、将来の自働化ラインへの準備と現行ラインの原価改善が必要となっていました。
今回、コベルコシステムは、ノーリツの基幹システム導入から保守運用業務のアウトソーシングまで幅広く支援してきた知見および信頼関係を活かし、製造オペレーションに関わる情報を統合管理するMESプラットフォームとしてダッソー・システムズ社が提供するDELMIA Aprisoを提案、導入を支援しました。
今後は、ノーリツにおける当DELMIA Aprisoを活用したスマートファクトリー化の実現を支援していきます。
当社は、今回の事例を活かし製造業のお客様のスマートファクトリー化をはじめとしたものづくりに関する課題に対し、トータルでの支援を実現していきます。
ダッソー・システムズが提供するDELMIA Aprisoは、製造業向けに開発された製造実行システム(MES)および製造オペレーション管理(MOM)ソリューションです。製造管理だけでなく、在庫管理・品質管理・保全管理・従業員管理の製造現場の全ての作業を包括的にサポートし、業務の連携と可視化を図ることで、生産性の向上とコスト削減を実現します。リアルタイムでデータを収集・分析する機能により、迅速な意思決定を可能にします。さらに、グローバルな展開にも対応し、ERPや当社設計系プラットフォームと連携しながら複雑なサプライチェーン、エンジニアリングチェーンの効率的な管理をサポートします。
■導入により期待される効果
DELMIA Aprisoの導入により、以下の成果が期待されています。
・トレーサビリティ強化による品質向上
製品シリアルNo.と部品のシリアル・ロットNo.の紐付け、設備装置や検査ログの紐付けも行い、異常発生時(市場・部品・設備異常)のロット追跡が可能。不良品の削減と製品品質の安定化を図ります。
・BOP適用による原価低減
BOPを用いて工程予実(作業時間・リソース・単価)管理を行い原価の適正化を図ることでコスト削減を推進します。
・継続的に拡張可能な自働化基盤の構築
生産設備や自動搬送装置との連携でMESを中心とした自働化工場の実現により、生産力強化を目指します。
■担当者のコメント
株式会社ノーリツ プロダクツ統括本部 生産本部 生産企画部 部長 鈴木 亮太氏は、以下のように述べています。
「ノーリツは前中期経営計画Vプラン23で、ものづくりDXの全体構想を定め、現中期経営計画Vプラン26では生産革新への戦略投資も明確に宣言し、ものづくりDXに必要とされるITインフラを着実に整備してきました。MESには将来の自働化ラインへの準備と現行ラインの原価改善が要求され、DELMIA Aprisoはそれに応える柔軟性の高いプラットフォームとなります。大規模システムにおいては社内経験も少ないアジャイル開発にも取り組み、効果の最大化と開発の最大効率化を実現すべく日々活動しています。コベルコシステム様には継続したご支援をお願いしたいと思います。」
本プロジェクトのPMを務めたコベルコシステムの遠藤 順一は、以下のように述べています。
「本プロジェクトで、PLMから連携されるBOP情報(工程順序、作業内容、使用部材、設備等の製造プロセスのマスタとなるもの)を軸に、設計、製造、品質データからなる生産現場の情報を一元管理できるようになりました。これにより、トレーサビリティ強化だけではなく、設計変更や製造条件変更発生時の製造現場へのスムーズな情報伝達を実現することができました。
製造原価の適正という観点ではBOP情報を活用したより精度の高い実績取得が可能となり原価低減のサイクルの加速が期待されます。
本MESシステム導入は、ノーリツ様のスマートファクトリー化に向けた第一歩です。今後はお客様のスマートファクトリー実現に向け、お客様と共に更なる製造DXを推進していきます。」
■コベルコシステムについて
商号 : コベルコシステム株式会社
事業内容 : ビジネスシステムの設計・開発・保守・
ネットワークシステムの設計・構築・運用・
アウトソーシングサービス・コンサルティングサービス・
システム機器の販売・保守・パッケージソフトの開発・販売
本社所在地: 兵庫県神戸市灘区岩屋中町4丁目2番7号 シマブンビル
代表者 : 代表取締役社長 瀬川 文宏
資本金 : 400,000千円
設立 : 1987年7月1日(コベルコシステム株式会社に商号変更)
URL : https://www.kobelcosys.co.jp/
■ノーリツについて
商号 : 株式会社ノーリツ
事業内容 : 温水空調・厨房分野を中心とした
住宅設備機器の製造、販売、サービス事業
本社所在地: 兵庫県神戸市中央区江戸町93 栄光ビル
代表者 : 代表取締役社長 腹巻 知
資本金 : 20,167,000千円
設立 : 1951年3月
URL : https://www.noritz.co.jp
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